
ヘゴは,こちらの森の雰囲気の中ではとても象徴的。これがないとこちらの林らしく見えなかったりするけれど,いわゆる極相的な林ではないところに出てくる。恐竜時代から生き延びてきたような木性シダに見えるが,実際は古い眷属ではなくて,割とシダ類の中では新参者。
鱗片に刺があって,胞子嚢が胞膜に覆われる=ヘゴ
Cyathea spinulosa,どちらもないのがヒカゲヘゴ
Cyathea lepifera。奄美の森にわけいったときには,同様にオオタニワタリとシマオオタニワタリの判別ができると,ちょっと嬉しくなったりする。

こっちがヒカゲヘゴの方。

この沢の赤色の岩は,奄美の特定の地域ではよく見る。ストロボ焚くと赤く赤く反射する。標高の高い山はそれほどないけれども,水はどこでもとても豊か。

日本産両生類の宝石,アマミイシカワガエル。今の遺伝子解析で沖縄のイシカワガエルとは別種ということになった。この個体はまだ成長過程。もっとでかいのが居る。自然遺産登録の方向に流れているが,特に密猟などが心配な種でもある。

屋久島などでも,貞山ではときどき見るのだが,沢部に伸び出した樹木の根っこがそのまま,水流に漂っている。一年中水温が低下しないことなどいろいろ理由が考えられるが,きちんとした説明は知らない。こちらでは,当たり前の風景だが,考えてみると他所では見ることはないかも。ひげ根までとても元気。

リュウキュウアオヘビは,割とやんちゃで,山の中で遭遇しても結構アクティブでビックリする。沢を下から登って行くと崖に手をかけるときには,そこに何がいても見えなかったりするので,ハブの居る森林内では,下からハブ棒で確認してからというのを怠ると,割と怖い目にあったりするが,そのうち慣れてくると,チェックも適当になる。場所によるけれど,ヒメハブはともかく,案外密度の高い場所は限られている。それぐらいのタイミングでこの種に遭遇したりして,一瞬ハブとやっちゃったかと勘違いして,結構慌てる。

島の北西部に向かう途中。亜熱帯の海岸部には,割と夏緑樹林が発達する。台風頻度が高いので潮をかぶるなどして,常緑樹よりも葉っぱへの投資量が少ない夏緑樹種が有利になるからという説明を聞いたことがある。

油素麺。このシンプルな料理は,素麺チャンプルーとも違っていて独特。旨いの作るのはちょっとだけコツが要る。
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