SONY α NEX-6 #6
2013年 01月 25日
インセットは部分等倍画像。やはりこのレンズは,値段なり,ちょっとしんどいかも。
結論を言えば,想像していた程度には使える。その分,今使っている望遠ズーム自体のレンズ性能が気になってしまった。
また,オートレビューをOFFにしておかないと,撮影後表示される再生画が邪魔で,動いているものを追えなくなるのだが,OFFにするのが,メニューから下の階層にあってとても面倒。キー割り当てなどのカスタマイズも出来ない。
それでも,思った以上にそこそこフォーカスは来ている。速度優先連続撮影の最高速が公称秒間10コマ,今時のフォーカルプレーン機構,小気味良い音で連射ができる。クイックリターンミラー機構がない分,小型軽量ボディでも衝撃が少ないことに感動する。もっとも同社のミラーレスじゃない一眼も,透過ミラーを使うことでクイックリターン機構を廃してしてしまっているから,結局似たようなものでなのかもしれない。「α57」は連射性能は秒間12コマに達している。
今時コンデジ,連射については,同社製品の廉価モデルのDSC-30Vでも10コマは軽いし,他のメーカー見渡せば30コマなんてのも特別ではなくなった。デジイチと違い小型画素子をベースにしたコンデジでは,この手の性能については,かなりとんがったことが出来る仕様のものが出たが,あまりにマニアックであったため,今はない。一種の動画記録機能を拡張したような,秒間1,200コマ,(注:これは動画でのフレーム/秒)みたいな化け物,EX-F1だが,現行カタログモデルではなく,その機能故に,今ではプレミアムが付いている。
一昔前の「電子シャッター」,つまり完全機械動作のメカニカルシャッターに対して,メカニカルシャッターを電子制御でドライブするシャッターをそう呼んでいたのだが,その「電子シャッター」ではなく,いわゆる今の「電子シャッター」は,画素子自体を電子的に制御するシャッターのおかげで機械動作がないので,凄まじい速さで駆動できる。
ベストのクオリティにセットした場合の,動画撮影は秒間60コマだから,動画撮ればいいんじゃね?みたいな考え方もあるけれど,残念ながら動画記録時はそれほどの高速シャッターが切れているわけではないので,一枚一枚のシャッター速度がそれなりに高速シャッターで撮ることが出来る連射とは一緒にできない。一枚一枚のスティルが全部被写体ブレしていても動画で見れば気にならないが,連射は,スティルの一枚の積み重ねでないと連射にならない。
例えば,上述のEX-F1 は,高速で動く導体をとることを前提にしている故,「電子シャッター」が駆動させていると最高1/40,000secの高速スペックだった。旧MINOLTA DiMage A1でも1/18,000secが使えたが,それほどの高速になるとストロボの瞬間光もシャッターで露光制御できるみたいな事ができたり。ちなみにフィルム時代のホームムービーの8mmカメラは1枚毎に1/30secあたり,後は絞りで露光制御みたいな機械だったので動体だと1コマ1コマは大抵ぶれていた。NEX-6の動画の1コマが最高どのくらいのシャッター速度で切れているのか,カタログには,動画撮影中にスティル撮影した場合のシャッター速度幅は書かれているが,そのあたりは,試写すればなんとなくつかめるかも。
フィルムカメラは、F5&F6
デジタルは、D300&7Dを使っていますが、全く
難しい事が分かりません。
鳶の眼が綺麗で、バグースと思うのですが?
バグース!