2008年‘Cat Kick, Dragon Fist ’猫拳龍腿カテゴリ


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今年は,武術カテゴリー4年目にして少し,書きためることが出来ました。これはTAKESANさんの武術エントリからの刺激,情報も大きかったと思います。深くお礼を申し上げます。ちなみに,科学論をやっておられる方は,結構武技に精通した方が少なくないと思っています。
 別に,自分のベストランキングをあちこちにTBするつもりからではなく,ここを読みにこられた人への案内サービスのつもりです。エキサイトはアクセスの多かった記事のランキングとか,関連エントリのピックアップを自動でやってくれないので,人力でということです。

近接格闘術と詠春と女性警備員
 導入は女性警備員に対する男性からの「女が戦えるはずがない」という発言を読んで起こしたエントリです。これは女性が使える武技こそ,実は,レフパワー要素(ちょっと簡単に説明しがたい難いのですが,まぁ単なる馬鹿力みたいなものがラフ・パワーでそれに対する精緻な筋肉の運用による力のこと)が多く、技に優れた優れた武技なのではないかという,私の武術上の方法論の一つに関わる問題です。
 ゲーム世界で大流行の近接格闘技のベースが南派の中国武術にあることをベースに,少し書いてみました。

フェンシング,もし戦わば
 リンク先の質問コーナーに上がっていた内容で,なぜか中国武術だけが無手という条件みたいで変なのですが,これは一般に知られる中国武術が兵器術としての面を認識されていないことによる矛盾かなと思います。剛猛な陳家太極拳も八極拳も原型は槍術を主体とする武技です。戦乱の時代に発生した中国武術の原型は,無手ではありません。
 回答を読んで、失礼ながら,あまりそれぞれの武術に精通していて書かれているように見えなかったので,自分なりに思考実験による仮想ファイトを考えてみました。コメントは,私の影のスーパー・エディターのA氏以外からは付かなかったけれど,例外的にTAKESANさんからブックマークで評価していただいたのがとてもうれしかったので,それで良しとしています。

Van HalenのPVで学ぶ北派中国武術基礎腿法
 これは,ちょっと息抜きみたいなエントリ。かなり古いロックの名曲ですが,これについて、この論を言い出すものを見たことがなかったので,フィジカルロッカー,デイブ・リー・ロスが学んでいた中国武術も含めて,楽しくかけたエントリです。

 その他,このカテゴリーには,筋力や戦闘にハンディを持った人,即ち女性や子供の使える武技,護身技術を考えることで,「使える」技そのものを検討しなおすというライフテーマにおいて,少しだけ記事を増やすことが出来た。TAKESANさんというニセ科学にも強く武術にも精通されている仮想ブログ横町上の知己も得られて,2008年,一つの成果です。個人ブログなので、来年も,まぁ,ちんたら書いていくだけですが。
 猫&ネーチャー・フォト・エッセイ・ブログとしてスタートしたときから,こんな話も一緒にやろうなんてことを考えること自体が,もの凄い天の邪鬼な人間なのですが,つぼにはまる人の中には,一度読んだら離れられない不思議な魅力があると過分な評価を下さる方もおいでなので,そのまま続けようと思っております。


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 武技に興味を覚えるようになったことについて,理由を聞かれたことはないけれど,単に私が横紙破りで,変な子供だったからだと思います。でも当時の私は,自分がそのような技に興味を持っているなどということは、恥ずかしくて表現できなかった。ほとんど隠れるようにという世界の部分で、高校に入るまで,直接的な師には遇うことはありませんでした。
 私が今のワイフと一緒になる前に付き合った女性のうち,二人はたまたまですが,性暴力の被害者で,それも、一人の方は逃れようのないもので,その場に私が居ても担いで走って逃げるぐらいしか何もできないと思ったくらい悲惨な状況の被害者でした。私自身も,男に性暴力の対象者として襲われた希有な経験がありますが,それらのことが切っ掛けだったわけではなく,その前から,カムイの飯綱落としの練習をするようなやっぱり変な子供。

 学生時代、実際に「多少心得があった」御陰で,返り討ちにして男性レイプサバイバー以前で終わったわけですが,男が男の毒牙に掛かる場合,被害者の落ち度は,どう考えても想定しにくくて回避は事実上無理なので,自己責任論は昔から嫌いです。そういうことを言い出す奴はその瞬間に金的を蹴られたらどうなんだろうと思っています。で,そういう無礼な話を浅い知識で相手がどういう直情型の人間か知らずにいきなりして,蹴られることすら想定しなかったお前が悪いと言われたら。と,これは私以上に過激だった師匠の受け売り。
 何にせよ当時の幼稚な蹴り技だったけど相手の邪な欲望を潰せて良かったと思っています。けれどもこの話は相手が凶器を持っていたり,空手の有段者でも,サブミッションの達人でもなかったので,武勇伝でもなんでもないけれど,一応,極真系の海外で活躍されていた結構な高段者の方にずっと後になって話す機会がありましたが、褒めて貰えたので手順は大筋では間違っていなかったと思います。以来,異常時にはちゃんと気配で目が覚めるという感は取れてると自らを信じることにして安眠しています。しばらくは数年に1回ぐらいの頻度で襲われたときのことを夢で見たりしましたが,その後,もっととんでもない目にあったりして,私の人生という地層の奥深く埋没していきました。毎回,夢の中でも返り討ちにしているので(というか完全にやられた先の状況は自分の想像力を越えているから具体化できないからでしょう),トラウマにはならず,克服されているのだろうと思っています。
 この話については,結果的に相手を怪我させた加害者になったわけです。何しろ,相手をこの世から消してやるつもりで蹴ったので。あ,殺意とは言いません。稽古などではそういうコントロールされた狂気は普通だったりします。じゃないとこっちが殺されかねないから。余り楽しい思い出ではないので,そのうちまとまった話として,このブログに書こうなどとは,今は思っていません。あちこち断片的におちゃらけで書いているので,勝手に見つけて拾い読みしてください。

 試合やスポーツアスリート的な世界とは,昔から無縁なので,護身を目的とするもので,ともかく,死なないことが最も重要な課題で目的。西原さんの友人,「毎日かあさん」に出てくる5人の息子さんを持つ麦ちゃん家の家訓「誰も死なない」が,私の武技の究極の目的で,達人になる必要はないと思っております。いや,今時,すぐに凶器振り回して殺そうとしたりするので、そのレベルを想定すること自体がかなり大変なのですが。

毎日かあさん 5 黒潮家族編

西原 理恵子 / 毎日新聞社


 ということで,次男には,なぜか本人が気に入ったこともあって,套路と推手と,少しずつ教え始めています。システマを研究し直して陳家の二路を再度見直して,それが,太極拳と八極拳における私の欠損部分の一部を上手く繋いでくれましたた。私の師のことを思うと,その辺に書き散らせることでないのだけれども,子供達が学ぶ前に飽きてしまわなければ,伝えようかなと思っています。

 今年の初め,彼を虐めたり,嘘をついておとしめたり、暴力を振るってきたクラスメイトは,今時の話らしく女の子だったので,金玉蹴飛ばせと教えるのが使えない(厳密に言えば会陰と肛門を繋いだ線のど真ん中の部分は爪先で蹴ることで急所の扱いだけど)ので,本当に「やれやれだぜ」なんです。でも,今時の訴訟リスクやDVでも遠慮ない女性の手による暴力が存在する時代なので,いずれにせよ,本気で護身がどうたらこうたらと言うなら,武技における「正しい技」を選択することで,自分も相手も怪我をさせないということが重要かなと思います。
 崩しや化勁は暴力を振るっているという実体からかなりソフィティスケイトされているので,出来ればそういう技を使えることが理想かなと思います。自分が歳を取ったこともあるかも知れません。

 それでも,暴力のレベルが上がれば,そんなことは言ってられないし,今年,リクエストにより私の製作したオリジナルの暗器をお渡しした女性が,二人おいでになります。今の日本を見ていると,いざとなれば,それを使う覚悟もいるかも知れないなと思うこともあります。いや,凶悪犯罪自体は減っているはずなんでこういう勝手なストーリーは良くないと思うのですが,行き場を失った悲しみや怒りが膨らみつつあるように感じる年の瀬です。
Commented at 2009-01-04 11:09 x
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by complex_cat | 2008-12-31 22:25 | Cat Kick Dragon Fist | Trackback | Comments(1)

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