旧跡 チャリブラ 猫


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 市内中心部に近いところにある豊受稲荷神社。オオイタビに取り巻かれ、屋根にヒトツバが繁茂し、廃墟直前みたいになっていて、実際に名称が残っているとは思っていなかった。逆に目を引く。
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 中はこんな具合になっている。この手が使えるなら、猫の焼き物を並べて猫神社造れるなと思った。基本的に、お稲荷さんがなぜいつから狐なのかということについての、絶対的な理由があるかどうかという判断は結構難しい。古代、中世の夜の暗闇の中で、小型哺乳類を、明確に庶民が区別していたか微妙である。個体を捕獲していた猟師でない限り、現代人も、目撃情報を聞いていると簡単ではないなと思ったりする。
さて、さて、猫と狐の区別も、調べていくとあやふやなものになっていくことについては、こちらのブログに詳しい
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 市内中心部を通過して帰宅するときに偶然見つけたものだが、今時は、マップ含めいろいろ検索できる。検索できるが、ここが、なぜ今こういう状態になっているかについては、流石に分からなかった。
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 NHK大河ドラマ『真田丸』は、Twitterでも人気だが、我が家でも久しぶりに大河ドラマというものを視聴している。大河の妙な悲愴感や、大上段に振りかぶってこれぞ歴史大河的な硬直したしかめっ面っぽい演出もなく、面白いと思ってみている。優等生してればいいだろみたいなのとは路線の違う作品だなと思う。同じ三谷作品の歴史ファンタジードラマ『ステキな金縛り』的な力の抜けたボーク寸前のチェンジアップみたいなものも感じる。
 で、脱力系伝説として、豊臣秀吉の三男。秀吉の側室であった淀殿(茶々)の第二子、大阪城落城とともに自刃した豊臣秀頼の墓がこっちにあるという話があって、ついでに寄ってみる。
 こういうどんな道を走るか分からん市中観察には、ハイブリッドバイクが最高! ライディングポジションも観察に楽だし、ちんたら走っていても何ら問題がない上に、クロスロード的に使うにはサスペンションフォークはストレスが少ない。
 で、表示を探しまくってそこから表示板の通りの距離を測って到着したところは、奥まった人の家の敷地内。

 こうやって改めて改造しまくった油圧ディスクと9sのディレーラとこリモートロックアウト内蔵のサスペンションフォークのMerida 100TFS改を見るとBBークランクがそろそろいじりどきかなと思う。というか、フレーム以外、ハンドルバーとそれぐらいしか、オリジナルの部分が残っていない。
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 最低限の解説がある。詳しくはWikipediaの豊臣秀頼生存説に譲るが、当時も、上田秋成の「胆大小心録」、平戸に来ていた英国商館長コックスの日記、平戸城主松浦静山の書、当時のわらべ唄(「花のようなる秀頼さまを、鬼のようなる真田が連れて のきものいたり鹿児島へ」)など、生存説に絡んだ話はちょこちょこ有ったようだ。歴史トンデモで有名な源義經ージンギスカン説より多少はマシか、どっこいどっこいという気がしないでもないレベル。面白いのは、「谷山犬のくれ逃げ(たんにゃまんいんのくれにげ)」という言葉が地元で残っていて、これが「毎日大酒を飲んで、町の中を暴れまわってたり、無銭飲食をくりかえしていたといい、島津公から、秀頼は厚くもてなせというお達しが出ていたため、人々は秀頼を恐れ、逃げかくれしていた」ことを指す言葉ではないかと言われてる説があるということ。
 うーん、天下人の大事な子供で秀吉と茶々に大切に育てられ、贅を尽くした生活を経験し教育も受けたはずの彼自身も天下人であったわけで、それにしてはかなり下品な長い余生の過ごし方の話しか残っていないのは、むしろ不思議に思える。秀頼の名を語ったただの酒乱のおじさんだったんじゃないのって思うのは私ぐらいだろうか。ちなみに、割り勘なのに、先に席を立って逃げ出すのを「あの人は谷山(市南部の地域名)出身だからしゃーない」みたいな言われ方をするのも、そのあたりから来ているという、記述もあるようだ。流石に今は、そんな冗談にもならない酷い決めつけは聞いたこともないけれど、偏見や差別は入れ子構造になっているので、外から見たらおんなじやんみたいなスケールでそういう表現をとかく人はしがちだ。かつては人口が少なく、人の交流も限定されるから、一人の印象が決定的な印象を与えたりすることもあるだろう。
 私が、印象に残っているのは、琉球列島内沖縄本島とその先のとある石垣、西表との間に相互にコンプレックスみたいなのがあり、更に同じ先島でも、住み着いた時期やもともとの出身から集落ごとに性格の違いを強く意識する状況だ。他には、離島で更にその離島から離れたところにある小さな島で、島の内側、内湾側と外洋側で、性格が違うと仰る方が居たという経験だ。これは、本土でも首都圏や地方との違いが過剰に暴走した感性で思い込みが強くなる人の常の別スケールの再現で、人間ってこういうのから逃れられないのかもしれない。
 でもこういうのは、人・情報の流れが加速した現代では、若い世代ほど起き得ない偏見となっていることから、偏見と言えば言葉が強いが、その発生機序としてテーマにならないかなと思ったりするのだ。
 ロシア平原の真ん中で、あちらの研究者と焚き火を囲んで家族の写真を見せ合いっこした経験などから、人間の本質部分って国や人種間でそんなに変わらなくて、むしろ個体差の方が大きいというのが私の感覚。
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 お約束で、この石標と余り見る形ではない石柱型の灯籠。
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 不格好な宝塔。こういうものの評価や扱いは難しそうだが、周辺には表示パネルがあるので、それなりに教育委員会が仕事したのか。

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 Google Mapや測距してこのポイントまでは来られるが、この奥の他所様の敷地内に入っていくのは、ちょっと抵抗がある。
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 後で気がついたが、少し離れた川の畔に伝家臣墓二基があるという場所。アパートの駐車場敷地内矢印のパネルの奥の立木の中だそうだった模様。
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 検索するとどちらの地点もちゃんとMapに出てくるから、ちょっと感心する。

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 周辺を流れる木下川、マガモのペアが居た。

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 豊臣家との絡みだと朝鮮出兵時の、military animalであった猫を猫神として祀っている神社がある。一種の軍神扱いなのだろう。

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 軍事作戦に必要な時刻合わせに猫の瞳の大きさを使ったという、ざっくりした話。

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 画像も詳細も、以前このブログエントリで扱ったが、家族全員でその後、行くとかいうこともない。南九州では茶雉(レッドタビー)の猫のことを「ヤスネコ」と呼ぶ。これも画像とともに以前のエントリでお伝えしたとおり。

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 ヤスネコは、秀吉が国内を平定して、小競り合いも戦乱がなくなり、抱える武将への褒賞に苦慮してそれを国外に求めた結果、朝鮮半島侵略戦争の軍神扱いということで、一つの歴史として。現在は、猫バカの神頼みの先になっている。太閤秀吉は、猫好きだったという逸話が若干だが伝わっているが、『真田丸』で描かれるべきというレベルの話ではなさそう。
 戦国武将から家康の天下となり江戸型の官僚サラリーマン型の武士の雇用体系までには、相当なギャップが有って、軋轢も有ったろうと想像する。

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 子どもたちが小さかった頃言った頃と違うのは、既にGoogle Street Viewが仙巌園ー磯庭園の内部まで入っていること。
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 猫神神社は入り口から入って、中央の深部にあるので、そこまではGoogle Street Viewでは見られない。


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 ヤスネコ、しかも、遺伝的に生じ難い雌のヤスネコの天然ナッチ、我が家の問題児。大きい方は頑としてトイレの中でやってくれない。チコの余り物をがっついて吐く。それ以外はいい子である。一人で爆睡している時以外は、忠犬みたいにいつもワイフにべったりくっついている。こういうところは姉妹揃ってよく似ている。
 ユッチとは、独立するプロセスの時に酷い喧嘩をやってそれ以来、猫姉妹同士なのだが、「犬猿の仲」になってしまった。

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 ついでと言っては可哀想だが、ナッチの同腹姉妹。難しそうな顔をしているユッチ。作業を邪魔するので長男の部屋閉めだされている時、私を呼びに来て、中に入れるように長男と交渉しろという。をなかなか策士である。
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 ユッチ、えらくぽかんとした顔をしている。とりあえず、家族のいるそば、というより、長男が居る所のそばに居る。居間はナッチのコアエリアなので、居心地はあまりよろしくないようで、食べ物をねだる時だけやってくる。


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 知人のところで保護された、「セブン」。戻るついでに寄った先にて。一切、人に甘える事ができない個体。ワイルドなセブン。しかしこの瞳に宿る、何かを伝えてくるものの強さ。ゆっくり彼だけと付き合って、彼が距離を詰めてくれるまで、待ってくれるような余裕のある里親が見つからないだろうか。
 我が家の耳の尖った子どもたちは、全員、大の猫嫌いなので、現状、メンバーを増やせないのが、残念なところ。で、このエントリも猫バカ日記で終る。

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Commented by oratie at 2016-06-14 13:07
フロントサスペンションはいいですよね。
僕もリバウンドを最弱にしてフワフワで乗ってます。
Commented by complex_cat at 2016-06-14 16:50
oratieさん、今使っている、ロックアウトタイプは、構造上、ストロークに余り余裕が無いのが残念なところです。
最初に付けたMANITOUのサスがストロークの粘りなどとても良かったのですが、末っ子のメリダMTBのディスクブレーキ改造用に回してそっちで使っております。
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by complex_cat | 2016-06-12 11:47 | Cat Family | Trackback | Comments(2)

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