Agfa Paramat APOTAR 2.8/30 (part2)
2005年 04月 09日
最近,有線のJ-Popが鳴り響くようなガソリンスタンドなどで営巣するツバメのつがいをよく見かけます。恐らく,市街地から里地まで猛烈に増えたカラスに対応してのことだと思うのです。昼間は人間やクルマがいつも出入りするところだけには,流石にカラスもアプローチできません。証明するためのデータは簡単には取れそうもありませんが。
セイヨウミツバチは,オープンな草原性で,本来は森林性のスズメバチなどとは生活感が重複しません。そのせいか,スズメバチに襲われた場合は,無力です。巣に侵入しようとする進めバチを総掛かりで迎撃するも,ナイフ一本で人間の集団が虎に立ち向かうみたいな感じで,次々と瞬殺されて死体の山が築かれていきます。
一方の,ニホンミツバチは森林性で,スズメバチへの対抗策を進化させてきております。集団でスズメバチにとりついて更に体を発熱させて蒸し焼きにするという驚くべき戦法を取ることは,よくできた自然科学映像により,結構知られております。で,ニホンミツバチの蜜は,それはそれは,不思議な魔味とも呼べるものでして,当たり前ですが,森林性なので,樹木の蜜を集めて居るわけで,これは照葉樹林などでは,クスノキ科やブナ科になるわけで,真っ黒のもの凄い液体で,味ももの凄く強烈,全然駄目という人か,私の友人のように一瓶プレゼントしただけで,とうとうニホンミツバチの養蜂を趣味で始めてしまう人か,反応が極端に別れます。私は,養蜂を始めるまでは行きませんが,もちろん後者です。
ニホンミツバチの養蜂を手がけておられる方はそんなに多くはないのですが,上手くいけば,地方の道の駅などで,手に入れることも出来ます。
Agfa PARAMAT, Agfa Apotar 2.8/30
前回ご紹介した110フォーマットフィルムに比べれば,非常に余裕が感じられますね。日本人のかつての節約意識と職人技が,このフォーマットのブームを生み出し,最後には,一眼レフまで多様な製品を産み出しました。ハーフ判については,名機OlympusのPen系のカメラを実は,一台も持ちません。私の幼年期に父が愛用していたPenは,長らく二人ともその存在を忘れていて,私の手に渡ったときには既にカビだらけ錆びだらけで,修理不能でした。それ以来手に入れようと,あえてしなかったのは,OMユーザーを長くやった私が,その描写特性の短所が鼻について,しばらくOlympusのレンズと余り係わろうと思わなかったということも理由の一つです。
しかし,なぜかブームのリバイバルを誘導しようとした有るメーカーの徒花のような一眼レフモデルを持っております。既にツールというレベルで使っておりませんが,それはまた次の機会に。