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SONY α NEX-6 #22 〜ダブル・ズーム

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キットレンズはそれなりに良くできている。
 特に新規の使用者にとっては,最初の入口になるわけで,製品や企業のイメージにとっては大きな部分だ。かつては,使いこなせば最も利用性が高く,画質も最高クラスのいわゆる単朱点標準レンズが,その役目を果たしていた。特にf値が1.8〜2.0の廉価版標準レンズは,CPは最高で,いわゆる「入門レンズ」(この場合は「一眼レフの世界ヘの」かあるいはその「一眼レフシステム」への,ということになっていたかもしれない)という言葉も合ったくらいだ。
 で,今は広角から標準〜短望遠までを領域に含むズームレンズか,それに望遠ズームを合わせたキットレンズが,その「入門レンズ」の役目を担うようになった。
 で,その写りは,最上でなくてもそれなりに良く撮れるということは間違いのないところ。「何や,上の価格帯のコンデジの方がいいじゃん」,みたいな評価になれば,お得意さんいなるユーザーを釣り逃がすわけだから。
SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
 友人宅の美少年猫ラス君。保護されるまで苦労したと見えて,食べ物とあらば,なんにでも突進する。そのためすべてのスナック菓子は宙吊りで,家族の食事中は他の猫達と別に,彼だけケージの中。
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NEX-6をおにぎり型のセミハード速射ケースに入れて結構手荒に扱ったり落としたりして大丈夫かなと思っていたら,ダブルズームキットの一本,3.5-5.6/16-50 OSSをうっかり単体で落としたらあっさり破損した。モータを使う沈胴式だし,レンズ内手ブレ低減機構,電動ズームなどメカズムが複雑で,マウントアダプターで使っているMFレンズ群みたいな丈夫さを求めるのはやはり無理だ。
SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
 夜の室内の照明下で,ここまで写ればいいかなと思う。コンデジの性能は上がっているが,高密度化したおかげで,実際のノイズ性能は,デジ一並に余裕が有るなと思う機種には出会ったことがない。
 うちでは一番性格のきついユッチ。珍しくナッチの定位置のラックの上に。
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で,それが修理から上がってきた。使うレンズ群にはあんまり困らないとはいえ,このレンズがないと速写ケースも収まりが悪く,何も考えずにNEX-6を持ちだそうと思った時にはやはり重宝するレンズ故。
SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
 我が家の居間は,フィルム時代からISO400でf2.8で1/30sec.が切れるレベル。それもあって単焦点がギリギリという感じだが,ズームを伸ばせばf値が変わり,被写体ブレ増産の領域に入る。いまどきの製品を使えるようになって,高感度ノイズが,ようやく室内でも高速がキレるようになった。



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マウントアダプターで使えるレンズ群は豊富になったが,NEX-6に特化した広角16mmからの小型軽量AFズームレンズはやはり便利で,代替はない。でもって,この画質を見ると,大きさや機能を見ると,十分という気もする。
SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
 16mm側。「35mm 換算焦点距離:24 mm」とExifにも出る。フルサイズデジイチだと,この画角のためだけに単焦点を購入するというのは私の場合余り考えられない。尤も,Distagon 18mmと25mmがあるし,αの方では広角ズームもある。どれもでかいから,レンズキットの小型のズームレンズの広角側で撮るのが一番経済的だし持ち歩きにも便利だ。
 普段から持ち歩きやすい大きさというのは,フィールドで使う場合,結構重要。高山地域の調査など,たかだが,2,3百グラムの装備の追加で一日中悩んだりする。フィールドでのレンズ交換は最小にしたくなる。
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ダブルズームキットで考えどころは,こちらの55-210mmの方。それなりに撮れるし,NEX-6本体のファストハイブリッドAFと相まって,夕暮れの虚空を飛ぶアブラコウモリにそれなりにフォーカスが行く。もう少し高速で切れば良かったが,気が付かないうちにかなり暗くなっていた。ピントは合ってないが,昼間の飛翔鳥類より小さくコントラストがないアブラコウモリでは難易度は高い。
SONY α E NEX-6, E 4.5-6.3 55-210 OSS
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通常,入門用ダブルズームキットだと長い方は〜300mmというのが定番なので,ちょっと望遠側が足りない感じ。
 ただこれは,像面でリアルプレビューが可能な,絞り込み測光になるというNEX-6としては避けられない部分という気がする。レンズの開放F値と大きさと焦点距離とキットに着けられるレンズの現実的な値段とファストハイブリッドAFの作動限界f値(f6.3)の各制約から,ダブルズームキットの望遠ズームの仕様はある程度は決まってくるわけなので,ここはしょうがないかもしれない。
SONY α E NEX-6, E 4.5-6.3 55-210 OSS
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絞り込みで被写界深度まで含めたリアルタイムプレビューが出来れば,これ以上のシステムはありえないのではないかと勝手に考えていたが,撮影寸前まで開放測光でレンズのAFフォーカス精度を追求するというクイックリターンミラー一眼の系譜とその歴史は決して軽いものではないなと思った。
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昼間の大型鳥類なら,この程度の追従性は軽いのだが,薄暮時のコウモリ類は難しいかもしれない。集団採餌場所を見つけたので,これから仕事のデータを集めながら,撮影の方も詰めようかと思う。
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 キスデジは,携帯電話(スマホではなく)並みに丈夫,Y/Cマウントアダプターなどフランジの自由度が比較的高くレンズ遊びにも広く対応,安価で中古の弾数が多く,破損してもバックアップのボディは経済的,CPよく安定した画質と性能という長所から,フィールドでも中心に使ってきたが,ここに至って,αNEX系でまとめようかなという気分にもなっている。幸か不幸か,先行投資してしまったヤシカ/コンタックス用Zeissレンズの写りが素晴らしくそれを売っぱらう気にならず,マウントアダプターで使えることを幸いとして高性能を求めれば,どのメーカーもそうだが,高価な出費になるEFレンズ系には,ほとんど投資して来なかった。

 そのためにはαレンズ群を高機能で使えるアダプターを購入して機材をα系にまとめる方が良いのかもとか,なんとなく思っている。

SONY マウントアダプター LA-EA2

ソニー

ただ,小型軽量,壊れないし壊れても,中古の球数も多く,代替ボディ確保に苦労しないKissデジの良さは,道具箱から外すのは,ちょっと考えものではある。
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夕暮れ時のチコについても,α700が好感度ノイズ性能が高いモデルではない時代のものだったので苦労したが,NEX-6のノイズの少なさはとても気楽になった。ただ,本機の売りである,ファストハイブリッドAFのいわゆるコントラスト検出型AEではない方の性能は,このレンズだと,照度が高い条件でしか最低条件のf6.3がクリアされていても上手く働かなかったりする。いろいろややこしい。
SONY α E NEX-6, E 4.5-6.3 55-210 OSS
 肉眼では見えない,赤外線センサーのセンサスビームの有無は,デジカメで見るとはっきり分かる。ちなみにこれは単なる照明用だが,最近のセンサーカメラはビームも補助光も肉眼で見えず,メカニカルノイズもしないので,悪意による隠し撮りなど,セキュリティが心配な場合は,一旦,暗い状況でデジカメを通して見てみれば一目瞭然。野生獣対応できる機種については,チコにもその辺りの波長は,見えていない。
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ちなみに,ローパス周りの仕様は,赤外線フォトアートには重要だが,本機は,それに向かないと言われたキスデジより赤外線写真用フィルター使用時,ほとんど何も写らず,そっち向きではなかった。
 ちなみに,このくらいの波長は大抵のスマホ内蔵デジカメでも写る。
SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
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by complex_cat | 2013-06-09 15:02 | My Tool | Trackback | Comments(0)

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