奄美から戻るも,別のところで一泊しながらワインポイントリリーフの講義を済ませて,又,明日から別の島に渡る。
さんぴん=
ウコン茶ジャスミン茶。こっちの自販機ならでは。私の場合,黒糖酒飲んだ後の酔い覚ましによく飲む。ウコンはうっぴん茶でした。
ツルランが,咲いていた。林分周縁でよく見るので,意外と道路近くにあったりする。現状,盗掘されてなくて良かった。
クモその他,双翅目が大量に飛んでいて写りこんでいるが,撮りたかったのはオットンガエル。絶滅危惧IB類(EN)。かなり大型の蛙だ。オタマジャクシも巨大。
久しぶりに紅さんのお店による。いつもの海岸。
海,となるとこちらの南の海か黒潮のイメージで固まってしまっているのに気がつく。北海の海などをイメージできないのは,こちらにいると致し方ないかも。龍郷のリーフが連なる海は,やっぱり素敵だ。
3年もこの島に来なかったのだと気がついた。紅さんのお店は,ご主人が,ものすごい設計をしてかなり巨大なお店に生まれ変わっていた。私の顔を見たら開口一番「こうなっちゃいました。」と彼女は笑っていた。が,厨房は昔のイメージが残っていた。
焙煎も香ばしい,カフェラテ。フレッシュのなバニラ・ビーンズの香りが素晴らしいアクセント。ほんとうにここは,食べものも,飲み物も美味しい。少年が食べようとしていたでかいエビの入ったパスタが気になったが,今回は時間がないので,ちょっとお茶だけで寄った。
お江戸のフェミニンな服で売る店が,出店してきていて,こちらの泥染めと組み合わせてここでしか買えない製品も売り出しているとのこと。
その店と一体となった紅さんのお店。どちらも全て,ご主人のこだわりの設計とのこと。
飲み屋街の島猫。雨を避けていた。飼猫未満ぽい感じがした。
こちらの子は,首輪していた。知人たちのお店の様子を見に行って遭遇。
ホームセンターで普通に販売されているハブの捕獲箱。捕獲したハブを保健所に持って行くまで入れておくケースというわけだ。飼育箱ではない。ハブの捕獲装置(ハブ棒)も一緒にとったつもりが,そちらは移りがあまりよくなかった。どちらもこちらのタクシーの運転手さんは車の中に常備している。見つけたら取るのはもちろん誰かが噛まれたりしないためということで重要だが,見つけて取るのが上手な人にとっては,そこそこの小遣い稼ぎになる。意外と多いのが,この箱から取り出そうとして噛まれる事故。
かつて,南さんという名人がおられて,ハブ取りだけで生計を立て,お子さんを大学まで行かせることができたほどの唯一無二の伝説のハブ取り名人だったと聞いている。彼の残した数冊のノートは,一般の人には解読不能だが,それを読み解けるものだけが,ハブをとって戻ってくることができるという,ものすごいデータの集積との話。ちらとでも見てみたいが,本当に何が書いてあるか,弟さん以外は読み取れないらしい。で,弟さんは,折々にノートを読み,その後森の中に消えて行くとハブを何匹か捕獲して戻ってくるらしい。「攻略本」になっている。
豆腐は食べ放題のお店。調子にのって食べると,注文した定食が入らなくなる。
塩豚(=ラフティ)定食。厳密に言うと,沖縄のそれとは,若干調理法が違うかも。これだけいろいろついて800円。屋久島よりかなり外食は安くて値打ちな店が多いのは,街の規模の違いも大きい。
肉屋さんによって,塩豚を発送してもらう。豚の生肉が常温で保存される「塩豚」。凄い食材だと思う。お年寄りは脂の部分がやや黄色っぽくなっているのを好むらしい。
塩抜きの方法は,
1)鍋に水たっぷり,塩豚投入
2)コンロに火をつけてじわっと温度が上がって沸騰する前,鍋の底にじわっと水泡ができるぐらいで火を止める(火が肉に入ると塩が抜けなくなる)。
3)そのまま一昼夜放置
4)取り出して水で洗って,後は煮るなり焼くなり。
塩抜きのお湯は,実際温度測ってみたいが多分70〜80℃ぐらいか。前回成功したので多分大丈夫だろう。
関係ないけれど,今日,猟師さんと話していて,ヒヨドリも羽をむしって食材処理する場合70℃ぐらいが適当で,トングで掴んでジャブジャブそのお湯をくぐらえてやると良いと教えてもらった。