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妄想ランチ

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研究者のお二人と久しぶりの屋久島でイタリアン。多分,以前にこの店に寄れたのは,一年以上前だったかも。
 ずっとここで食事をしたいと思いつつも,島に渡れば,フィールドで全開になるので,その余裕はなかなか巡ってこない。




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シカ肉のミートソースパスタ。シェフに確認したら,ちゃんとヤクシカの使い方を研究されていて,そのものだった。実際には,食品として格とした形で流通していないので,島外のシカ肉を流用している店も多いのだが,さすがのシェフ,屋久鹿の肉について,かなり研究された模様。
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シカ肉が美味しいのはよく知っているが,それにしてもプロの技って凄い。あたりまえだが,素人の家庭用のそれとは別のレイヤーに存在する。食えてよかったと感動してたら,「c_Cさんだって,料理お上手なくせに。ちゃんと見てますよ。」とブログのエントリの話をされて,気遣いをお忘れにならない。勿論プロにこう言われて,顔から火が出るほど恥ずかしいのをどうかわそうかと思いつつお伊達に弱い私が「(#`ε´#ゞいやー」となったのは言うまでもない。

 シェフは,件の農文協のシカ肉利用を考えるレシピ本の感想を求められてきた。ああ,書評でまとめておいてよかったなと思って,同じようなことを思い出しつつ口にしたが,著者のお一人であるシェフも,よくご存知でやるとりもあるとのこと。
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好みだと思うが,最上級の部位を最上級の料理で食べる試食会をやると,北海道のそちらの道のプロの人達は,エゾシカよりもヤクシカに軍配を上げるのだと同席した研究者の方から聞いた。
 これは,柔らかくて脂の味が深いエゾシカよりも,筋肉質でより淡白なヤクシカの方が,いわゆる肉そのものの味を味わった場合の評価ということらしい。
 確かに肉食ってばかりの場合,赤身の旨さに気がつくようになるのかも知れない。私も某高原農場実習施設に転がり込んで,全く場違いなドク論書いていたときには,グラム3,000円クラスのものを盗賊のように味わわせてもらったが,あれを毎日食っていたら,赤身の方がいいかもと思えたかも。実際はそこまでの境地になるほどは食わせてもらえなかった。ちなみにあれは「学生のやったこと」で多めに見てもらえたが,本来は特別なVIP級の研究者が訪れたとき用の肉だったらしく,英国の研究者が写真にまで撮っていた黄金みたいな塊を,脳胃学生の本分通り,何も遠慮せずに好きなだけ切り落として「先輩,大丈夫っすよ,今焼けますから」みたいにしてもらって食った訳であって,あのようなワイルドな真似は,もう絶対にできないなと思った。

 一方で,カーペンターズやアンドレ・ザ・ジャイアント来日の時代から,日本の技術の粋を集めた霜降りステーキは,やっぱり肉食のアメリカ人にとっても凄まじく美味いらしく,それを食するのを彼らが楽しみにしていた話ももはや伝説化している。
 関係ないけど,南九州をカーペンターズじゃなくてアンドレが訪れたときに泊まったホテルを,昨日ワイフと拝んできた。小さなビジネスホテルだ。

 アンドレ・ザ・ジャイアントについては非常のもい入れが強く,これか格闘技おた男の少年期にまで遡る話。
 少年期,尻だけを使った格闘技を一生懸命考えていた。なんで尻? 子供心に怪我が少ないだろうと。今こそ,中学校体育では優先的に研究すべき。 文科省,教育委員会! 貴方達が立っている場所は私が少年期,通り過ぎた場所だぁ!
 しかも尻側には人は眼が付いていない。これが武技的センスを養成する鍵になる。
 「なんていうのか,戦っている風景が上から俯瞰的に見えるっていうか...」(「はじめの一歩」より)みたいな境地が最初から目標とされる。しかもいざとなれば必殺技もある。元々格闘技なのだから,危ない致死性の技が隠されていても当たり前。急角度で尻が落下してきて倒れた相手の首を折る止め技。普段やっている動作の中になんて恐ろしい技が隠されているんだみたいなのは,これは武術においては必須の構造だ。...みたいなことを当時の子どもの言葉で熱く語った私に友人の一人が言った。
「あれ,c_C君,知らんの? それ僕の前の学校では『ドンケツ合戦』て呼んでたよ。」
「ドンケツ合戦」。。。ということで一挙に熱が覚めた。
 そしてやがてその変な少年は,順当に変な具合に成長し,なんと少年期,夢想した技を実際に使っている一人のプロレスラーを目のあたりにすることになる。彼の名はアンドレ・ルネ・ルシモフ。リング名「アンドレ・ザ・ジャイアント」。そのヒッププッシュはまさに私が夢想したドンケツ合戦だ。
 私にはあの技が,本気で使ったら殆どの技が殺人技になってしまうだけではなく自分自身も怪我するであろう抜きん出た体躯を持つ彼の,深い思慮と経験により編み出された,究極のプロレス技に見えたわけで....

 何の話だったっけ?

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その後,「ミーティング」で使った茶屋,そこのテーブルからの景色。いわゆる自然風景ではないが,パッションフルーツ・ジュースが似合う。
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こっちも久しぶりだったのだが,子どもたちが大好きだったラーメン屋さんが移転してしまい,駐車場が何時も満杯なのを横目で眺めたりしていたが,家族で意を決して食べに行った。
 女将さんに久しぶりにお会いして,新装開店の成功の慶びをお伝えする。いやもう随分経ってるけど。店裏で猫は飼っていなかったが,招き猫はいた。
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ここのラーメンは白濁していない,いわゆる塩味風味のあっさりとしたさつまラーメンの原型だが,味わいは深い。
 久留米ー熊本系ラーメンは,私にとっては死にそうに美味しいが,獣脂を受け付けない人にとっては拷問だと思う。信州の方が割と癖がない方のお店にお連れしたときにやっぱり駄目だったのを経験している。そういう私も,時々,あっさり鶏がら系醤油味のラーメンの味を思い出したりする。

 そのスープを道端に捨てられたらテロになりかねないと地元の友人が言っていた久留米ー熊本系ラーメンの好きな長男も「実は,ここのラーメンが一番美味しいと思う」と絶賛する。ただのあっさりではなく,いろいろ含みのあるあっさりだと思う。
 まあ,こちらの方面には答えは一つではないのと,体験の巡り合わせの結果に過ぎないと思うので,お好みで。

 ということで,も何も無いのだが,久しぶりに過去のメモ書きのところから一部,コピペしながら,再びアンドレ・ザ・ジャイアントを何故か思い出した。因みに,終演を迎えて久しいと思われる大食いブームの遥か以前から存在するプロレスラークラスでないと完食できないであろう巨大盛りラーメンもカウンターにそれ用の器が見えるので,健在であったようだ。さすがにそれにチャレンジする人は,今まで一度も見たことはないのだけれど。

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某大学の近く,数量限定的な「おはぎ」のお店。そこの何種類か。
 すごくでかいのだが,昨晩は,ワイフが食事の後,二つ目に手を出していてびっくりしたが,「そのためにご飯控えたから」と言ったくらい,ここのは美味しい。
 「甘くなくて美味しい」は,砂糖入れなきゃ何でも美味くなるのかとツッコミが入りそうで,なんとなくスウィートの作り手に失礼なような気がしてきて,なんと言って評価すればいいのか考えたが,素材の甘さが生きている甘さ,とでも言い直すかとか考えているとこれまた賞味時に面倒くさいことを考えていて,よろしくないような気になってきて,素直に美味しいとだけ。
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このお店,和だけでなく,塩クッキーやスコーンなども置いていて,こっちもおすすめ。ついでにルバーブのジャムも買ってしまった。

 食っているときには,胃袋にしか血が行っていないので,むしろ,腹ペコだといろいろ脳内活動(妄想とも云うかも)が進んでいく。とりあえず,今晩はシカの尻肉でも食うことにしよう(妄想の一部)。
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by complex_cat | 2012-06-23 22:38 | Appetite Museum | Trackback | Comments(0)

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