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コンデジ漂流 #2


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ワイフがかつて写真をとろうと使い始めたカメラがAPSのIXYだった。公陳丸と暮らし始めたのがきっかけだけれど,今のデジカメ画素子換算で行くと135フィルムを2.5Gで,1G相当ぐらいだと思う。解像感はちょっと意味が違うけれども。
 このカメラ,APS機の中では悪くはなかった。ちょっと贅沢なコンパクトカメラとしてのニッチェだったが,ストロボのリクラクタブル機構がすぐに甘くなったりちょっと詰めが今ひとつという感じではあった。でも,本気で作られたAPS機って,CONTAX Tixとか実際は少ないのだが,APS Film IXYの写りは,わりと良かった。




「添い寝返し」それで,結果的にワイフが次に使い出したのがIXY DIGITAL 50ということになる。二桁モデルの廉価版,4M機。キヤノンのこの機種に関するページ
Canon IXY D50

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このあたりのが,室内で撮っていて割とよく取れている画。寝ているチコとかの画だと室内でも問題にならない描写性能ではあった。
Canon IXY D50

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CCDの大きさに比して今みたいにオーバー1Gで切り刻むみたいなことはないので,性能の進化は勿論あるので,単純に比べられないが,無理している画ではない気がする。
このブログ,IXY D50のタグはここ。
コンデジ漂流 #2_b0060239_2373740.jpg
当時はまだ,今のようにデジタル機しか存在しなかった時代と違ってIXYの後ろに'Digital'の文字が入っていて,区別がされていた。8年前のコンデジとなると,まあ,元は取れているかも。稼働すれば今使ってても,メモ取り程度なら,携帯デジよりは,はるかにまともにカメラとしての要求は果たしてくれるし,画自体,2L版で出すとかブログに張る程度なら,十分だ思う。
Canon IXY D50
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当時,まだ,こだわりのビューファインダーとかが今時の小型機と比べても遜色ない小さなボディの貴重な空間に埋めこまれていた。
Canon IXY D50

 ワイフのカメラは結構迷った。好みのうるさい人ではないけど,使い方にしても私とは違うし,¥15,000〜20,000ぐらいの廉価モデル予算帯で考えていたのだが,携帯・スマホデジから若いユーザーをひっペがさんとCPの良い結構新機軸が織り込まれた機種がひしめいている。

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F600EXR ブラック 1600万画素 広角24mm光学15倍 F FX-F600EXR B

富士フイルム


FUJIFILM のカメラは大好きだが,ここのところ色々消化試合みたいな機種が連発していて,このシリーズ500を超えたあたりからF31fdの後継機を物色してもいいかもと感じさせるモデルが出てきていて少し,持ち直した感。ただワイフが携帯するにはやや大きく,レンズ片ボケトラブルが2,3世代ほど連なっていて,ちょっと様子見と感じている。ストロボがリトラクタブルなのも気になる。メカニカル動作部分は,今時の安いモデルだとどうしても信用できなくなる。

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F770EXR ブラック 1600万画素 EXR-CMOS 広角24mm光学20倍 F FX-F770EXR B

富士フイルム


20倍ズームは,コンデジでは,余程のフリークでないと適正な使い方にならないと思う。接眼ビューで抑えられなければ,ぶれやすいし,そもそも照準がつかない。ネックストラップ三点支持とかゴルゴ13のネタに倣い手製のアイアンサイトでも自作しようとかあれこれ思ったが,そこまで考えた時点で,「ワイフ」のカメラでは無くなっていることに気がついて却下。DSC-TX5(長男用)/10(私のフィールド用)を使ってもらってみて,とても小さくて軽くて良いと言っていたので,小型軽量レンジ(100g前半)は守りたくなった。やはりヘビー機能コンデジはどうしても重い。

OLYMPUS デジタルカメラ SZ-30マルチレコーディング シルバー 1600万画素 光学24倍ズーム 広角25mm 3.0型液晶 3Dフォト機能 フルハイビジョンムービー SZ-30MR SLV

オリンパス


 上のコメントと矛盾するが,飛び道具(高倍率ズーム)が使えるのも,かなり色々見てみた。ワイフは猫撮り必須なので,望遠が全く出番がないということはない。この機種は☓24ズームもだが,動画とスティル,様々なシーンに置いて多重記録機能が多彩。まあ,てんこ盛りの上に更に肉が乗っていて驚きの価格,みたいな機種。ムービーカメラ専用機が事実上勝ちを失ったほど今の廉価版コンデジのHD動画はよく撮れるのだが,まあ,ワイフはムービーとか撮っているよりも現物の方をこそ見ていたがる人なので,動画機能のできは基本,選考基準とは無関係になる。
 そもそもごつくて200g台。どうしても高倍率ズーム機は大きくなる。

RICOH ハイブリッドAFシステム搭載 光学10.7倍ズーム CX5 ブラック CX5BK

リコー

RICOHはGRシリーズがハイエンドコンデジを標榜していたり,カタログ落ちになったがGXの三桁系は,電気接点ではないTTL水中制御ストロボを生み出したり,独自色を持つユニークなメーカーだ。光ファイバーを利用したスレーブ・ストロボでTTL調光ストロボは接点部分がとじていてもよいので,水没事故を大幅に減らした(「カメラ関連2題」)。
 その時のGX100は,しかし,当時にあってはそんなに素の写りが気に入る感じではなかったし,ラチュード等,フィルムカメラなどに比べて水中においてデジタルの弱点カバーして余りあるというという製品となるには中途半端で,割と私などはその写りにがっかりした方だ。基本,高感度性能については,他のカメラメーカーに比べるとやや落ちる感があるがそれが水中だとかなり顕になる。
 その後,それなりに進化していて,前提とした値段帯で考えると,この機種当たりかなと思った。秒間120コマ(サイズはVGAに制約)など飛び道具も持っているが,十分に光のある場合の描写はかなり良い。室内向きではないということで,動体に対するAFの追従と低照度でのノイズと機動・携帯性,この値段帯では,この辺のバランスについてどの辺で妥協するかということ。
 ズームは割といい感じだが,大きさと低照度時の描写で,ちょっとワイフ向きではないと判断。

Cyber-shot HX10V (1820万/光学x16) ホワイト

ソニー


 やや値段帯の上,ソニーの裏面照射液晶は,そろそろこなれてきたかなという感じだが,過信はできない。普及価格帯のコンデジには動画機能がトンガッた機種が多く,同社のHandycamの市場を潰してしまった感がある。この機種も,多分文句のない画をたたき出すだろうと思う。
 ただ,私のDCS-TX5/10を使ったりして,小型軽量機の感覚に慣れたので,むしろあまりでかいのはというワイフの希望。200g超えると,今時のコンパクトコンデジとしては大きい部類になる。丁度,名機Finepix F31fdが200gだ。でかいと言っては可哀想なレベルだが,このくらいの大きさでもバッグの中では割とずっしり大きな領域を閉めてしまう。
 瑕疵が多すぎようとも,特にアメリカ市場向けに画素子数が分かりやすい性能アピールになってしまったので,進むしか無いのだろうけど,1.8Gというのは,画像のハンドリングも面倒になりすぎる。ということで,バランスからいうとちょっと,違う位置にある。ワイフは動画をあまり撮る人ではないので,この機種の恩恵は余り無いかも。そこそこのサイズの画素子を積んでピッチに余裕のある屈折光学系でないレンズの小型コンデジが欲しいが,今は小型のモデルはそちらに流れた。
 手元のDSC-TX10の後継機TX20については,5/10/20とカタログ上のスペックは上がっても,画質が全然上がってこない感がある。中古でわざわざ2台目のDSC-TX5を求めるのもなぁという感じではある。
 SONYは,1インチのCMOSを載せたDSC-RX100を出して,久しぶりのヒットを飛ばしている。低照度に強いのは間違いがないので,これ,ワイフに渡しておいたら悩まずに済むかなとも思った。この機会だからSIGMAのFoveon機を,とも考えた。結局,最初に設定した予算を無視することになるし,使おうと思えば,デジイチが3台転がっているのと,それを振り回すこと自体,私がいる場合負担ではない。高画質コンデジを使わなければいけないシーンというのが,ありそうでない。結局,そうしなかった。

Panasonic デジタルカメラ ルミックス 防水モデル コーラルブルー DMC-FT20-A

パナソニック


 このタイプのウォータープルーフは,レンズ部がせり出さない分,別に水の中に突っ込まなくても気楽に扱えるし,画質はややコストの低モジュールを当てるのでそれなりだが,最近は割と性能もまともになってきた。この機種は,メリハリがあっていいかなと思う。ポップな色も,違和感がない。このタイプとしては一昔前に比べてかなり小さい。DSC-TX5/10/20と比べても遜色が無いほど。
 この機種,悪く無いと思ったのだが,起動スイッチを兼ねたレンズカバーのあるデザインは,フィルムカメラ時代のOlympus XAにまで遡ると思っているが,やはり,強化ガラスで守られようともレンズカバーの存在には安心感はある。これは,ワイフも同じようだ。Lumixは4/3も含めて,気にはなっているが,結果的に縁がない。
 耐衝撃,防水型のコンデジはこれ以外にPentaxのOptio WシリーズやOlympusのTGシリーズがあるが,どちらもあまり画作りの方向が好みではなかったのと,室内低照度を考えると少しきついところがある。基本的に水中ハウジングも使える,フィールドカメラで,徹底的な小型機路線を打ち出したDSC-TXシリーズはちょっと路線が違うが,普段使用しているとこの大きさぐらいが,今時の携帯・スマホデジを仮想敵とした場合,必要な大きさなのかもしれないと思ったり。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S8200 ノーブルブラック S8200BK

ニコン


 NIKON,この値段帯の最右翼,このモデルの,白ボディもワイフ的には悪くなかった。この値段帯まで実売が落ちてきていて,気楽に使いたい1台として選ぶなら,信頼性は高いし,悪くない選択だと思う。単純に200g超のボディを持つグループになるので,選外とした。
 このクラスが15,000-20,000円のレンジに入っているので,上の数台と共に,自分用にこれ以上は必要もないのに買っておこうかという妙な物欲が生まれて困った一台。

Canon デジタルカメラ IXY 420F ブルー 光学5倍ズーム 広角24mm Wi-Fi対応 IXY420F(BL)

キヤノン


AmazonでIXY 3で検索するとこれが出てしまって,色もあっているので間違えてしまった。
 これはIXY 420Fなのなら,wi-fi機は必要ない,余計なバッテリーを食うということで選外にした方。

Canon デジタルカメラ IXY 3 シルバー 光学12倍ズーム高感度CMOSセンサー IXY3(SL)

キヤノン

スコア:


 最終的に,むしろあっさりと,色と大きさでこの機種に決まった。Canonのその実売での価格帯だと,IXY 31S ,IXY 32S, IXY 420F, IXY 600F,PowerShot SX260HSと飽和気味。
 ここでS3x系は,後継機ほどコストダウンの波を感じるので様子を見ながら代落ちを安くというのもいい選択かもしれない。IXY 600Fは最期まで迷った。性能はそちらの方が無理をしていない分,良いかも知れない。IXY 3はその成り立ちから小型化するためにCMOSのクロッピングとレンズのズーム倍率を仕立てた製品と言える。
 低照度性能は,1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型),約1680万画素をクロッピングして1/3.8型で1010万画素ということなので,それほど有利ではないかも。実写においては,ISO800までがそれなりに使い物になれば,あまり困らないと感じている。このラインについて,性能はどんどん上がっているはずだが,高画素化とのバランスで,コンデジが超えるのが案外難しいことになっている。
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12倍ズーム機でありながら120g以内。大きさは当時小型路線の一機種であったIXY Digital 50の大きさと遜色ない。
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大きさと重さ,普段バッグのそこに入れて持ち歩いても一番負担にならないということと,この「IXY史上最も美しい製品」のこの色が,ワイフ的には一番良かったということ。ついでに色を合わせたケースも注文した。
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夕暮れの低照度下を選んで何枚かシャッターを切ってみた。操作系は,コストダウン的なタッチパネルではない,全てボタンによる操作であるところは,素晴らしい。
 画像エンジンはバージョンを重ねたDIGIC5。相当こなれている。
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レンズのコートなど,スマホの付属物とは異なるのはあたりまえだが,低照度でコントラスト低下はそこそこ粘る。いまどきの標準クラス。
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ズーム広角側は,これでも十分に余裕がある。この画はトリミングしているがそれでも狭さを感じない感じ。望遠系は,光条件の良い時に。足で距離を詰められるときはあえてズームアップは使わない方がまともな画が撮れる。
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電池の持ちは,小型軽量とトレードオフだが,交換用を2個持てば鉄壁。ただし,プレート型ではなく円筒型なので,これはケースのサブポケットにmicroSDと一緒に滑りこませるなんてことはできない。別に電池ケースと共にバッグに入れておく必要が出て,その部分は面倒。
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反応は,今時,サクサク動く。露光は,デフォルトが薄焼きというのはお約束なので,ワイフにマイナス補正だけ教えた。

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コンデジのどうしようもないところは,小型画素子の被写界の深さやコントラストAFの検出と人間の感覚とのズレで,こういう分かりやすい被写体で,しかもど真ん中に写したいものがある「日の丸」構図,その上,マクロモードにしていても,何も考えずに撮ると,場合によってはあっさり中心部の被写体がパスされて後ろにフォーカスが行き,しかも被写界の深さでTFTでは確認できなかったりすることだ。これが一度しか訪れることができないフィールドでの記録では致命的になる。何度デジカメを投げ捨てようかと思ったか分からない。
 こういうのは,フォーカスインディケーターのスクウェアが賑やかにTFT上にそれらしく点滅していても,最終的には自分で撮影後チェックしないと大抵は信用できないレベルのコンデジではデフォ。TFTで急いでチェックして,ダメで撮り直し,この撮影ロスが,フィールドでの行軍では致命的になったりするので,工夫してそれなりにその手の失敗を防ぐ機種による感みたいなものは必要になるし,デジイチを首からぶら下げていてマニュアルフォーカスした方がむしろ安心できたりする。
 IXY 3では,撮影後のレビュー時,合焦した部分をスコープして表示する機能があって,慣れたら結構使えるかなとも思ったが,これが思った場所でないことが多いのでやはりあまりあてにならない。
 露光も薄焼きデフォで,ネジバナの色が全く出ない。
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で,ちょこっと補正して,今度は慎重にフォーカスの確認をする。こういうのを百発百中読んでくれるコンデジは,やれることやりつくしたところで,特に普及機では今のところ期待できないので,その部分の瑕疵は頭に入れて使うしか無い。ちょっとした構図の違い,ズームの焦点距離,照度などで見事に空振りするのもあって,注意が必要だ。なんてことをワイフにレクチャーするのだが,一方で,面倒な操作方法や確認のやり方を伝えないでこの辺のリスクを回避する方法がある。
 要するに何も考えずにautoモードで撮る場合のコツは,微妙に距離や構図を変えながら数を打つこと。電池は消耗するけど,それに限る。
Commented by jinsei-rarara at 2012-07-02 22:12
チコちゃん
寝すぎ、寝すぎ、寝すぎ、寝すぎこら起きろっ!
と突っ込んだところで、シャキッとしたチコちゃん登場!
ああ、やっぱりチコちゃは他の誰でもないチコちゃんです男前です!!
Commented by complex_cat at 2012-07-02 23:57
jinsei-rararaさん,カメラの試しどりも,モデルずっとやってもらってますね。誰も文句はないようなので,このまま行きます。
Commented by ホワイティ at 2012-07-03 18:01
奄美から帰ってきました。
海はもちろん綺麗でしたが、平野に住んでいるので
深い森が新鮮!(といっても、車で山越えの道路からですが)
油そうめん!鶏飯も美味しくてシェアしてですが
1週間のうち3回食べました。とっても美味しく頂きました♪
それから。パッションフルーツを初めて生で食べました。
今はジュースでその味を懐かしんでいます。

今回の記事に関係ないコメントになりましたが、(-_-;) 
勝手にご報告まで。

コンデジについて、今回色々不便だったりしたので、とても参考になりました。
それにチコさんの写真を堪能させていただきました♪
Commented by complex_cat at 2012-07-04 11:17
ホワイティさん,おかえりなさい。
島を満喫できたようで,よかったですね。
チコモデルでクレームは出ないので,とても楽ですw
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by complex_cat | 2012-07-01 20:34 | My Tool | Trackback | Comments(4)

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