
里帰りして,親友宅を尋ねる。奥さんが「あたし,猫派だということに最近気がついた」そうで,ワンコ:ニャンコ=1:2になっていた。

彼の娘さんの一人は,茨城県に働きに出ていて、親としていろいろ気になることは多いようだ。職場や職場の友人たちも大切だし,本人の意思や判断もある。

東北の被災地の第一線で闘ってきて,ようやく戻ってきた友人だが、現地の救助関連の課題をいろいろ話してくれた。ここで外野としては紹介するのは控える。まあ,いかにネットで情報を集め居ようが、実戦の場に居ないと分からないことだらけだということが分かる。彼らが現場にフィードバックして行く。

子供たちは,彼の娘さんたちにずっと以前から弟分として面倒を見てもらっている。いつもにも増して、iPad二台や動物将棋で盛り上がっていた。

iPadは,確かにPCメーカーがタブレット・コンピュータを作れば良いと思っている限りは、それがあんなに売れてしまった理由は分からないかもしれないなと感じた。10インチのモノクロの画面を持ったマックplus/SE/SE30がなぜ、魅力的だったか分からなかったのと同じように。

友人は私が大学でパソコンを使い始めた時の水先案内人だったわけだが、iPadの仕事利用で現場にももって行くヘビーユーザーでありながら、マックは苦手で組んだマシンも全てWindowsマシンだというのも面白い。一方,私の方はというと,悪態をつきながらでないとWindowsは使えない人間になってしまった。
ネトゲをやりたいという長男のために、わざわざ,書斎のマシンを貸してくれた。

いつもどおり車中一泊でたどり着き、実家では1泊しか出来なかった。それでも,子供たちがいつも通り全開で実家での生活を楽しんでくれたので、ありがたかった。

短い滞在中,じいちゃんとばあちゃんのためにと、樹脂風粘土細工を作ったりしていた。
末っ子の必殺亀シリーズ、『ウサギガメ』。これで、古来からの両種間の反目は回避されるだろう。

父親は蔵書の内,中国文学,漢文関係の一部(2,000冊ぐらい目録を作ってもらったそうだ)を北京大学に送ったと言っていたので,そろそろ先のことを考えて,処分し始めたのかと思っていたら、どうもそういう気でもないようだ。