皮付きのイノシシ肉が手に入って2食目。薄く切ってミミガーみたいな感じにして炒める。
最後は生姜醤油で味をつける。まあ,癖が強い獣肉向きだが,このイノシシの捕獲と肉の処理は技術の高い人がされているので,全く癖がない。
子どもたちも皮ごと食べるのも慣れた。一瞬で消える。幼獣の肉'marcassin'の方が最近は癖がないので好まれるというが,雌雄個体と処理次第で,その辺の豚肉より,獣臭や癖のない肉を普通に食べることができる。
こっちは,かなり皮の部分が大きい。カレーにすると決める。一旦塩で揉む。
皮が確かに歯ごたえがあるので,圧力釜で煮込むことにしたので,肉は細かくは切らない。
ガラムマサラを刷り込む。
ぶつ切りの野菜も肉と一緒に加えて,デミグラスソースを加えたスープで圧力釜で煮込みおわった後でカレールーと合体させる。パスタにドカンとかけて昼食。おまけにポーチドエッグを乗っけた。
圧力釜を使うと時間短縮と,素材がプリプリに柔らかくなるし,まあ一種のオートクレーブ(加圧滅菌器)なので,じゃがいもなどのカレー材料やジビエ系素材において,滅菌効果が上がって翌日口にするのを前提にする場合,良いような気がする。
皮の部分がゼリーのように柔らかくなる。毛の部分,気にする人は皮付きではないようにして渡すが,見てくれから好みが分かれるので,この部分の美味しさを知っていても,気を使われる人の場合,皮付きの方で良いかどうか確認してくる。
このカレーは,最近食べた中では,最高だったと末っ子が言った。私もそう思った。