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A Nature Island in the Sky #8

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この画を撮った数日後,大量の雨を降らす前線の南下の直撃を食らったので,天候がかなりすごいことになって,天界に近いフィールド検証を諦め,低山地域のフィールドに変更。
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豪雨が降ろうとも,沢の水は簡単には濁らない。さすが,地域によっては年間7,000mmの降水量がある島。この雨により,特に高高度地域で植生が薄いところの土壌は少なく,スギの成長は遅い。遅いゆえに物凄く詰まった材を持つ個体がデフォルトになる。本土に持って行くとじゃんじゃん成長するが,それは,全く違う代物になって,使いものにならない。




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リンゴツバキは,一般的なヤブツバキの地域変種。ツバキシギゾウムシと本種の肥厚した果皮の共進化の話は何度も書いているし,画像もたくさんアップしているが,私にはビジュアルな存在で,なんとなく撮影してしまう。割れた様子が鈴のよう。
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モンキアゲハとクロアゲハが交錯する。アゲハは,鱗粉の偏光の美しさを撮らないと良い画にならないのだけど,蝶道で粘る時間がないのでいつもメモ撮り。
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いまどきのデジ一,ISOをおもいっきり上げると,まともなスポットライト照射が無くても,動いているシカが,なんとか,なんとか,写る。
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逗留先,玄関に「猫が入りますので呼び鈴を押して下さい」とあったので呼び鈴を押した。ご主人が出てきて鍵を外して扉を開けてくれた。同時に足もとに居たこの猫が私と一緒に玄関をくぐる。あっと思ったが、顔パス。「猫が入りますので呼び鈴を押して下さい」ええと..間違ってない...
 後で確認したら,この宿の部屋飼いの猫が,わらわら入ってくる外猫達に神経質になってしまって,この猫だけが許されているらしい。意味は違ったが,本当に猫のための注意事項だった。
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2件目の宿の周辺で出会ったかなりの個性派。
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南部の海岸,そんなに広くはない砂浜とマウンドだが,ここもウミガメが上がる島内の5浜の一つ。
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ヤクシマアジサイの開花の時期とされている期間からは外れているが,フェノロジーが割とファジー。
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外来種のタイワンアブラギリ(ナンヨウアブラギリ Jatropha curcas)。日本にも在来種として生息するアブラギリ Vernicia cordataは,樹形など少しだけ雰囲気が違うが,ここのが混在しているかどうかはよくわからないが,この画のものは在来では合い。シカの忌避植物としてアセビやヒメユズリハの樹木,ハスノハカズラやナチシダなどとともに横綱級で,シカの採餌強度が高いところだと,こいつが幅を利かせているが,どう見てもその純林を作る勢いの繁茂の具合からアレロパシー(遠隔成長・発芽阻害作用)或るんじゃねーかなー?どーかなーと思って検索したらどっかりヒットした。ここ(リンク先pdfファイル)などもその一例。バイオアッセイによりアゼライン酸という発芽阻害作用のある水溶性の物質が葉と根から確認されている。アゼライン酸・・・アゼライン酸って,ニキビ治療薬として何十年も使われてきているが,医薬品日本ではあの色々問題になった美白剤の配合物質の一つでもあるようで,
 アレロパシーについては,そもそも自然物質だって,抗菌や他の植物のバトルのための武器だったりするというのがよく分かる。基本,ニキビ治療薬『美白成分』としては古典的みたいだが,「代謝を上げる」みたいに書いてある文章が載っているサイトはまあ吟味したほうが良さそう。
 で,それ以外に葉食動物から実を守るための二次代謝産物はそこそこ含んでいそうだが,シカどころかこいつの葉っぱを食う昆虫とかまず見かけない。でも果敢に取りついているのは,やっぱり天下の針吻チュウチュウ目(このサイト内限定の表現です),オオキンカメムシ(別のキンカメもよく着いている)。
 この実も,有毒で,間違っても食用油に向かない油はバイオディーゼル燃料にいけるとのことで,植裁が進められたりしているようだが,アレロパシー持っているとなると,圃場管理は楽だろう。元々チェーンソーオイルなどに利用され,林業用有用植物として植栽され入り込んできている模様。まあ,チャノキだって常緑の林内では常在度高いし,そういった気をつかう有用植物の管理はあんまり見たことがない。その結果の外来生物問題だったりする。植裁場所にもよるが,そのあたりの認識ぐらいは欲しいかも。重力散布種子だが,大型の種子で発芽,実生成立の確率もタカそうだし,そもそも陽樹って伐開地やギャップへの侵入とそこからの成長が早いのがとりえの種が一般的なので,厄介だ。でかい実,種子に見合わない結構な勢いで分布拡大していく種という認識は必要かもしれない。私の見た林分ではRDBのヤクシマサルスベリその他と空間と太陽光エネルギーを巡るバトルの最中だったが,アレロパシー持っているなら最初からハンディがありそう。
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ひと通り,仕事を終わらせてクルマに戻ったら,珍しくこいつが顔を這いまわっていた。動きまわらず,さっさと吸血を始めていたら寧ろ気が付かなかったろう。私の面の皮が厚くて手を焼いていたのかもしれない。
 こいつにはやられなかったが,別の日に右腕前脈部をやられた。ストックのストラップの影になっていて気がつくのが遅れた。吸血時は痛覚も何もないが,数日経ってから痛痒くなってくる。かさぶたが出来て潰瘍化し,痒くてそれを剥がすと何度でも最初からやり直しみたいになるところは,ノミやブユやヌカカのようなしつこい痒みの吸血性昆虫にやられた時と同じ。
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by complex_cat | 2013-08-29 00:38 | Nature Islands | Trackback | Comments(0)

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