無花果
2005年 02月 19日

MINOLTA A1+ Raynox DCR-250
原産国が何かと話題になっているイランなのですが,調べてみると食用イチジクは,もともとそちらが原産国で,シルクロードを通って中国へ入り,ペルシャ語のアンジールからインジェークォ (映日果)と音訳されたそうです。日本では江戸時代の寛永年間(1624〜1643)に、中国から長崎に入ったのが始まりと伝えられています。 食べている部分は集合花の部分で,中で小鉢により受粉されて種子が出来ます。
イチジクとその送粉者イチジクコバチの話は,共進化のモデルとして,生態屋の間ではかなり有名です。もっとも,これは書いておかないと,食用イチジクは受粉無しで雌花が成熟する改良型なのでコバチは入ってないです。
イチジクの実の薬効には抗腫瘍作用などが知られており,漢方では葉っぱなどもよく使われることはほとんどの方がご存じかと思います。
ワイフに食べさせたらお菓子に使えないかと言っています。我が家では,時々,干し柿のクッキーを作ります(甘味がやや足りないので蜂蜜を足す)。これは「マスターキートン」(ここはOVAのそれですが)の中に孫文が作った月餅の秘伝として,干し柿を使うというエピソードがあるのですが,それでクッキーに試して好評だったので,作るようになりました。水で戻して小さく刻んで使ってみようかな。
なにかと話題になっているイランから持ってきているイチジクですが,まさか被爆はしていないと思います。しかし,税関にガイガー・カウンターが設置されているという話は聞いたことがありません。これに限ったことではなく,被爆している食材が水際であってもちゃんと止められるのか,私には分かりません。
中傷ではなく,核に投資する国家の生産物に対するある意味当然の危機感かと思います。そして,傷を受けるのは当事国,輸入国関係なく,物言わぬ一般の民ばかり。
放射能に限ったことではなく,安全な食べ物は,その国内の環境意識と人権意識,そして少なくとも相手国を思いやれるほどの良好な友好関係がないと確保できないのではと思う時代です。BSEでアメリカと揉めましたが,今,分野の決定に携わっている人たちは,もしも患者がどどっと増え始める頃には,リタイアしているか天国に逃亡しているか,個人だけに対して責任が追及されにくいことは百も承知でしょう。よーく考えて判断してくださいね。HIVの教訓は生かされるか,これ如何に。
じゃぁ食うなって怒鳴られそうです。馬鹿にするな!と怒鳴っていただけるだけの深い環境意識人権意識に根ざす深い配慮を伴った仕事をして貰いたいと切に願います。
それと,劇画版「マスターキートン」ですが,私自身が諸事情で,恥ずかしながら友人から○○○のマスター・キートンと呼ばれたこともありました。感情移入せずには,読めない部分もあります。NHK BS「マンガ夜話」で,映画にも匹敵するほどの娯楽作品といえる,このような作品が読める悦楽は,マンガ文化の日本だけ,という評価を貰ってました。評価が至極当然と思われる傑作マンガかと思います。お父さんが,動物学者というのも良い設定で,ネコが関わる話も多いですね。ネコ好きは必見という評価もありますね。
生ハムとチーズですか,いいですねぇ。乾物は味が深くなるものが多いですよね。生の果実買ったことがありません。こちらの方では余り見ませんが,イチジク植えようかな。

