SONY α NEX-6 #22 〜ダブル・ズーム
2013年 06月 09日

特に新規の使用者にとっては,最初の入口になるわけで,製品や企業のイメージにとっては大きな部分だ。かつては,使いこなせば最も利用性が高く,画質も最高クラスのいわゆる単朱点標準レンズが,その役目を果たしていた。特にf値が1.8〜2.0の廉価版標準レンズは,CPは最高で,いわゆる「入門レンズ」(この場合は「一眼レフの世界ヘの」かあるいはその「一眼レフシステム」への,ということになっていたかもしれない)という言葉も合ったくらいだ。
で,今は広角から標準〜短望遠までを領域に含むズームレンズか,それに望遠ズームを合わせたキットレンズが,その「入門レンズ」の役目を担うようになった。
で,その写りは,最上でなくてもそれなりに良く撮れるということは間違いのないところ。「何や,上の価格帯のコンデジの方がいいじゃん」,みたいな評価になれば,お得意さんいなるユーザーを釣り逃がすわけだから。
SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
友人宅の美少年猫ラス君。保護されるまで苦労したと見えて,食べ物とあらば,なんにでも突進する。そのためすべてのスナック菓子は宙吊りで,家族の食事中は他の猫達と別に,彼だけケージの中。

SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
夜の室内の照明下で,ここまで写ればいいかなと思う。コンデジの性能は上がっているが,高密度化したおかげで,実際のノイズ性能は,デジ一並に余裕が有るなと思う機種には出会ったことがない。
うちでは一番性格のきついユッチ。珍しくナッチの定位置のラックの上に。

SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
我が家の居間は,フィルム時代からISO400でf2.8で1/30sec.が切れるレベル。それもあって単焦点がギリギリという感じだが,ズームを伸ばせばf値が変わり,被写体ブレ増産の領域に入る。いまどきの製品を使えるようになって,高感度ノイズが,ようやく室内でも高速がキレるようになった。

SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS
16mm側。「35mm 換算焦点距離:24 mm」とExifにも出る。フルサイズデジイチだと,この画角のためだけに単焦点を購入するというのは私の場合余り考えられない。尤も,Distagon 18mmと25mmがあるし,αの方では広角ズームもある。どれもでかいから,レンズキットの小型のズームレンズの広角側で撮るのが一番経済的だし持ち歩きにも便利だ。
普段から持ち歩きやすい大きさというのは,フィールドで使う場合,結構重要。高山地域の調査など,たかだが,2,3百グラムの装備の追加で一日中悩んだりする。フィールドでのレンズ交換は最小にしたくなる。

SONY α E NEX-6, E 4.5-6.3 55-210 OSS

ただこれは,像面でリアルプレビューが可能な,絞り込み測光になるというNEX-6としては避けられない部分という気がする。レンズの開放F値と大きさと焦点距離とキットに着けられるレンズの現実的な値段とファストハイブリッドAFの作動限界f値(f6.3)の各制約から,ダブルズームキットの望遠ズームの仕様はある程度は決まってくるわけなので,ここはしょうがないかもしれない。
SONY α E NEX-6, E 4.5-6.3 55-210 OSS

絞り込みで被写界深度まで含めたリアルタイムプレビューが出来れば,これ以上のシステムはありえないのではないかと勝手に考えていたが,撮影寸前まで開放測光でレンズのAFフォーカス精度を追求するというクイックリターンミラー一眼の系譜とその歴史は決して軽いものではないなと思った。


そのためにはαレンズ群を高機能で使えるアダプターを購入して機材をα系にまとめる方が良いのかもとか,なんとなく思っている。
ただ,小型軽量,壊れないし壊れても,中古の球数も多く,代替ボディ確保に苦労しないKissデジの良さは,道具箱から外すのは,ちょっと考えものではある。

SONY α E NEX-6, E 4.5-6.3 55-210 OSS
肉眼では見えない,赤外線センサーのセンサスビームの有無は,デジカメで見るとはっきり分かる。ちなみにこれは単なる照明用だが,最近のセンサーカメラはビームも補助光も肉眼で見えず,メカニカルノイズもしないので,悪意による隠し撮りなど,セキュリティが心配な場合は,一旦,暗い状況でデジカメを通して見てみれば一目瞭然。野生獣対応できる機種については,チコにもその辺りの波長は,見えていない。

ちなみに,このくらいの波長は大抵のスマホ内蔵デジカメでも写る。
SONY α E NEX-6, E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS

