スッポン
2005年 01月 21日
こいつは楽しい移入種です。見つけたら捕まえてパーティです。一度,深夜に黒いビニール袋に穴を開けたチョッキを着て,4人がかりで外でスッポンを捌きましたが,手慣れてないので時間が掛かって・・・・写真残ってますけど,まるでサバト。私の知る,スッポン料理の店では「丸鍋」1匹を4人で食べて,一人5,000円近く取られます。まぁ確かに料理の技術料は高くてもおかしくないのですけど。肉は緑色で弾力があって見かけは何とも言えませんが,味は絶品です。
お陰で食用に養殖する方が全国におられますので,そこから逃げ出したものが,周囲の川や湖沼で,水性昆虫から魚からばりばり食べてくれます。スッポンに責任はないといって,水面下で潰れて行っている名も知らないでしょうけど,その野生生物たちの事はどうしてくれるのか,そのあたりに思いが行く人は,スッポンが可哀想などという言葉は,簡単には言えません。
移入種の多くが,食材として入っているところに,この問題のポイントがありますね。だから食べてしまえばいいと思うわけでして・・・・・「食い尽くし隊」でも結成しますか。まぁ文字通り「食えない」連中もたくさん居ますけど。
本画像は,奄美で撮られたものです。小さすぎて,丸鍋にはなりませんね。
屋久島ではタヌキが移入種で入ってしまいましたが,自然遺産登録地であるということもあって,殲滅を急ぐ必要があります。で,一方,遺産登録をにらんでいると噂される奄美大島ですが,一体どのくらいの数の移入種が入っているのか・・・なかなか大変です。
かつてHPのための対談で私の相手が言ったテキストをここにつけます。身贔屓の勝手な生物の導入がどのような意味を持っているのか,上手く表現しています。
本田勝一氏がブラックバスだったか,ティラピアだったかを野に虎を放すようなものと何かに書いていたのを覚えていますが,この熊さんがその話を知っていたのかどうか,聞くのを忘れました。
「おい,猫さん,あんたの話聞いていて,面白いこと考えついたぞぉ。おいらが宇宙人だとしてだなぁ,地球のトラがものすご〜く気に入っちまってよう,地球人−ヒトという動物で特に日本人ていう島に済んでいる日本じんなんてぇ亜種は,別に好きでも貴重でも何でもないからって,トラを日本全域に放す。殺されては大変だと,トラを一生懸命に攻撃するヒトを,な〜にすんだようって,トラ保護に邪魔な害獣だって破壊光線でびしびし蒸発させて,排除してやる。
トラが好きなように任せる。餌も多分足りないから,どっと与える。それを食って,例えば野犬が増えてそいつらにヒトが襲われても関係ない。何せトラが好きでトラが増えれば良いんだから。しかも地球規模で考えれば,極々狭い「島」の中だけでトラを増やすんだ。悪いわけはない。あんな綺麗な動物は他に居ない。子供達(もちろん宇宙人の子供だぜ)もトラが増えて頭から人間をバリバリ囓っているのを見て,こんな辺境の星の探査業務で寂しい思いしていたけど,あぁなんて素敵な生き物なんだろう。癒されたなぁって言ったりするんだ。こういう図だろう,あんたが腹を立てている世界は?」
…あーあ…。どんどん獲って食べるなら食べてしまわなければ、江戸前の魚が…
というものの、江戸前の魚といわれると、食べて大丈夫なのだろうかと不安になるのですけど。
江戸前の寿司,不安ですね〜。屎尿などは別にと思うのですが,大量にとけ込んでいる化学物質を思うと・・・・
私,こっちに来るまで,海の潮風って,魚や打ち上げられた藻の腐った匂いの事だと思っていました。港湾の花火大会など,臭い匂いが気になって全く楽しくありませんでした。
私、高校時代のニックネームが「スポちゃん」(もちろんスッポンからきてます)なんです・・・。
ただ、友達に噛み付くまねしただけなのに・・・(笑)
いまだに同級生たちは私をそう呼びます。
私の血は焼酎に入れて呑むと美味しいのよってことはないですよね。
私の場合,25年前以降の友人は,私の事を「猫」と呼ぶ人が多く,しかも本名だと思っている人が中にはいます。今更,名字を名乗れないので,そのままだったりします。