猫生活1

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子供と猫の同居というのは,結構難しいところがあります。病気の問題も勿論ですが(エヒノコックスや広東住血吸虫の重汚染地域では放し飼いはやっぱり無謀ですね),子供が赤ん坊ぐらいなら猫の方に実害は無いのですが,大体が小さな子供は,いたずらをしない子でも猫を構い過ぎるし,特に女子ではお人形さんかぬいぐるみみたいに扱おうとする場合もあるので,人間に触られるのを嫌う猫になりがちです。この件については,猫の個体差や,品種による特性の差異がありますので,一概には言えませんが,何をやってもされるままにされている猫というのは,あまり見たことがありません。不愉快な気持ちをやんわり伝えるか激しく爪を立てて拒絶するかの違いはありますけど。

 我が家の場合,公陳丸は子供がどたばた遊んでいる部屋には勿論居ません。皆が寝静まった後に,ワイフのそばに来て,ゆっくり甘えます。しかし,外から戻ると,全員に体を触れてあいさつして廻りますし,構われすぎるとすっと距離をとるというお兄ちゃんぶりです。
 チコは,抱かれるのは絶対許しません。亜成獣までの頃はこの画像のように息子とくっついたりしていましたが,現在では,夜眠るときだけです。チコから来る場合はよいのですがこちらが彼のそばに身を横たえると,必ず起きて場所を移動します。しかし,家の外では,子供達と遊びたがります。近所の子でも,チコの名を呼ぶと,眠っていてもすっくと起きて出ていったりする事があります。こういった性向は,私は家の内外の出入りを自由にさせている♂猫ではよく見かけるのですが,こういった猫との暮らし方をしないとなかなか経験できないものだと思っています。木の上で鳥を見ていた猫が,名前を呼ばれるなり飛び降りて,「なに〜?」てな感じで鳴いてこちらに走ってくるのは,いつ見ても感動ものです。犬だとそれぐらい出来て当たり前だと思っているのは,ちょっとフェアーではないですけど。
 これもご近所の理解の賜です。お迎いの奥様は,猫嫌いなのですが,我が家の猫達が庭に遊びに行ったり(チコが隙を見てよそ様の家に上がり込もうとするのには,さすがに私たちの方が困っています)朝,体に触れてあいさつしたりするのは,平気になってくださいました。相変わらず猫は苦手で間違っても飼う事はないけれど,我が家の猫たちは別だそうです。
 ご近所中,猫好きの方々の鉄壁の布陣で,それが昨今では,ご近所づきあいにはとても重要で,願って何とかなる事ではないことを知っておりますので,我が家の猫たちと私たちは幸せ者だと思います。

画像は,ちょっと手振れを起こしています。勿論AFなのでこのような撮影ではフォーカスも博打です。が,気に入っております。
IXY DIGITAL 4002.8-4.9/7.4-22.2

1/1.8CCDを搭載した本機の後継機は,既に1/2.5インチとCCDも縮小し,CFも使えなくなってきていますので,本機ではPictBridgeが使えないものの,良い買い物であったと思いました。ピッチの大きさや画素子数のバランスから考えて,もしもこれが壊れたら,450かA80あたりを中古で探すことになると思います。発色や画作りはとても手堅く,マクロ時の寄りの欲求不満とシャッタータイムラグを問題にしなければ,比較的完成度の高い,良いカメラだと思います。
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by complex_cat | 2004-11-18 17:42 | Cat Family | Trackback | Comments(0)

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