事後報告
2005年 02月 12日

実は,先週,奄美から戻った日の翌日から,チコは行方不明でした。
でした,と書いたのは,そう,たった今,帰ってきたのです。9:30PM。記録更新で,実に測ったように一週間。前回と時刻だけは近いのですが,もの凄く長く感じた一週間。
「おとうさん,大丈夫。チコはきっと帰ってくるよ。」と息子に逆に励まされ,泣き虫父ちゃんは平静を保つ決心をしました。そして,前回の失踪アーティクルを呼んで頂いた方々,特に猫と暮らしておられる方への不安な気持ちの伝搬の強さを思って,ハッピーエンドだけをいきなり書くつもりで心に決めたのです。そして・・・・・彼は戻ってきました。大きな声で鳴きながら猫ドアを開けてフロアーに降り立ちました。
今日は夜更かしさせてしまった上の二人とワイフと公陳丸,家族総出で彼の帰還を喜びました。
今度は,鼻面にかなり強い一撃を食らって,不思議な事に重油の臭いにまみれて帰ってきました。おそらく,テリトリー防衛による雄猫からの攻撃を食らって,家とは反対側にはじき飛ばされたのだと思います。で,その先に何かがあったのか,戻ろうとしてまたもインターセプトに阻まれるなどして,戻れなくなったのか彼に訊いても分かりません。ネコは習慣の動物と言われますが,戻ってきた時間がほぼ同じだという事は,彼を取り巻く状況が,そのタイムスケジュールでしか我が家に戻れないようにしていた可能性があります。
でも,彼は戻ってきました。誰か別のスポンサーを見つけたわけではない理由として,かなり痩せていました。1週間ですから。勿論,ろくに食べていなかったようです。こんなにがつがつ食べるネコの姿を見るのは久しぶりというワイフの言葉通り,キャットフード2袋を食べ,ついでに一本分,鮭トバの皮を平らげると,私に数秒抱かれたのち,降ろしてくれという意志を示すと,さっさと子供達の居る寝室に登って行ってしまいました。
どこかで,あいつは,もう二度とこの手で抱く事は出来ないのかと覚悟を決めなければいけないと思っていました。彼の長い膨らんだ尻尾に触れ,あのモコモコした毛に顔を埋める事ももう二度とできないのかと。はっきり言って相当堪えていました。前回の失踪時,平静だった公陳丸が,ジタンが亡くなったときと同じように,夜昼,チコを探してずっと鳴き続けて,ワイフも私も参りかけていたのです。最後の頃は,思わず,「うるさい!だまれ! 頼むから止めてくれ!」と彼に当たりそうになりました。ネコとの生活の全てを,ブログで報告するべきと考えるのもおかしなことですが,もしも自分の状況を隠してブログは自分の生活とは別ものとしてしまうと,ブログの誠実さ=Integrityを損ない,そのパワーを削ぎ,意味を失なうのではと思ったりしました。それならもうブログ自体を止めようかなと種子島に行く前に考えましたが,子供達が,必ず戻ってくると疑わず信じているので,私も腹をくくりました。
これからも家族猫たちの事は,全て「事後報告」です。この意味をどうかご理解頂きたくよろしくお願い申し上げます。
毎日,朝,自宅周辺から探索範囲を広げながら探し回っていました,風は蕭々として川面も寒く,チコの戻らぬ寒さを感じていました。これからもタフさを要求される事態に晒されそうです。
今は,公陳丸も平常です。昼間,事情を話したアイルランド帰りのゲストの美女にしっかり抱かれて,甘えさせて貰った事もあるかも知れませんが。
以上,事後報告にて。
さぞ、心配だったことでしょう。帰ってきてよかったです(^^)
鼻のケガ、早く治るといいですね。
傷の方も,咬み傷ではないので,相手がヤバイ個体でもエイズ感染の心配は無さそうです。本当にお騒がせ猫です。早く落ち着いてくれ〜と思っています。
おかえりなさい、のhugをワタシの分もしてあげてください。
と 言っているのかも。

