Summicron 2/50 その3(公陳丸とチコの遊び場1)
2005年 01月 23日
同じ場所の,3日前。名前忘れましたが移入種っぽいキク科植物が花を咲かせていました(後で調べます)。移入種ってタフだは全く。こういった,枯れ草と黄色い花の発色を見ると,はっきり言って好きな写りです。ちゃんとポジを使わねばならないのですが,どうも,凄く良さげで,困ったな,こりゃ。
この花は,風散布種子だと思いますが,我が家の猫どもは種子散布者として,かなり貢献しているようで,このような付着型動物散布種子は,人間か,猫などの動物が出入りする処にその勢力を拡大します。また,移入種や強健雑草では特にこの手の種子散布型の種子を造るようです。果肉など,散布動物への献上品を造るための投資がほとんど要らないという優れた特徴を持つために最小限の投資で非常に散布効率が良い散布型です。動物,それも,特定の環境のみを集中して使う動物を散布者としてターゲットに選んでいるので,進化的には最終的に進化してきてきた散布型と考えられています。
ところで,観察していると,特に付着機構を持たない自立散布種子も,例えば,隣の畑の菜種油用の菜の花(茎が直径3cm近くなる)など,我が家の庭に沢山発芽してきますが,犯人は,ほとんどチコだと思います。優秀な散布者として,よく動いて遊んでいるという,証拠ですね。
…菜の花の茎が、3cmにもなるんですか?それは、おひたしにしても食べられませんね…
菜の花,木化して木のようです。どうやら種が猫たちの足の裏にくっついて運ばれるようで,いきなりその巨大な菜の花が伸びてきます。
うちの“チビ”たちは、種子散布ニャンでもあるけれど
花粉散布ニャンでもあります。
外でゴロンゴロンしてスギ、ヒノキの花粉をいっぱい
持ってきてくれてます。
“チビ”の体のニオイを嗅ぐとみごとにクシャミがぁ……≦ ̄□ ̄;≧З