今晩の収穫-flowerpot snake
2005年 04月 07日
A1ここぞと云うときに,見事にピントを外す癖があります。まぁそれでもシャッターが落ちてくれるだけマシなのかも知れません。
で,ワイフと子供達が寝たところで,ティッシュに刳るんだ奴をもう一回引っ張り出してみれば・・・なんと,こいつはミミズではありませんでした。動き方に違和感があったのですが,私も現物を見るのは,初めてだったので・・・・流石,私の愛猫です。ご主人に本当にいろいろな魅惑的なものを見せてくれます。
かつてのメクラグモがザトウムシと呼ばれるようになったのと同じように,「メクラ」というのが差別用語に当たるというので,ミミズヘビという名前を提唱している研究者もいるようです。
あと,両生類で,半湿地性の泥の中で同じようなミミズの形態を持って同じような生活をしている動物にアシナシイモリというやつが居たはずです。ニッチェと利用資源が似てくると外部形態もそっくりになるという収斂現象の実証モデルです。
追記1-こちらの方で,このヘビに関するもっと面白い遺伝学的データがで出たようです。「ゴンドワナ大陸にいた生き物」
パンゲアの未だ前,大陸ゴンドワナから生き残った生き物ということで,人間の行う凄まじい物質流通の結果今の汎世界種になっている本種の位置づけとは違う意味で,地球的な広がりを持った分類群という事みたいです。
さすがチコベエ。偉い!
シマヘビとかアオダイショウとか大型のヘビは,コウチンやチコを見ると尻に帆かけてもの凄い勢いで逃げていきます。まず捕まらないから安心しております。でも,かつて一緒に暮らしていた猫は,マムシをぷらぷらさせて意気揚々と持って帰ってきました。散々遊んだ後だったので,マムシもグッタリしておりましたが,慌てて取り上げたのを覚えております。マムシの高密度地帯でお出かけ自由の猟の上手い猫を飼うのは,少し度胸が要りますね。
でも、ヘンですよね。いつごろからそういう人たちが増えたんでしょう?だって、無害なものを、いちいち怖がってるはずはないですよね…(って、わたしも形状が苦手なわけで、パニックは起こさないけど「うぎゃぁ」と書き込むわけですが。…あ、でも怖くはないな)ヘビを偏愛するのと、根っこは同じで顕れかたが分かれているのでしょうか。