無慈悲な夜の女王の下で

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 昨日は丁度、満月だった。久しぶりに古いレフレックスレンズminolta Rokkor 800mm/f11を取り出して、ミラーレスに装着。APSサイズミラーレスだと、実質1,200mm相当になるので、画角は対角線で僅か2.07°、水平1.72°、垂直1.15°になる。そこに月を入れねばならなくなる。で、更に、この狭い画角で捉えていると、月は結構、早足で天空を移動していくのが分かる。でも照星で大雑把に向きを合せて、微調整すると意外となんとかなる。いつもはZeiss Mutter1.4を装着して皿に望遠にしたりする。今日は省略。
 私がドタバタやっていたら、暗闇からチコが現れた。彼は家の近くで夕涼みと監視をしていたようだ。
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 これだけ余裕があると、フレーミングはそんなにシビアではない。rawで撮ったのはいつぞやのムター付で1,600mmにしたときの画があるから今日は良いやと手抜きのjpegのみ。最近現像も色々億劫になる。
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 麗しのアルテミス。そう言えば、「月は無慈悲な夜の女王」の映画化の話が有ったが、その後どうなったのか。
 SFとしては結構古典で、その結果、1974年には、あまりにも詩的なこのタイトルに感銘を受けたJimmy Webbの手により、同名のスローバラード曲が作られている。
 youtubeで'The Moon's A Harsh Mistress'検索すると、青い目のジュリー・コリンズ、映画のバラード風主題なら任せろのジョー・コッカー、TOTOがバックバンドをやっていたリンダ・ロンシュタットと70年代ビッグネームアーティストが皆、カバーを歌っているほどのスタンダードナンバーだ、というのを先程知った。とりあえず、録音、アレンジの新しい方のカバーとして、ケルティック・ウーマンのバージョンなども聴けるが、私が一番響いたのは、ノルウェー最高のジャズシンガーの一人と言われたEllen Radka Toneffのもの。


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 チコは、私と闇の中で一緒に夕涼みするのが大好き。その彼のリクエストがあまりにもはっきり伝わってくるので、それもあって、あんまり頑張って撮影するのを諦めた。

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 チコは、撮影であれ、チャリンコいじりであれ、大抵は我慢して私が何かしているのを寝転んで見ているが、夜は特に、風に当たりながら一緒に外に佇むというのを願っている。とてもささやかな願いな気がして、蚊に刺されながら付き合ったりする。本当、外の大好きな息子だ。つらつら人様と一緒に暮らしている猫の暮らしを見ていると、そういうのは、あまり見ないような気がする。彼を半自由生活させた結果だけでなく、彼の個性、彼だけの好みだと思っているがどうだろう。

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Commented by umi_bari at 2017-07-11 04:33
レフレックスレンズがミラーレスに付くんですね、バグースです。
チコちゃん、お父さんと一緒が一番嬉しいね。
Commented by complex_cat at 2017-07-11 07:48
アラックさん、このレンズはかなり以前に手に入れたものです。レックスレンズで絞りが固定だということもあって、その時点でヤシカコンタックスマウントにマウント改造されていました。最初はキスデジで使っていたのですが、ミラーレスはマウントアダプター祭になって久しく、なんでも付きますし、デジスコ並みに軽いのでマウントに負担がかからず快適です。
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by complex_cat | 2017-07-10 21:15 | My Shot Life | Trackback | Comments(2)

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