改めて Merida CROSSWAY BREEZE TFS 100Rというエントリクロスバイクについて

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 書いておきたいことは、シンプルな剄動開発のためのプロセスとシンプルに人を倒す拳を身につけるプロセス。そして、GPSがあっても山岳地帯で、平地なら1分もかからず移動できる100m四方の範囲で、簡単に死亡フラッグが立つ理由、過去のInvasive speciesの導入と現代生態学との関係などなど。だけど、今、ここで書いているのは、MeridaのCROSSWAY BREEZE TFS 100Rというクロスバイクの話。
 一見、何の変哲もないエントリーモデルだ。三次元成型異型断面アルミフレームは、TaiwanメーカーMerida社の誇る得意技で、そこは標準的なレベルだが、リアは7速でShimano製とはいえ廉価なパーツ、ルック車と同じスプロケットではないボスフリーだし、チューブも仏式バルブではなく、ママチャリと同じ英国バルブ、VブレーキやクランクもShimanoではない。いろいろ微妙なところだ。

 同じエントリクロスバイク競合品のGiantのEscape R3はやや高めの値段帯で8sで仏式バルブ、ブレーキやレバー、ディレーラなど、少しずつ上位のパーツが使われている。この辺りは、市場での評価や販売実績にそのまま影響している。ただ、素の100R が、日常の足として使っていて悪いバイクかといえば、そんなことはなく、素うどん的な魅力はあるし、重量も含めルック車とは一線引かれるべきクロスバイクモデルではあると思う(まあ、英式バルブで、ボスフリー7SとTEKTROのVブレーキというのは、アップグレードにおいて、ホイール、シフター、ブレーキと根本的にカネがかかってしまうわけで、見劣りがするのは否定出来ないけれど)。
 私にとっては最初の、今どきのバイクで、子どもたちも乗れるようにとジオメトリーもそれ用に選んだが、結果的に自身の自転車いじりの学習用、入門用の機体となった。

メリダ(MERIDA) クロスバイク CROSSWAY BREEZE TFS 100-R パールホワイト 46サイズ

メリダ

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 このモデルを学習用にとしたのは、まったく偶然だった。当時、ボスフリーもスプロケットも、英式も仏式も、シフターもディレーラーもディレーラーハンガーも、クランクもBBも、ヘッドパーツもドロップハンドル用のシフターとクロスバイクのそれも、スポークもホイールの振れ取りも、何一つ知らなかった状況だったわけで、購入も専門店ではなく、市井の自転車屋さんでやや高めの値段設定のまま勧められて購入という状況だった。誰でも最初の一歩はあるけれど、我ながら、よくぞそこから一応一通りのことを学んで、クロスバイクの改造だ、MTBフルサス造るぞ、次はシクロクロスだなんて組みまくったと思う。ほんの2年前だ。
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 さて書きたかったことはここからなのだが、CROSSWAY BREEZE TFS 100Rは、面白いことに、フレームにリアディスクブレーキが装着できるユニバーサルマウント用の取り付け部分が最初から付いている(上図の*で示した)。キャリパーブレーキも着けられないことはない仕様になっている。無論、フロントフォークはVブレーキ用だが、そっちもキャリパーが着けられないことはない感じ。
 そんなものを利用してエントリモデルをわざわざ変態改造する人間は普通は居ないわけで、ほとんど無駄なコストのような気もする。GiantのEscape R3の上位モデルのRX3ですら、ディスクブレーキどころかキャリパー着けてドロップハンドル改造などできるはずもない仕様なのだが、それは当たり前の話。製品の完成度やトラブル防止を考えれば当然だ。

R)Giant(ジャイアント) ESCAPE RX3(エスケープ RX3) クロスバイク 2015年 Mサイズ

Giant(ジャイアント)

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 リヤに160cmローター対応のディスクブレーキが100Rのフレームにあっさり着けられることに気がついて、私には一つの改造の目標ができた。フロントフォークにもリモートロックアウト機構のあるサスペンションフォークに替え完全なディスクブレーキ仕様にすることだ。ここに穴があるからといって、ディスクブレーキ仕様にしても強度的に問題ないかどうかは、Meridaに問い合わせてはいない。基本、自己責任だが、その存在の経緯も含めて、現状、私には不明である。エントリを上げる以上、確認しておきたかったが、すぐ上の上位機種には、フレームシェイプがほとんど同じのディスクブレーキ仕様のリジッドフォーククロスバイクモデルがあるので、フレームを共有しているか、同等のテクノロジーで作らえていると考えて問題無いならば、このマウント穴は、ことさら首を傾げるようなものではないのかもしれない。

 一般により高額なシクロクロスやグラベルクロスというクロスロード対応のカテゴリーでもフォークはリジッドだが、末っ子のMTBを借りて走った結果、都市空間やグラベルなどいろいろ想定外の道路状況を走るには、やはり、フロントフォークはサスペンションの方が便利でストレスフリーなのではないかと思ったりしていた。入門に近いシクロクロスを組み立てて、そのレベルでも、ポテンシャルの高さに驚いた今でも、そう思う。走る道の状況が明確でなく、入り込む道がはっきりしていない場合、サスつきクロスバイクのお気楽さはありがたいなと思うことがある。
 MTBでもナイナーは速度は出るが、MTBでは巡航速度を上げようとすると限界があるし、重さを感じる。普段舗装路を走るとすると、ちょっと大仰だ。なぜ、クロスロードを前提にしたクロスバイクで、サスペンションフォークを持つ亜種がないのだろうと訝しんだわけではない。ともかく、そういうバイクがほしいと思ったのだ。

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ところが、思ったとおりのロックアウト機構付きディスクブレーキ対応のサスペンションフォークを、これまた偶然にも都市空間ではクロスバイクにサスペンションフォークだ、という私と同じ考え方の方から譲っていただいた頃、Merida Englandの販売モデルの中に、まさに、その仕様(ディスクブレーキ仕様のサスペンションフォークをもつ700Cクロスバイク)の製品(CROSSWAY 100 GENTS)を見つけていた。型番から見るとエントリーモデルだ。それで、ああ、と思った。まさかフレームを日本向けのTFS 100Rと共有はしていないだろうけど。
 因みに、Meridaのクロスバイクで、上級モデルはディスク仕様のものは普通にある(ただし全てリジッドフォーク仕様)。
 日本販売モデルにはないサスペンションフォーク付きのハイブリッドバイクを見つけて、「なんだ、あるんじゃん。」と思った。自分の発想は特別変態的なものではなかった。当時の私の気持ちは「自分は勘違いしていなかった。ラピュタは本当に有ったんだ。」ぐらいのところ。そして、それはまごうこと無く「ハイブリッドバイク」とカテゴライズされていた。遠回りしたのか、コストを最少で、欲しいものを手に入れていたんだなと思った。とは言っても、ボスフリーから8sスプロケット・前後ディスクブレーキ対応のホイール(どうせ標準装備のものは英式バルブ用ではあるのだが)とチューブとタイヤ、シフターやブレーキも最終的に油圧ディスクにするまで、それなりのパーツの選択と安価な中古部品中心の入手とは言え、コストが掛かったことも確かだ。

追記1ー久しぶりにMERIDAのサイトを見に行ったら、2017年モデルからCROSSWAY COMFORTというモデルがラインアップに入っていた。いつからかは気づかなかったが、ロックアウト機構付きサスペンションフォーク、ディスクブレーキ、リア8sとこれがそのものだと思う。フレームは、最近良く見るクロスロードよりのロードのフレームっぽくて、ドロップハンドルにしたらGiantのAnyroadっぽくも見える(見えないか)。

追記2ー可変ステムといい、カチカチのリジッド感を前提に気合い入れてターマックを疾走するような仕様ではなく、もっとラフに乗りこなせ、ポタリングにも振ってあるモデルではあると思う。私の改造経験から言うと、お買い得だと思う。個人的には油圧ブレーキに替えて改造終わりで他に投資できて良いモデル。タイヤが40Cになっていて、ディスクブレーキと相まってグラベルやギャップのある都市空間でも神経質なブレーキワークが必要ない。ディスクブレーキインストールされた太めのタイヤという方向性は、ドロップハンドルクロスロードでも提案されているが、今後、流行らないかなと思っている。Giantのお膝元の台湾ではAnyroad人気で、原理主義的なバイク乗りが日本ではオピニオンリーダーに多いからというわけではないと思うが、そういうムーブメントは生じにくいのだけれど。

追記3ー久しぶりにMERIDAのサイトに行ってみると、このエントリクロスバイクもCROSSWAY BREEZE TFS 100-Rの方はスプロケット8S、CROSSWAY 100-Rの方はボスフリー7sとなっている。定価は同じなので混乱する。
 GiantのEscapeにもボスフリー7sとスプロケット8sが混在するみたいだし、販売系列やフレーム以外OEMなど色々あるのかもしれない。ちょっと注意が必要。

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 ともあれ、ここまでの使用でフルブレーキをしてもフレームに不安を感じたことはない。ロードバイクも今後ディスクブレーキ仕様が増えると思われるが、キャリパーとディスクでは、フレームの設計がまったく違うので、適当な位置に穴ポコを空ければいいという話ではない。繰り返すが、確かに穴はあるけどあくまでディスクブレーキ仕様への改造は「自己責任の元に」ではある。それでも、現在、Vブレーキのメリハリのない挙動でもなく、ワイヤードディスクのローターを捩る片ピストンでもない、対抗ピストンの油圧ブレーキのロック寸前まで攻められる節度感は、本当に雨の日なども不安が少ない。ロード乗り、特にカーボンリムの高級車に乗っている人には、この油圧ディスクブレーキの効き方とのギャップは凄まじいので、交互に乗ったりしていて、特に雨の日などでは、リスクが半端ないことも明記しておきます。
 安いバイク言うには中途半端だし、その出自から間違っても高級クロスバイクではない。それでも、ジオメトリーもう少し大きめで同じ100Rのフレームが手に入ったら、最初からもう1台作りたいと思っているくらい気に入ってる「カスタムハイブリッドバイク」ではある。
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 ずっと生活車として使い、状況次第でパーツのグレードもちょびっとだけ上げ、そしてある時、修理も限界となり寿命を終える。カメラもそうだが、最高グレードのものを所有しなくても道具として十分な働きをするものを使い倒す。道具としては理想的である意味幸せなチャリンコ生活だと思っている。
 籠は確かに邪魔だが、荷物は最低限搭載できたほうが良い。数キログラムの軽量化のために大金を投じるクラスのチャリンコだと、わざわざ重いパーツを追加するような矛盾に耐えられないけど、エントリモデルは生活車として使って全く気にならない。

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 それでもBBとクランクは、二年目を超えて、もう少しマシなものに換装したい。大仰なことはしない、チコと青空工房でちょいちょいとやる。そうなると、フレームとステムとハンドル、シートポストとサドル以外は、オリジナルは何も残っていないことになる。フレームのみで多少グレードの高い中古パーツで1台組むのと変わらないが、消耗される期間の分は使って元をとっているから、まったくの無駄ということでもない。ないと思う。ないんじゃないかな。。。。まあいいやないの。

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Commented at 2016-05-12 11:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by complex_cat at 2016-05-13 23:00
鍵コメ様、
ぜひ拝見したく、詳細の方、よろしくお願い申し上げます。
Commented by jinsei_rarara at 2016-05-15 01:00
おいしい焼きそばができそうですね(^O^)/

今のところ安全運転のようですが
こちらではお巡りさんのチェックが厳しいみたいです。
C-cさん、ムチャぶり(スピード、逆走、5人乗りなど)
はダメですよ。

どーかつかまりませんように( ;∀;)
Commented at 2016-05-15 10:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by complex_cat at 2016-05-15 18:17
鍵コメ様、
先ほど拝見しました。
ありがとうございます!
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by complex_cat | 2016-05-10 22:28 | My Tools | Trackback | Comments(5)

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