活惚

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真ん中の鮮やかなのがキンメダイで左端のコウイカの刺し身との間にあるのがカッポレの刺し身。ロウニンアジ Caranx ignobilis やギンガメアジ C. sexfaxciatus と同じ仲間。釣り人には人気のある体重数十キロにもなるイシカワギンガメアジC. ugubris。名前の由来は凄まじく巨大で暴れまくるため、釣り上げようとしている人が「カッポレ」を踊っているみたいということらしいが、私はカッポレがどんな踊りなのかわからない。凄まじく美味いことは確かです。
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ちょっとタタキ風。これも異常にうまかった。釣り客は、遠方の飛行機もない海洋島から持って帰るのも大変なので、魚拓をとって、わずかに口にできる分に舌鼓を打ち、皆、ほとんど宿においていく。で、それが三食出てくるのをわはははははと頂く。
 食べるのに焦って撮影が適当になり、ピンが来てなかった。それくらい美味い。
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内臓のガーリックオイルがけ。レバ刺しもそれなりの大きさ。
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カッポレの消化管。かなり肥厚していて、宿の女将さんは少し圧力釜で柔らかくしたと言っていたが、ミミガー(豚の耳を使った沖縄料理)よりも固かった。
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これは、冷燻、まあカッポレの生ハムであって、本当に生ハムだった。
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カッポレ韓国風漬け丼。コリコリ歯ごたえがかなりいいが、さすがに散々料理されている方の出すもの、この食べ方もこの魚にあっている。
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平鯵と呼ばれる仲間の中でもかなり口がでかく、異型といってもいいほどアンバランスに紡錘形。
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場所は、屋久島と奄美との間の海域とだけ。

Commented by いきずりの人 at 2014-05-30 10:47 x
「屋久島と奄美との間の海域」

トカラですね。
Commented by jinsei_rarara at 2014-05-31 02:22
いつもおいしいものをワハハハハと食べているC-cさん
羨ましいです。
C-c家のみなさんは釣りはするんでしたっけ?
釣った魚をその場で豪快に捌いてがーっとざーっとずずずーっといきそうですが。
頼もしい末っ子ちゃん期待しています!
Commented by complex_cat at 2014-05-31 12:24
いきずりの人さん、
とても魅力的な列島と海域です。
Commented by complex_cat at 2014-05-31 12:25
jinsei_rararaさん、
末っ子がチコのためにエコロジカルな釣りをします。
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by complex_cat | 2014-05-29 23:04 | Appetite Museum | Trackback | Comments(4)

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