α700は,ファインダーやシャッターフィール,インターフェイスなど基本設計が良くできており,Canon系と比べると色の分離感などでは及ばないものの,旧MINOLTAレンズのCPの良いレンズ設計にも助けられ,名機だと思います。
帰宅したのですが,A滑走路を開けてくれない公陳丸。少しストロボを焚いて撮影してみるけれど,反応亡し。
SONY α700, MINOLTA α AF 50mm 1:1.4 (32)
夜間でのオート・フォーカス性能は中堅クラスモデルということもあって,非常に良くできています。EOS Kiss系はストロボを発光させてそれによりフォーカスを合わせようとするのですが,これは,フィルム時代のEOS Kissからのやり方です。ストライプパターンのAF専用ビームを省略して,コストダウンしているわけですが,小さな子供や猫などを撮っていると,眩しがって顔を背けたりする最悪の仕様で,ファミリー向きとは思えないろくでもない方法です。でもって,最近のX3/F当たりは少しマシになったようですが,夜間撮影時のAFはKiss N/Xについては,このくらいの距離になって,こういう被写体になると,非常に苦手どころではなく,なかなか合焦せず,多くはシャッターチャンスを逃がすと考えた方が良いです。
SONY α700, MINOLTA α AF 50mm 1:1.4 (32)
上の画の等倍切りだしですが,標準レンズでF2.2で,良く合焦していますね。公陳丸は,夜になると特に黒っぽい体毛なので,AFは苦手としてますね。α700の場合,中心部のクロスセンサーの間隔がやや広めのため,美味く合焦せず中抜けになったり余計なものを拾ってフォーカスがずれたりするという癖が撮影の足を引っ張ることが多く,動体予測AFやAFの絶対速度を含めて昼間のAF性能では過去の廉価モデルのEOS系にすら及ばない部分が多々あるのですが,夜間撮影では,十分信頼できるカメラです。
SONY α700, MINOLTA α AF 50mm 1:1.4 (32)
トイレの窓に張り付いている,いつものヤモリの片割れ。どうやら彼女?は卵を身ごもっているように見えるのですが。単なる皮膚表面のパターンなんだろうか。それにしては身重のボディラインに見えるのだけれど。
SONY α700, MINOLTA α AF 50mm 1:1.4 (32)