今年の猫連休 #1〜テストは楽し
2013年 04月 30日
Exifを読んだり,取り込んでリスト化しなくても画像にインセットする機能も入っている上に,外気温や月の位相(これについては,あれ?というのが出たりして信頼性については少々疑問)まで記録される。
今のセンサーカメラは,以前までのシステムでは考えられないような長所も多々あるのだが,全く出自が違うために,野生動物研究機材としてはいろいろ瑕疵があって,データを取りにおいては,限界を知って使う必要がある。カメラモジュール本体は,スマホ・携帯電話のそれを流用したものだと分かる画だ。それらは1G超して画素指数は上がっているし,それなりに写っている画だが,やっぱりそれなりのレベルで,画素指数が多かろうがスマホ・携帯のカメラの多くと同様,残念ながら本気で「作品」撮影に使えるようなシロモノではない。もちろん,かつてポラロイドで個展をやったりする方がおられたように,写りの特性を利用して「作品」にしてしまってもおかしくはない。
低照度では補助光を使った赤外線撮影に切り替わる。それがまた曲者ではある。基本調光はされないので,適当な距離で適当に撮れる。近すぎると赤外線照明が明るすぎて全部飛んでしまう。IRフィルター切り替えが自動で行われるので,以前のモデルよりもカラー画像もそれなりに見られる。いろいろ悪用される情報と裏腹なので,これ以上は詳しくは書かない。
被写体とカメラとの位置関係で空撃ちさせられてしまう状況が生じるセンサーの特性(これはあるアイデアで解決しているメーカーが存在するのだが)を考えてセットしないと,チコやユッチが出撃していく時に作動させられない。まともに写っていたのは想定した通り,戻ってきた時だけ。
ちなみに,昨日はレンポウが猫ドアまで例の調子でやってきていた。猫ドア周辺を彼がチェックして戻っていくのがチェックできた。
眼も開いていなかった上,ノミだらけで眼の中にもノミが入り込むほど衰弱し危機にあった彼は,見事なやんちゃな美猫に成長していた。黒豆のようにてかてか光る肉球の綺麗なこと。
旅の途中で飲むわけに行かない私に代わり,蟒蛇みたいな酒豪の友人たちの相手をしてもらうことになったので,既に顔がかなり赤い。
試してみたいです。
欠点もありますが,まあ使える方です。