シマイシビル
2005年 02月 25日

すまんなぁ。ずっと前、池の調査で胴長つけて飛び込んだとたん、四方八方から体をくねらせて、私の体温と水面の波を頼りに血を吸おうとヌマビル君たちが全員集合してきたことがあってね。あのときのショックから、水生のヒルはほとんど皆、吸血性だと思っていたんだよね。あんたは、物静かな人畜無害な奴だったのだね。どっちかというと汚い水の流れにいそうな奴だと云うことが分かりましたけど。どうりで、田圃にいたはずだ。この吸盤も体を固定するもので吸血口じゃぁないんだ。思いこみや先入観は良くないなぁ。反省。 Nikon Coolpix 995
写真クリックして大きくしちゃったーーーーー
自分のバカー。
ヒルっていえば中学生のとき、古事記のヤマトタケルの部分を読んでいて、ヤマトタケルが食べていたヒルを箸でつまんでバケモノだたなんだかに投げつけたというくだりを読んで、うぎゃーと思ったことがありました。当時の(古事記を書いた時代の)人々は蛭を食べていたのかと。でも食虫文化は今の日本にもあるわけだし、貴重な蛋白源だったかも、ううううー、現代人でよかったなんて。あとから、ヒルはヒルでも蒜だと判明しましたが。
蛭子神社というのが全国各地にあります。蛭子というのは,伊邪那岐命と伊邪那美命の間に生まれた第一子で,予知能力があった奇形児ということになって居たと思います。http://www.din.or.jp/~a-kotaro/gods/kamigami/hiruko.html
なるほど,蒜はノビルのヒルですね。