敢行道路上のヤクシマザルの群は,ガードレールや道路の白線が入って,全く画にならない。かつてイエローストーン国立公園のスタッフを案内したことがあるけど,サルだということだけで喜んでくれた。北米には狭鼻猿類どころか広鼻猿類もいないので,興奮してくれた気持ちは理解できた。
若い個体がするするっと落葉樹種に登ったところを撮影。珍しく一瞬掌が写る。
親から独立する羽目になったシカの幼獣の1頭がヤクシマザルの群に張り付く。群が集団で樹上の葉っぱを食べ出すときのおこぼれを狙う。別に仲良く一緒にいるというメルヘンではないのだが,意図せぬお強請り笊の固定的利用に引き続いて生じる。人為的に植栽された丘の上に立つ彼らの姿を見て観光客は喜んで写真を撮るが,この現象は背景を考えると良い状況ではない。
訓練中の
屋久島犬の子犬。出自から考えるとそう呼んで良いと思われる真性品種の個体。足が太い。やがて雄々しく有害鳥獣等の狩猟で鹿と猿を追うようになるのだろう。
おまけ画像。屋久杉の作品。屋久杉の作品では,巨大で凝った造形のものは軽く数百万することは分かるが,どのような店に置くのか,趣味はなかなか想像しにくいものが多い。今時のセンスから言えば誰得?じゃないけれど個人的には余り興味を引かれるような作品群には出遭ったことはほとんどないのだが,R&Bミュージックが鳴り響くかなりお金を掛けたうどん屋さんに鎮座ましましていた。演歌流されるよりも,こういった調度をどどどどっと配置したお店としては良いかもしれないなと思った。
おまけ画像のおまけ画像。飛唐うどん。飛び魚の唐揚げは絶品で,うどんには鯖節と飛び魚のつけ揚げがついてそっちの味もまぁまぁだったのだけれど,大都市からの観光客がメインターゲットのお店と思われるので,値段設定が私にはやや高すぎると感じた。いや,安く美味しい店を探して利用している方だが,離島では,流通にかかる経費が上乗せされて基本的には物価は高いと考えておくべきだと思う。
タイトルから脱線。
首輪が無くなり,うっすらと全身に血を付けて戻ってきた我が家のどらねこ息子。ハードな状況が増えると,いよいよ閉じこめて暮らさせる決断をするしかなくなる。
どうやら公陳丸を襲った個体と遭遇したみたいだが,チコは無傷だった。6kgの彼が本気で暴れたら凄まじいことになるのは知っているのだけれど,今回もまた首輪千切られてきたとは。で,公陳丸は,いつもの通院でみて貰う。
去勢していても我が家の耳の尖った息子たちは,どちらも武闘派になってしまったので,心配は絶えない。
チコは,ため食いをした後,私たちの身体検査が終わると,流石にかなり慎重に周りの状況をサーチして,出掛けていった。