屋久島植物スナップ1


屋久島植物スナップ1_b0060239_18404059.jpg
生物多様性の島,の植物スナップです。猿川と呼ばれる場所にある巨大なガジュマルの木。石を抱き込んでいました。周囲30mぐらいの直径の範囲内の全ての気根がどうやら全て1個体の木から出ているようです。
 うっかりもの凄く巨大なデータを貼ってしまいました。画像クリック注意です。
CONTAX 167MT, D2.8/21

屋久島植物スナップ1_b0060239_22305077.jpg
ヤクシマヤマアジサイは,雨の中,水中ハウジングで撮影。レンズ面に雨が流れたこの雰囲気の画像,降雨時もフィールド,という状況が多いので,よく撮るはめになるのですが,この花の画,自分では気に入っております。
 最後の1枚を除いて,全てIXY DIGITAL 400にて撮影。使い方の荒い私のところに嫁ぎながら,故障知らずでかなり健闘してくれているバカちょんなのですが,A1のマクロがクローズドフォーカスレベルだという事もあって,どうしてももう少しマクロ系が強いモデルが1台,欲しくなりました。そうなると,こっちはフィールド引退かなぁとちょっと残念に思います。シャッタータイムラグ以外は,許せる気分になっています。


屋久島植物スナップ1_b0060239_22364513.jpg
ヘツカリンドウの4枚花弁タイプです。これをジュウジアケボノソウと呼んで5枚花弁タイプと区別する場合もあります。屋久島のものだけが花弁が赤紫色で,黒色の斑点が入ります。本土産は,橙色っぽかったような。


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ヤクシマツチトリモチは,よくキノコに間違えられますが,ちゃんとした高等植物です。勿論,寄生生活者であるところはキノコに近いものがあります。屋久島産の本種は本土産に比べてかなり巨大です。背景にリター層(落葉落枝層)に巣くうカビの仲間が汚くぼけて写りました。このあたり,モニターで確認できないし,被写界の深いデジタルでスナップ急ぐとよく失敗します。


屋久島植物スナップ1_b0060239_22393083.jpg
屋久島らしいスギと締め枯らし植物。ヤクスギも未だ小杉の部類なので,着生植物群も小さいのですが,これが一緒に大きくなると本体を締め枯らしたりします。当初,学術関係書では「絞め殺し」植物と呼んでいたのですが,ちょっと過激な響きが過ぎるという事で「締め枯らし」に変えたと聞いております。ちなみにその代表的な種であるヤマグルマは,本土では,絶対にスギなどにも着生しません。全てが林床から生えております。このような生態の違いは,雲霧林と呼ばれる屋久島の空中湿度の高い林分の環境が効いていたと記憶しております。
 以上,撮影目的で廻ったわけでなく,大急ぎで仕事で林内を移動しながらのスナップですので,いつも思うのは,ちゃんと三脚やレフを使ってゆっくり撮ってみたいと云う事です。
Tracked from しあわせ at 2004-12-19 10:04
タイトル : 鳥の声Ⅰ
私は初めて高知県へ来た時に、この地の山林にどことなく違和感を感じました。 緑は多いのですが、山へ入っても鳥の声が少ないのです。 全ての森がそうだというわけではありませんが、 多くの森でこの「異様」な雰囲気を感じました。 理由はすぐに分かりました。高知県の森林の状態を調べてみると、そのほとんどが植林もしくは二次林で、自然なカタチで森が残っている場所が皆無に等しいのです。最後の清流と言われる四万十川流域にも、自然林の姿は稀です。鮎で有名な安田川の上流、馬路村の奥の梁瀬というところへも足を運び...... more
Commented by dojou7 at 2004-12-17 22:14 x
こんばんは。
三脚は重いし一脚は支えてないといけないし。ビーンズバッグをお勧めします。カメラが乗る程度の座布団です。中に入れるのは細かい鉛玉がよいでしょう。三脚ねじが付いているものもあります。
Commented by aperture at 2004-12-17 22:54
屋久島の降雨量の凄さは聞いていますが、水中ハウジングとは驚きです。カメラは水に弱いですからね。ニコンの話になりますが、F5だと少々の雨でも大丈夫ですが、FM2だとストロボが効かなくなったことがあります。この辺りのヘヴィーデューティさは今の一眼デジに引き継がれてるんでしょうかね。
Commented by complex_cat at 2004-12-17 23:18
dojou7さん,なるほど。ビーンズバック,探してみます。
apertureさん,何しろ,雨具着ていても体の心まで濡れます。雨と汗でぐちょぐちょで,到底カメラを使う気などにはならないのですがなんとか使っています。全天候型という事でやはりE-1か或いは水中ハウジングしかないのかなと思う事があります。レンズまで防滴というのは限られていますから。通常の4級程度の防滴タイプだと,沢でぶっこけただけで水没します。瞬間的に圧力が掛かるためだと思います。IXYの水中ハウジングは,付属のストロボのデヒューズ板が便利でボン炊きの光を上手く拡散してくれるということもあって使っています。サブ・デジを多少マクロがましで,露光モードや情報がちゃんと得られるA85に変えようかと思ったりするのですが,ハウジングごと買い換える必要があるのでちょっと迷っています。
Commented by Loka at 2004-12-19 09:57 x
complex_catさん。わたくしめの駄ブログへ、丁寧なコメントをありがとうございました。撮影機材にしても、森(被写体)にしても、とても深い見識をお持ちで、感心してしまいます。
E-1よいですね。私にはもったいない気がしますが、魅力的なカメラです。先日、E-20で撮影してみて、びっくりしました。中古のE-10も視野に入れて、E-1狙いで・・・。どこにそんなお金が・・・。あぁ。Macも・・・。
困ったものです(笑

Commented by complex_cat at 2004-12-19 10:25
このブログ,「一生態学徒のカメラ遍歴」みたいなブログにしようと思っていたのですが,どうも天の邪鬼なので,書きたいこと書いてます。煩雑な現象をシンプルに説明できるセンスがないので,コメントも,とても読みにくいと思いますが・・・・
 アグファのログで紹介した友人の写真は, Loka さんのそれと非常に共通点があります。惹かれる部分について,どこがどうと,上手く言えないのですが, Loka さんブログ,それもあって楽しみにしております。
Commented by みお at 2004-12-19 12:14 x
水中花のような紫陽花。幻想的で面白いです。巨大ガジュマルはSWCで撮りたい物件ですね。いつか行ってみたいと思います。

A85はCCDが小さくなってしまったのでA80の後継機としてはA95になりますね。ハウジングがかさばるのが欠点でしょう。
Commented by complex_cat at 2004-12-19 16:41
Lokaさんの,E-20で撮られたブログの方も見に行きました。2/3の細切れにされていない名機は,未だに侮れない性能との事ですね。
みおさん,A85のスペックを確認しました。1/2.7になってますね。有り難うございます。騙されるところでした。5Mで無くて良いのだけれど,おかげさまで,CANON製ならA95しか選択肢がない事が分かりました。書き込んでみるものですね。
Commented at 2008-11-29 16:30 x
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by complex_cat | 2004-12-16 23:01 | Nature Islands | Trackback(1) | Comments(8)

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