マクロの庭 #2〜光る蛹他
2009年 06月 07日
隣の少年はお向かいの子ではなく,チコ「が」こっちまで連れてきて一緒に遊んでいた少年。
Canon EOS Kiss Digital X, Carl Zeiss Distagon 1:4/18 T*
ムシ屋さんの中にも生態屋が沢山混じるが,圧倒的な量のコレクターがマジョリティであるところのムシ屋さんとは,こういうところが興味のアンテナが違うのをいつも自覚する。これは,バードウォッチャーと話していても同じことを感じる。生き物はそれ自体が魅力的だから,生き物に興味を持っているといっても,自然科学の枠組みで見ると,微妙にレイヤーが違っていることもあるかもなぁ。
とりあえず,虫屋さんに聞きまくろう。
Sony α700, MINOLTA α AF MACRO 50mm 1:2.8 (32)+ RAYNOX MACROSCOPIC LENS M-250
Sony α700, MINOLTA α AF MACRO 50mm 1:2.8 (32)+ RAYNOX MACROSCOPIC LENS M-250
Sony α700, MINOLTA α AF MACRO 50mm 1:2.8 (32)+ RAYNOX MACROSCOPIC LENS M-250
追記-このツマグロヒョウモンの発光の意味については,まともな資料にたどり着いていないので,勝手に考えてみた。成虫はオオカバマダラに擬態している。いわゆる毒蝶への擬態なので,ベーツ氏擬態は折り込み済みというわけだ。で,蛹もひょっとしてと思ったのだけれど,オオカバマダラ系には似ても似つかないし,彼らは発光しない。
そもそもホタルって無脊椎動物はともかく,イヤな匂いを発するので捕食者少ないんだよね。発光する昆虫としては本家となるそっちへの擬態というのがあるかな。うーん。実際,発光する昆虫に対して蛹であろうと,まずどんな潜在的な捕食者がいて,本当に回避するのかと云うことになると,それなりの証拠が必要になるし,直感的にちょっと違うような気もする。発光器の配置がマドボタルとか似てないこともないかな。あれも,点滅しないんだよね。
Sony α700, MINOLTA α AF MACRO 50mm 1:2.8 (32)
クモに捕食されたと思われるブドウスカシバの幼虫の死体が目立つようになってきたとワイフの観察。そういえば造巣しないクサグモを今日は3個体ほど見かけた。デラウェアのマイクロハビタットの上で,いろいろなことが繰り広げられている。
Sony α700, MINOLTA α AF MACRO 50mm 1:2.8 (32)
Sony HDR TG-1
SONYのビデオには,大抵はテレマクロモードが付いているが,はっきり言って使いにくい。やたら望遠側になるので,手持ちだと手ぶれしやすくなるし,設定して撮影しようとすると何処をフレーミングしているか分からなくなる。少々ズームをいじってフレーミングを替えようとすると,テレマクロモードが解除になってしまう。そもそも設定が,メニューからなので,煩雑。良いこと全然無いのだが,マクロ撮影持つ変えると云うことをカタログに載せたいがための,妥協案みたいな変なモードだ。使い物になるかどうかといえば,多くのユーザーにとっては「ならない」と思う。
時々,「デジタル一眼レフって本当に必要なの?」というような不毛な論考が上がる。プロは相手にしないだろうけど,意外と説明するのは面倒で,そういうのは,最近ではメーカーの若い営業の人もそう思いこんでいたりしないか,時々不安になる。みんなちゃんと写真撮ってから,考えましょう。開発技術者において,圧倒的に撮影経験や撮影スキルが足りないと言われるのは,フィルム時代もそうだった。今は,少なくとも現像代というランニングコストは係らないから,写真変態の生きの良い技術者が増えてくれることを願う。
こう書いていてもPanaとOlympusのフォーサーズの進化には期待している。
そろそろ小説でも書いたら。
印税で飲もうよ。
あまりは学費にするってのはどうだっ。
文才がないのは身にしみている。小説は無理だ。
半端なネーチャーフォトと半端なテキストで,何とかならないかと,一応,この夏に某ネーチャー系エッセイストに送る予定にはしている。
彼は,自分がお前の面倒見るのは責任だと言ってくれたのだが,もう忘れているかも~。