かつてはチコのテリトリーディフェンスの隙を突いて猫ドアから侵入して,ユッチにマウントを仕掛けたレンポウだが,永遠に発情が訪れることはないオス猫嫌いのユッチに対して,ご執心の本気度はかなり高いのか,足しげく出かけてきて,かなり険悪だったチコともそれなりに距離を縮めたレンポウ(仮名)。
面白いのは彼の侵入以降,猫ドア周辺に他の猫の影がちらつくと,ドアの背面にナッチが陣取り,威嚇するようになった。我が家の受付嬢は保安部兼ねてる,みたいな。
あるいは,レンポウがこれ以上のコンタクトをあきらめているか,配偶者選択的な意味を見出さなくなった故,ユッチが平気になってきているのかわからない。この視線を見ると以前,気持ちは相当あるような気もする。この状況も,レンポウが底にいるのはユッチが外に出せとワイフに言って出してもらって勝手にゴロゴロしているとのこと。何にせよ,それぞれに緊張が生まれていないのはありがたい。