もう一つの問題として、基本的にアンテナの方向を変えていないのだが、なぜか地元のNHK FM局がほとんど入らなくなり、隣県のそちらの方をより強力に拾うようになってしまったこと。他の曲で、受信が弱めであった曲も、綺麗に入るようになったので、屋上にあげた事自体は、間違っていなかったのだが。まあ、ローカルNHK放送で強力に推している番組があるわけでもなく、地元のアナウンサーに「ペンネームcomplex cat」さんとして、葉書を読んでもらうみたいな趣味もないので、ローカルニュース以外は基本問題はないし、それなら、地元民放FM放送の方が情報量はあるので問題ない。
それと台風10号が最近ではちょっと長めの停電期間(丸一日半)をもたらして、まあ、ニュースソースとしてラジオ聴けた方がいいなと思い、電池でも作動するCDラジカセを購入した。平常時はロッドアンテナで、風呂の脱衣所に湿気除けのビニールをかぶせて使っている。
割とこの分野の安価な製品を頑張ってる東芝製だ。もちろんネットが使えればradikoアプリがあるのだが、我が家は3G、4Gとも難受信スポットで、いろいろ業者にやってもらったがアンテナ一本すらぎりぎり、結果的に、フェムトセルを置く結果となった。小さな中継基地局だが、当然停電したら使えなくなる。家を出て10mも歩けば受信できるのだが、いちいち面倒である。
フェムトセルとネット周辺機器だけでも非常用電源対策をしようかなと思っている。スマートフォンの4Gが停波することは多分ないと思うのだが、非常時に限って言えば、情報のアクセスの仕方は多様な方がいいと思う。これとは並行して、停電時の基本的に使えないと困るACデバイスについて電源対策をしないといけないと思っている。災害避難可能性は、今の住居は、死ぬほど選んで決めているので、多分ないと思うが、コロナ禍の状態で、ここでいろいろな災害をやり過ごすにしても不安要因は消しておきたい。
こちらは以前購入したTDKのFMラジオ付きBluetoothスピーカーユニット。かなり気に入っているが、すでに生産終了っぽい。FM放送は入るので、非常時これでもいいかなと思ったが、ハンドル内にアンテナ内蔵というデザインのせいか、FM感度が全然よろしくない。ラジオ機能が我が家が位置するスポットでは問題があった。それゆえの上述の東芝機購入。デザインがシンプルだし音も割と出ていて気に入っているが、嵩張るデザインで、あちこち持ち歩いたり、また屋外にぽんと置いて使うにはちょっと微妙ではある。もう少し小さくスクウェアの方がトラブルは少ないと考えたわけだ。
贅沢言わなければ結構まともな音質なので、CDなど聴いても十分だ。かつて、オーディオ評論家の長岡鉄男氏がラジカセの音を『病院の食事』と表現していた。先入観を捨てて、改めて食べてみて、また、慣れなどもあって病院の食事は思った以上に美味しいという意味であるが、これは昭和の時代の話で、現在の病院の食事は、更に進んでいて、私の観測範囲では、病院間の競争や栄養士さん、調理師さんのレベルがかつてないほど上がっているためか、かなり高いので、もっと意味が違ってくるかもしれない。ただ、このコロナ禍の経済への打撃の結果、この先、自分が享受してきた様々なクオリティやサービスが、同等のクオリティで求めることができるのか、分からない。どの分野も、倒れないように必死で当たり前の状況が今である。だから、あまり勝手なことをいうのも失礼かなと思ったりしている。
完全放電―再充電のサイクルには自動車用バッテリーは向かないので、やはり、リチャージブルに対応したバッテリー、DC-ACコンバーター、ソケット型接続端子、リチャージ機器を揃えたら、と考えると、結局これらが一台にまとまっている製品を購入した方がいいのかもしれない。 最近、アイドリングストップ付きの軽自動車のバッテリー交換のためにホームセンターで購入したけど、エネルギーが高いこともあって、結構な価格であった。自動車バッテリーは放電ー再充電型の使用には向かないが、DC-ACコンバーターが手元にあれば、省電力機器なら、車自体を発電機にしてそこから二段階電源で持ってくる手はあるなと考えている。普通に自動車用バッテリーを電気機器用に単発で使うと、エンジンを回していても負担は小さくないので。この辺りはおいおい考えることにする。
⑧照明用&人感センサーライト
まあ、あまり出掛けないで、ちまちまいろいろ庭でいじる趣味中心となると、こういうものも必要になるということだと思う。
以前のものが壊れて、少し時間が経ってしまったのだが、人感センサーライトを購入し直した。と言っても夜の作業にも困らない素のLEDライトを購入した。余計なものがついていないので、LEDの光量から言うと、非常に安い。そして、これを人感センサー付きコンセントスイッチにこれを接続することで、夜間の人感センサーライトを作って、普段はこれに使っている。
このようなやり方を採用したのには、いくつか理由がある。
・単品としての利用性の高さ。人感センサー一体型のLEDだと、夜間作業時の照明に流用できない。唯のLEDライトだとこれができる。無論、非常時には当然DC-ADコンバーター付きの蓄電池が別途必要ではある。車からDC-ACコンバータで使う方法もある。かつての、ハロゲン灯などと違って、使用電力が低いので、発熱もないし、とても楽である。
・低価格。多くの人感センサー付きLED照明よりもLED照明単体の方が高輝度でもかなり安い。完全防雨型でもそちらの方が安い。
・古くなったが、まだまだ使える人感センサー付きスイッチ(コンセント型)が余っていた。まあ、これがなかったら、ちょっと無理であった。
そして、気になったのは、現在コンセントで差し込める人感センサー付きスイッチにおいては、ほとんど選択肢がないということ。上記のものは、電気工事が前提の結線作業が必要なので、値段は安いが、電源や配線を自分でやらないといけなくなる。ほぼ壁に埋め込むのが前提だし、プロに任せるのが無難なデバイスだ。
まあ、自己責任でつなげばいいだけなのだが、基本電気工事を前提とした仕様の製品ばかりだ。パーツ極少なので、値段はそれほどは高くないけれど。
特に人感センサーを持ち、コンセントに差し込むタイプで、更に防雨タイプはほぼ壊滅状態で、1製品だけが見つかったが、かなり高額だった。侵入してくる猫対策用に、電気スイッチで起動するスプリンクラーを人感センサー付きスイッチに繋いで、使っている人のレビューに、これしか選択肢がないと書いてあったから、皆探しているのだなと分かる。ご近所に迷惑かけないようにトイレの場所を誘導したり、どこを使ってるかチェックしたり、SPという名の監視員をつけたりいろいろやった結果、むしろ他所からくる猫だけの問題にはなっている。
やたら値段が高い。私が使っているものは年代物だが、このコンセントを差し込むという部分が防雨対策的にはトラブルの元となるのは想像に難くない。PL的リスクを回避するためか、今は、この手のコンセント型の気楽な人感センサーは絶滅危惧種だということはわかった。
結果として、直接結線工事する仕様のものがほとんどである。当然、その人感センサー本体もコンセントに刺すことで使えるわけではなく直接ACに結線する必要がある。
一方で、暗くなったら通電するタイプのセンサーで気軽にコンセントを差し込むタイプの製品は、おそらくクリスマス電飾需要などで売れるのだろう、防雨型をうたっているものも、複数、製品がある。そのことと対照的である。
チコの夜の出歩きをiPhone SE2のノーフラッシュで撮ってこのくらい写るので、まあ、本当に明るい。それでも割と低感度ISOで低速シャッターで切れているのは、元々のiPhoneの仕様だ。
⑨チコ畑の収穫
いろいろ勝手がわからぬことが多く、また、ロクに害虫対策をやらなかったので、芋類以外は結構なアタックを受けた。オクラなどは害虫あまりつかないかなと思っていたら、かなりやられてしまった。
さつま芋はそこそこの収穫が続いたので、意外といけるなと思った。どれも、味的には満足したが、やはり安納芋は、本家種子島のものみたいにはいくはずもなく。彼処は一旦海底に沈んでいて、各種ミネラル分が、味に影響していると言う話もあるが、土地が違いすぎて共生菌のフローラが全然違うので無理という話もあるが、そういう整理で良いのかどうなのか。
畑の持ち主に、持っていこうと思っていたが、若干出来はよろしくないので、ちょっと悩んだ。
オクラはアオイ科らしい花が咲くので、花も楽しめるなと思った。一株が調子良く、何度も実を着けるので、これはいいなと思った。
ただ、あまり真面目に管理しなかったので、途中からフタトガリアオイガの猛襲をうける。彼らはオクラの実の表面にもアタックするので、延びる時に曲がってしまって、一部はひどい有様になった。無農薬で、収量確保できるはずもないので、次回からはもう少し真面目にやらないといけない。
大地を向いておし頂く。実をつけだすと、毎日、確保できるので、来年も植えようかと思っている。収穫のタイミングが遅れると、食べ用がない筋張った実になる。遅れ(オクレ)る数歩手前で採集しなければならないので、「オクラ」と呼ばれるようになったという故事は民明書房の書籍にも載っていない。原産国のエジプトでは、紀元前元年頃にはすでに栽培されていたという多年草の野菜である。農家の収穫期に下手な用事で、訪ねたりすると、今は止めてくれと叱られる理由がよくわかる。
油ぞー麺などに使うだけで夏野菜っぽくて彩りが良くなった。ちなみにキビスのトンガラシも今回のチコ農園からの自家製である。有害鳥獣にやられにくい作物を無意識に選んでいたが、害虫に食われることがあるのは、一重に、管理がいい加減であったからだ。
じゃがいもも、そこそこ収量があった。初心者向きだなと思った。
単純に蒸して、その後、上からチーズを振りかけて、油で炒めて焦げ目をつける。なんとなく自分で作ったものは、そのままに近い単品で味わってみたくなる。味に問題があるはずもなく、来年はもうちょっと広げようかなと思った。
ブルーベリーはささやかだが、ジャムでシーズン過ごせるほどは取れてる。比較的虫もつかずにやれているので挿木で増やす算段をしている。ブルーベリー農家ではないので、いろいろ中途半端な分だけ、手間が増え、収穫が大変ではある。