鶴の糞


鶴の糞_b0060239_8551087.jpg
ウグイスの糞には,化粧品としての製品を扱っているサイトに依れば,「蛋白質や脂肪の分解酵素や漂白酵素などがたっぷり含まれている」そうですが(本当か?)。どうせなら,ツルの糞の方が,量も多いしパックなんぞにいかがでしょうか? いや,やめとこう。本当に薬効があったりしたら,業者さんがぞろぞろ現地に集まって,またややこしい話になりそう。
 こちら,マナヅルの糞。黄粉餅みたいな感じですが,ほとんどが,人工給餌起源の小麦で出来ています。渡来シーズン後半は,出水平野の野生の餌生物が枯渇するので,こんな糞が増えます。


鶴の糞_b0060239_8572920.jpgで,こちらがナベヅルの糞。実際には大きさや色など個体差が多く,食べているもので全く糞の形状は変わりますので,外部形態で両種の糞を判別することは不可能です。ここではお教えできませんが,もの凄い手間をかける方法しか,両種の糞を区別する方法は無さそうです。この個体は,植物の緑体部を食べています。農作物をつつくことは,それに着いている害虫狙いしか観察したことはありませんが(害虫を食べてくれるなどと思いきや,作物を倒されたりして農業被害は出ます)。この緑色が,何起源か・・・・,あるいは,出芽した小麦をつついた物である可能性もあります。まぁ一万羽以上が普段農業舗場で終日過ごしているのですから,その数の割には,ジェントルに振る舞っていると言えなくはないのですが。

 今年も,何とかインフルエンザ騒ぎもなく,ツルに特別な健康被害もなく大陸にお帰りになられそうで,関係者はほっとしているでしょう。

 「特別天然記念物であらせます鶴様におきましては,ご機嫌麗しく,大慶至極に存じます。」



インフルエンザは,渡り鳥が,ツルも含めて数万羽集まる出水においてはとても気になるところです。過去,ツルからも人間に感染能のないH6型(http://www.kagaman.net/inf/inful.html)は出ております。
 しかし,これだけ大量の野鳥が集まるところでの検出頻度がゼロであることから,先だっての事件は,人間が関与した可能性を疑ってしまいますね。観光客の方も数万,鳥も数万それが10年以上,クロスしていながら無事と言うことを考えても,また,昨今の人間の国内外の広範囲な動きを考えると,過去はともかく,野鳥由来の感染が日本で起きる可能性が高いとは思えません。
Commented by みかん at 2005-03-05 16:01 x
なるほど。今まで鶴の糞なんて考えた事も無かったし、多分あまり見る機会もなかったでしょうね。大変興味深く読ませていただきました。そうか〜インフルエンザかぁ〜。なるほどー。
Commented by complex_cat at 2005-03-05 17:10
有り難うございます。ちょっと,気になる点もあって,誤解を招かぬようMoreに加筆しました。まぁやぶ蛇になることもありますけど。
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by complex_cat | 2005-03-05 08:59 | Wonderful Life | Trackback | Comments(2)

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