人気ブログランキング | 話題のタグを見る

事後報告


事後報告_b0060239_22144684.jpg
テレメトリー(発信器)がまだ間に合わないので(時間があれば50mHz帯なら自作できるのですが),とりあえずチコの首輪を新調しました。彼の名字と名前,電話番号が書かれています。

 実は,先週,奄美から戻った日の翌日から,チコは行方不明でした。
 でした,と書いたのは,そう,たった今,帰ってきたのです。9:30PM。記録更新で,実に測ったように一週間。前回と時刻だけは近いのですが,もの凄く長く感じた一週間。
 「おとうさん,大丈夫。チコはきっと帰ってくるよ。」と息子に逆に励まされ,泣き虫父ちゃんは平静を保つ決心をしました。そして,前回の失踪アーティクルを呼んで頂いた方々,特に猫と暮らしておられる方への不安な気持ちの伝搬の強さを思って,ハッピーエンドだけをいきなり書くつもりで心に決めたのです。そして・・・・・彼は戻ってきました。大きな声で鳴きながら猫ドアを開けてフロアーに降り立ちました。
 今日は夜更かしさせてしまった上の二人とワイフと公陳丸,家族総出で彼の帰還を喜びました。
 今度は,鼻面にかなり強い一撃を食らって,不思議な事に重油の臭いにまみれて帰ってきました。おそらく,テリトリー防衛による雄猫からの攻撃を食らって,家とは反対側にはじき飛ばされたのだと思います。で,その先に何かがあったのか,戻ろうとしてまたもインターセプトに阻まれるなどして,戻れなくなったのか彼に訊いても分かりません。ネコは習慣の動物と言われますが,戻ってきた時間がほぼ同じだという事は,彼を取り巻く状況が,そのタイムスケジュールでしか我が家に戻れないようにしていた可能性があります。

 でも,彼は戻ってきました。誰か別のスポンサーを見つけたわけではない理由として,かなり痩せていました。1週間ですから。勿論,ろくに食べていなかったようです。こんなにがつがつ食べるネコの姿を見るのは久しぶりというワイフの言葉通り,キャットフード2袋を食べ,ついでに一本分,鮭トバの皮を平らげると,私に数秒抱かれたのち,降ろしてくれという意志を示すと,さっさと子供達の居る寝室に登って行ってしまいました。


事後報告_b0060239_1141228.jpg どこかで,あいつは,もう二度とこの手で抱く事は出来ないのかと覚悟を決めなければいけないと思っていました。彼の長い膨らんだ尻尾に触れ,あのモコモコした毛に顔を埋める事ももう二度とできないのかと。はっきり言って相当堪えていました。前回の失踪時,平静だった公陳丸が,ジタンが亡くなったときと同じように,夜昼,チコを探してずっと鳴き続けて,ワイフも私も参りかけていたのです。最後の頃は,思わず,「うるさい!だまれ! 頼むから止めてくれ!」と彼に当たりそうになりました。

 ネコとの生活の全てを,ブログで報告するべきと考えるのもおかしなことですが,もしも自分の状況を隠してブログは自分の生活とは別ものとしてしまうと,ブログの誠実さ=Integrityを損ない,そのパワーを削ぎ,意味を失なうのではと思ったりしました。それならもうブログ自体を止めようかなと種子島に行く前に考えましたが,子供達が,必ず戻ってくると疑わず信じているので,私も腹をくくりました。
 これからも家族猫たちの事は,全て「事後報告」です。この意味をどうかご理解頂きたくよろしくお願い申し上げます。

 毎日,朝,自宅周辺から探索範囲を広げながら探し回っていました,風は蕭々として川面も寒く,チコの戻らぬ寒さを感じていました。これからもタフさを要求される事態に晒されそうです。

 今は,公陳丸も平常です。昼間,事情を話したアイルランド帰りのゲストの美女にしっかり抱かれて,甘えさせて貰った事もあるかも知れませんが。
以上,事後報告にて。
Commented by みゃ♪ at 2005-02-12 22:45
あらら・・・チコくん、また行方不明だったのですね。
さぞ、心配だったことでしょう。帰ってきてよかったです(^^)
鼻のケガ、早く治るといいですね。
Commented by complex_cat at 2005-02-12 22:50
コメントの早さに驚いています。前回あまりにご心配頂いたので,戻って来たらしらっと書くつもりで,一週間。私の方が,追いつめられてしまいました。情けない事に彼が戻る前と後で,風景の見え方が全然違うのです。
 傷の方も,咬み傷ではないので,相手がヤバイ個体でもエイズ感染の心配は無さそうです。本当にお騒がせ猫です。早く落ち着いてくれ〜と思っています。
Commented by kyoko_fiddler at 2005-02-12 23:39
がまんしないで書いたらいいのにー。
おかえりなさい、のhugをワタシの分もしてあげてください。
Commented by kyoko_fiddler at 2005-02-13 00:43
それにしても、公陳丸君とチコ君のかわいいこと。(^^)
Commented by yusuke at 2005-02-13 01:16
1週間、、自分の身に置き換えて考えると泣き出したくなるほど長かったと思います。なにはともあれチコくんが帰ってきて良かった。
Commented by complex_cat at 2005-02-13 08:13
皆さん,有り難う。今日はあの食いしん坊が,ベッドから出てきません。平静を装っていた公陳丸はあまりに複雑且つ異質な臭いを付けて戻ってきたチコに対して,「カーッ」て威嚇音を上げる始末。おいおい,3年前にリセットされてまたチコが最初に来たときからやり直しなのか,という感じです。ホントにおめ〜ら,めんどくせ〜。
Commented by complex_cat at 2005-02-13 11:42
ホワイトバランスをタングステン指定でうっかり撮ってしまいました。レタッチで補正しましたけど,未だちょっとおかしい。
Commented by みお at 2005-02-13 14:33
雄猫の場合1週間くらい帰ってこないことはあると聞いたことがあります。知人の猫も1週間ほど戻らなくて家族を心配させたようですが、戻ったときは全身傷だらけだったとか。しかししばらくするとそのこと同じ青い目をした子猫が街中で誕生したそうです。テリトリ競争で戦っていたのでしょう。事故でなければ良いと心配するのは当然です。とにかく戻って何よりです。
Commented by complex_cat at 2005-02-13 14:43
えぇ,それはあります。でもうちのチコは,去勢雄なので,繁殖のための雌の行動圏内に遠征するという事はしない分けなんです。全くバトルもしない,雄でも雌でも相手は全て遊び相手,という「永遠の少年」が旅立つのは,全く彼らの好奇心故かと思います。
Commented by kyoko_fiddler at 2005-02-13 23:46
公陳丸君は、「クサいぞっ、チコ 何やってきたんだ、着替えろー!」
と 言っているのかも。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by complex_cat | 2005-02-12 22:08 | Cat Family | Trackback | Comments(10)

Necology(=猫+Ecology) and Nature Photo Essay, Camera classic, Martial arts & etc. 本サイトはhttp://complexcat.exblog.jp/です。画像はクリックすると大きくなります


by complex_cat
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30