本日のフィールド便り #2

トレーサーの真似事。シカ（幼獣）の足跡。探しているのは別の獣。

タヌキの足跡。探しているのは別の獣。次行こう。

ノアザミ，フォトジェニックで，脊髄反射で何度でも撮ってしまう。

ようやく遇えたゴミムシじゃなくて，オサムシ系。オオオサムシかな。

本日，調査サイトが一カ所，伐採で消滅していた。あっちも仕事だしこっちが調整しようとしてもどうしようもないので諦めているが，植林地だけではなく広く広葉樹林まで切られて植林地拡大をやっていたのが残念。もはやデータは取れない。捨てた。また見つけなければ。綺麗なマダケの竹藪。マダケは筍だけではなく，自家製の稲穂干し竿に使われるので，それなりに需要がある模様。寒冷紗はイノシシ除けみたいだけれど，効果あるのかな？

不思議な小降りのテニスボール様のキノコ。こういうのが，さっと種類の調べが付くと楽しいのだけれど。これ何？美味しいの？状態。

本日は気温が上がってあまりにも暑く，また日中動いていたので，蚊の攻撃にはほとんど曝されなかった。海岸近くの竹藪は，昼間でも，大群で襲ってくる獰猛なのが居る。あれが不思議。今日の調査地は全て楽だった。酷い場所では蚊取り線香と虫除けの世話になるが，必要なかった。
　フィールドワーカーのアロマは，蚊取り線香で勿論ブランド品，キンチョー。それ以外は臭いだけで効果は薄い。パフィームは，ジョンソン＆ジョンソンの虫除けスプレー。これで悪い虫はイチコロよ。
　竹藪は切り口に水が溜まると滋養物が侵出。それを栄養にして増えた微生物群が更にボウフラの餌になるので，まあ，蚊の生産場所としては良くできている。たまに細胞性粘菌が取り付いていることもあってなかなか面白い。
　蛹であるオニボウフラのシュノーケルがまるでナメクジの眼のよう。分かりにくいようでしたら，画像をクリックしてみた下さい。更に，ボウフラ共々，オニボウフラが本当はどのような格好をしているのか，しかと見たい方は，moreをクリック。一応，種は違うのだけれど「エイリアン」のファイス・ハッガーと魚を合わせたような，キメラのような。私が知る限り，昆虫の蛹の中でも，かなりショッカーな形をしているので，一応警告。

本日知ったラーメン屋さんの担々麺。胡麻の使い方が良かったのと，麺がこちらでは珍しい，角の立ったシコシコ麺だった。大変美味しゅうございました。勿論，変なものは浮かんでおりません。




種不明。ボウフラ。

種不明，オニボウフラ。