岩合さんの猫写真展も一緒にやっていたので、行くしか無いと思い春休み最後の日は、家族でここで過ごした。チコの体調に不安があったので、昼食をとってあたふたと戻ることになったが。
さすがにでっかい猫の骨格標本は違うなー。
ちょっと違うか。
あたりまえだが、長いクビの猫じゃない。この空間は、子どもたちは、彼らは彼らで何度か来ているようだが、何度来ても楽しい。
前回来た時にはなかった、アニマトロニクスの恐竜洞窟探検。ニッチェとしては、ネコよりかなりデカイ。
でっかいクビの長い猫じゃないやつ。まあ、その当時の状況を疑似体験して思いを馳せる、みたいなコーナー。アニマトロニクスはメンテナンス代や電気代食うだろうなぁと思いつつ、こういうのは、狙いを何処に持って演出するか、かなり難しいなと思ったりする
企画展では、岩合さん写真展+ネコテーマ展ということで、見たことのあるジャケットも並ぶネコジャケコーナー。
マッチラベルの猫達。僅かなスペースに、凝った猫のデザインのコレクション。学芸員ワークルームの模擬展示。Classic2とPPC G3が置いてあった。誰のマシンだったか、勝手な想像をした。ニャオンの恐怖じゃないやつ。招き猫のリバース、魔除け、「招かない猫」というものがちゃんと置いてあった。岩合さんの娘さんの猫「にゃん吉」。真面目な顔をした猫の威力に勝るものはないと思っている。今回の看板猫。ワイフはこの展示コーナーでずっと時間を過ごした。展示では「海ちゃん」のオリジナルプリントに出会えた。「世界のねこ」の時期にまた来れるかどうか。
岩合さんの使われているOlympus機材の展示。OM-4/OM-4Ti以来、このメーカーの機材とは縁がないが、アースグリーンのOM-D E-M1は魅力的だった。
猫つながり、キャッツの舞台のジオラマの展示もあった。しっぽ付き登場キャラの御真影。陽も高かったけれど、子どもたちの買い物を少しして、たっぷり昼食をとった後は、帰路についた。岩合さん写真のクリアファイル。ささやかな土産。チコは、血液検査の数値は良くなったが、大学動物病院に行って以後、家族と一緒でないとあまり何も食べなくなってしまった。刺し身や好物を入れた皿をおいてもほとんど口を付けない。夕食の時みんなが食べているものを机の下からそっと見上げて小さく啼く。その時、テーブルの上にあるものの中から選んで、恐る恐る食べるかと聞くと、その時だけはかなりまとまった量を美味そうに私の手から直接食べ、あとは勢い良く寝室に駆け上がると、こんこんと寝室で寝ていたりする。ビンチョウマグロのブロックだったり、胸肉のボイルの塊だったり、半端ではない量が消えるので、そのタイミングで食べさせるものを毎日悩んで揃える。次の日、同じものを食べてもらおうとすると、また、全く朝から口を付けない。固形は各種、パウチもの、スープもの値段も見ずにいろいろ試すが、そちらは全部同じ扱い。
この日も、早めに戻ってよかったと思った。彼が何を考えて、どうしたいのか、どういう状態なのか、大抵のことは分かっていたつもりが、自信がなくなる時がある。一方で、私に何か大切なことを伝えようとしているのだと思ったり。