コシジロヤマドリはのヤマドリ一亜種だが、南九州に分布するこの亜種の♂は、見事な赤色の羽毛と目の覚める腰の白色の羽毛が特徴。天敵に位置特定されにくいドラミングは、羽を打合せて出しているだけなのだが、ものすごい大きな音がする。機能としてはオスの繁殖戦略におけるテリトリー防衛、示威行為なのだが、よく出来ている。 どうでもいいことだが、顔が隠れてしまっているが、キャッチライト入りの目が覗いていて、Webでの画像検索で出てくる画に比べて、色彩の見事さはよく出ているので、ちょっとニンマリしている。 遺伝子汚染的にもいかがなものかという猟友会に寄るヤマドリ放鳥は、本種との交雑を機会を増やすわけだが、宮崎県では県鳥ということも有り、この亜種に限った保護増殖事業(繁殖と放鳥活動)が行われていて、効果を上げている模様。それも地域のメタ個体群の遺伝的な検証とかの必要があるが、県鳥故、放鳥式典とか県のイベント化しているのは、何となく分かる。 シロハラは、奄美大島で冬期のマングースの餌となり、移入個体群を支えている餌生物の最有力だとよく言われるが、住宅地内侵入して園芸ネットから出られなくなったり、iPhoneで撮影できるほど距離が詰められたり、うっかり者だというのは何となく分かる。獲物としてはちょろいというのは、ヒヨドリのようにあまり集団化するほどは常在していないので、さらにハンディがあるということかもしれない。
鳥の胸の羽毛モフモフフェチという方々がおられるのもなんとなく分かる。猫のモフモフとはまたちょっと趣が異なる。基本、バードウォッチャーではないので、私の鳥写真は本当にメモ程度なので念のため。
というわけで、こういうエントリタイトルを着けるものの、アイザック・モフモフ博士が来日したとき、あちこちで楽しそうに鳥モフをやっていたとか、みたいなトキメク話ではない方向の、いつものテキストを画に添えてエントリは終わるのであった。