捜秋記 #5
2009年 10月 12日
「多分しばらくずっと泣いて暮らすと思います。ペットロスになるでしょう。でも,自分も永遠に生きる分けじゃなくて,順番だから。もしそうなったとしても,そのうち,こいつの居るところに行くだけと思うし。」
いや,先に逝ってくれないと,自分が居なくなったりした後のことを考える方が,ペットを抱える人たちは苦しいかもと思う。ワイフや子供たち家族,自分の死なんぞ,乗り越えていくのはデフォだということを前提で考えられるのだけれど,猫で考えるとどうも駄目だ。ワイフや子供達は彼に伝えるすべを持たないし。もちろん,チコが義父を失ったとしたら,鬱症になるかもとか自意識過剰的な心配をしているわけではない。
ここ3日続けて,未明に,彼の戻った世という啼き声と重みで目が覚める。
警察犬のように,あるタイプの人間とは戦闘することを運命づけられている犬であっても,主人の許しがないとむやみに人を襲ったり人を咬んだりしない,むしろ人に対しては基本フレンドリーでなければ仕事に使えないわけで,私はそれが犬の本来の姿であってほしいと思っている。ロットワイラーだってドーベルマンだって,家庭犬として育てることはできるはずなのだが,そうじゃない使われ方は,少し悲しい。
何度も手術や心臓の病気の危機を乗り越え,大型犬としては随分長生きで大切に飼われていた子だった。
ペットの老老介護の話も最近はよく聞く。そうなったとき大型犬は,実際大変だと思う。
お隣の奥さんは,ファル君が居なくなった庭を,公陳丸が横断しながら,サッシ越しに目線をくれると少し寂しそうに笑っていた。
「でもね。ファルが先に逝ってくれて良かったと思うんですよ。自分が介護が必要な状態で犬とかが居る人とか,話聞いてると大変だもの。」そうですね。順番は大切。
花畑,そっちでも散歩できたりしていたら良いのだけれど。
私も家族から、にゃんちが死ぬとボケるのではないだろうかと言われています
私も溺愛していますし、向こうも私になついてくれていますから
やはり同じで先に猫のほうが逝くということを覚悟しながら
今は死別のことなど考えずに思いっきり可愛がってやる、死に別れた時は思いっきり泣けばいいかと思ってます
ただ親心としては、茶白のほうは娘が嫁に行くまで生きていて欲しいと思ってしまいます^^;
いつも更新されるのを楽しみにしてきています。
我が家の猫は、チコさんと同じキジトラ白なので、
広いエリアを自由に歩くチコの姿は、とても親しいものに感じています。また、こちらとは全くちがう風景が、とても新鮮です。
ところで、
私のブログ(猫とその周辺のまったりした記事のブログです)に
リンクさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
また、訪問いたしますので、お返事いただけたら嬉しいです。
リンクどうぞ。嬉しいです。こちらは現在,某ブックマークの不具合から,エキサイト以外のリンクのご紹介を控えております。そちらの方にご迷惑がかかるものですから。どういうことかというと,そちらの記事がブックマークすると,その表示サイトに私の所のエントリが延々と並んだ変なページが作られるのです。様子見中です。
今後ともよろしく。
私は仕事もまだ見つからず、カールを亡くして散歩も頻繁に行かなくなったせいか、今年は金木犀が咲いていることに気がつくのが、いつもより遅かった気がします。
そんなことでふっと淋しさが心をかすめたりしますが、カールが亡くなった今は以前より側にいるような気がします(笑)人間の都合なんですけどね(笑)
毛深い娘たちもシニアの年齢に入ってきましたが、3匹とも元気ですw
朝,公陳丸と話すことが多くなりました。