春飯所望
2014年 04月 02日
チコの運動量ががたっと落ちた。それとともに食事量が落ちた。カリカリはそれまで食べていたものをとっかえひっかえ出しても、ほとんど口にしなかったりして、絶対量が減ったので缶詰ではなく、パウチものに切り替えたが、それも一時食べた銘柄が見つかると、すぐにほとんど口を付けなくなる。
今日は、某学部の先生のチームとミーティングを終えた後、鰤専門店に場所を移してミーティングの続きとなった。ブリのモツは以前食べたマグロのモツよりもやや薄くソフトな感じだったが、見かけは、陸生獣類とほとんど区別がつかない。生臭くはなく、もちろんほんのり魚の味はする。
感動したのは4月だけ、手に入る精巣の焼き物。ブリなどの精巣は、スーパーでも時々目にして、好奇心の強い私は購入するお食い方がわからず、卵巣のように生姜ぶち込んで煮物にしたが生臭いだけで家族の誰も口にしなかった。
「一番美味しい食べ方」として鮮度の良い物であることはもちろんだが、精巣をミディアムレアで焼き物にして食べるというのを初めて知った。上手く焼けると焼き面は箸で簡単に外れて、そのままひっくり返して10秒火入れで口に放り込む。濃厚かつ生臭くない、あと引く味で、凄く美味しかった。