
昨日ワイフの車の下まわりの中の方に入り込んで,何処にいるかわけが分からなくなり,苦労してキャットフードで誘導して引っ張り出せたところ,チコとばったり出くわして,もの凄い勢いで逃げて消息不明だった子猫。ちなみに,意外なことにチコは怒らず。彼にとって,奇跡の相性の良い子分が現れたかに見えましたが,まぁ,ファーストコンタクトはそんなに悲惨じゃなかったというだけ。

巨大な6kgの猫を見たちび猫,次の瞬間,その開花しつつある運動能力の全てを発動させて,必死に逃走。こんな感じだったみたい。腹が減ったらしく,今回も啼きながら庭に出てきたところ,家族で見に行ったら驚いて一度逃げ出したが,腹減りには勝てず。あっさり投降。保護を求めて出てきた。抱き上げるとあっさり抱かれてきた。人間に慣れていないと思ったのは,勘違いだった。いろいろ酷い目に合っているのだろう。

こうやって撮影するとタヌキの子だかなんだかわからないなぁ。数日前,子猫の轢死体が近くの草むら横の道路で出ている。彼女の兄弟姉妹であった可能性がある。距離的に言ってもあり得そうな距離だし,コチコ仮名(カツオ)が捨てられていた場所も同じ。
チコや公陳丸の臭いを辿って我が家までたどり着いたのかも知れない。同じ眷属はモロ資源がバッティングするから危険な存在となる場合もあるが,自分が利用するのと同じ資源への道しるべでもある。結果的に彼女の命がけのサバイバルにおける判断は正しかった。そういう採餌場所のアセスメント行動は,野生動物では基本だが,なんにせよ,彼女はその小さな4本の脚でここまで歩いてきた。

さび猫で,女の子だったので,「サビーヌ(仮名)」に動物病院のカルテでは仮決め。しかし,「サビーヌ」というと,
サンドリーヌ・ボネール監督作品、映画『彼女の名はサビーヌ』という重い映画に出てくる妹役の名前か,新型アサルトライフルのフィールドテストをゴルゴ13を相手に行って彼を倒して名を上げようとした傭兵,サビーヌ兄弟(
第100巻-4「傑作アサルトライフル」)を思い出す。家族から仮名であってももう少し別の名前が良いと云うことになって,やっぱり
「わさび」(仮名)でいくことにした。侘び寂びっぽい毛色?で,丁度良いかも。末っ子が,公陳丸と同じだ!とダイリューションの毛並みのことを言っていた。よく分かるねぇ。ともかく毛並みが複雑系。

NPOの里親捜しの会へのエントリは,少なくとも1週間後のそれ以降。何しろ,この時期は,子猫が多いらしく,しばらく毎日曜日。疥癬を持っている確率が高いのと,既にコクシジウムのオーシストが出ちゃったし。

でも,保護して直ぐにコチコ(仮名)に使っていたシャンプーでワイフが薬浴させてノミを落としたし,家族5人で一部屋大急ぎで片付けて,彼女の居場所を確保。その間,面白くないので拗ねているユッチのケアなどを長男が担当。
会の方は,TVでも代表の露出度が増えて会も注目されている模様。だからかなりメンバーの皆さんは忙しいだろう。私は顔を曝せないので,今の距離で出来ることしかできない。

1回目の血液検査も終わり(FIVなどとりあえず全部ネガティブ)。5種混合ワクチン接種も終了。そのあたり,流れ作業。コチコ(我が家で保護当時の仮名。現カツオ)の御陰で家族は鍛えられました。

可愛い子ですねと,若い美女獣医先生から褒めて貰う(マスクすることで撮影,ブログ掲載許可は頂いている)。私もワイフもさび猫には,今まで縁がなかった。紋様は渋めだけれど,美しくとても綺麗な顔立ち。猫玄人?好みかな。錆猫の山葵。

ユッチは,かなり面白くない顔。彼女が最近トップを昼寝場所に使っている大型ケージが山葵用に移動されてしまったので,更にお冠。長男が一生懸命なだめていた。時々部屋をのぞき見ては,威嚇音を出していた。貴女,シェルターでは他の猫たちに散々遊んで貰っておいて・・・

ナッチは姿を見せない。公陳丸は遠目にチビ助のケージを眺めて,「またなんか来たんだぁ」ぐらいに思っている模様だが,率先的に関わろうとはしない。まぁ,猫嫌い猫ばかりの我が家で,もしもまた,家族が増える最悪の状況においては,教育係が回ったりする貧乏くじは,お猫良しの君に行く可能性が高いから賢い反応だね。アッシュ,ジタン,ナッチ&ユッチ全てを受け入れてきた彼のペースは基本的に変わらない。チコがチビで来た時のやんちゃぶりがあまりにも酷すぎたから,どちらにしてもあの時よりはマシだろうし,今更プラスαごときいかほどのものでもないだろう。

チコは,彼の防衛ラインが突破されたことに気がついているのかどうか分からないが,特に殺気立っていないようだ。コチコ(仮名)の時は,既に隔離された部屋にいることを看破して,「シャー大佐」やりっ放しだったけど,その兆候も無し。性別が違うというのがあるのか,いや,ナッチ&ユッチは未だに嫌いだから,相性かも。
しかし,子猫が一匹庭に現れただけで,予定が全部狂ってしまった。本日は,ワイフと二人で久しぶりに外出してデートする予定だったけれど,勿論,時間もなくなったし,そのデートは,猫馬鹿夫婦らしく,動物病院との往復で終わった。

辛うじて,今回の日食を金かけずに観察するものを購入。Rokkor 800mmに着けられるような紫外線,赤外線カットフィルターなんぞ,いくらするか分からないし,そもそも市販のカメラレンズ用の日食撮影用に使えそうなフィルターは,倍数の高いNDフィルターも含めて,今から発注しても無理だという話。で,割と望遠撮影がいけるのと,対物レンズの小ささを生かして,TG-1に日食観察用具ラスをくっつけることを思いつき,「デート」の帰りにカメラ屋で購入して帰る。ビクセンの技術が入っていて,おお結構行けるじゃん。
日食の年と月に保護された「わさび」。どうかラッキーレディとして良い里親さんが見つからんことを。
コチコ(仮名)関連のエントリはこちら。
「1週間限定義兄弟」
「コチコ(仮名)エントリ準備」
“Good-bye, lucky cat.”
「Lucky catその後」
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