「父さん、父の日に亀の粘土作ってあげるよ.」
「おー,凄いね。」
「どんな亀かもう決まってるんだ。」
その時まで楽しみにしようと思っていたのだけれど、彼はあっさり教えてくれた。
「父さんのは,サイボーグ亀だよ。いっぱいキズ作れば,父さんみたいなサイボーグ亀だ。」
以前,
お風呂でしたこの話以来,私のバックにはサイボーグ・ブルースが流れている。
ありがとう。とても嬉しいよ。
「ほら、手と脚にちゃんとキズを入れるよ。」
設計デッサンを見せてくれた。
「お母さんのパンケーキ亀は4足歩行にしたから,お父さんのは二足歩行で良い?」
「い,良いよ。」
いきなり話が難しくなる。
で,作ってくれたのがこれ。
ついでに四足歩行のパンケーキ亀と。土人形みたいな独特の雰囲気。
で,今,彼の手元には,故あって一緒に暮らすことになったヤエヤマイシガメがいる。
亀熱は相変わらずで,3人の息子達の中では,博物学的な好奇心は一番強いかも。私も少年時代,自分で昆虫図鑑書いて遊んだりしていたのを思い出す。彼の場合,亀限定だが。
ユッチは,レンポウに来る日も来る日もスニーキングを受けて,すっかり元の細身の美女に戻ってしまった。
レンポウは,ここ三日ほど来ていない。そんなに甘い相手じゃないだろうし,ここ数日の豪雨のせいかなとは思う。
ナッチの方が,部屋猫として貫禄を見せている。姉妹喧嘩では,普段は神経質なナッチの方が,ユッチに対して圧倒的に強いのが不思議。部屋に侵入してきたレンポウ威嚇してたのも彼女だし。
最もユッチも,チコだとそんなに怒られないので、気に入らないことがあると,彼の頭をパシッと,叩いたりしている。チコも何発も叩き返すけど,基本的には喧嘩ではない。
チコは豪雨の隙間をついてパトロールに出かけて行く。背中に雨粒が乗っかっても,基本気にしてられない模様。
今日は、ずっと爆睡していたようだが,毎日豪雨が凄まじいので、特に今日が機能に比べて雨が酷かったというわけではなく、何日かにいっぺん休養日を取る感じ。ということで,後半は猫馬鹿日記で今日も平常運転。