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朋有り。遠方より来たりて水浸し。

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朋あり。遠方より来たりて飯を食う。の続編

お二人が空港から帰る日は、雨の旅行で水はお腹いっぱいになっているところで、滝と湧水めぐりになった。
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龍門滝は、普段は、2,3本の瀑布が間隔を開けて落ちているが、雨が続くとかなりの迫力になる。


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 さすがに屋久島みたいに、どんなに雨が降っても、透明感のある水が流れるなんてことはなくで、かなりの泥水だが、迫力は十分。

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名水百選(霧島山麓丸池湧水)。完全湧き水なので、この「色」をしている。
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 アサイさんは、禁則事項でなければ飛び込んでいたが、もちろんここは遊泳禁止で、通報される。
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突然、猪木のように吠えたアサイさん。

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観光列車「隼人の風」通過中であった。
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yu-kubo先生が監視していてもなんかしでかしそうな予感も有ったが、とりあえず、ふたりとも写真撮りまくって終わった。yu-kubo先生のFickerの方に、ここの水中風景水が湧き出ている動画がアップされているので、ご参照のこと。Wikipediaには栗野岳から35年のタイムラグで、59,000t/日が湧水とある。

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ハグロトンボのメスが水際の苔に産卵していた。
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丸尾の滝。立派な架橋のバイバスができて、こっちに回る人は少なくなったと思うが、幾何学的な層理がバッチリ見えてなかなかいい感じ。この地域、女優、多岐川裕美の夫君が自殺されたことで有名になってしまった犬飼の滝とか、名瀑布はたくさんある。

 実は空港にお二人を送りしな、幻の滝ともいうべき滝を見つけた。私は運転中だったので撮影を諦めたが、yu-kubo先生がしっかり撮影されていた。 普段は、樹冠に覆われて見えないところが、増水で顕在化したのだと思うが、その落差は60m以上有るなと思った。機会があれば、その上の方から攻めてみたいと思っている。GPSでみるとたしかに川が繋がっている。
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 神宮前で食事&喫茶をやっている友人夫婦は、私が20代の頃からの知り合いで、西表島では南風見荘という、ある意味ものすごい民宿があって、その時代を知る人には、伝説的な人たちだが、今は多分現地でも知る方は少ないと思う。旦那さんの方は、私のフィールドワークの師匠に当たる。ほんとうに色々困ったときには、助けてもらっている。
 彼らの娘さんたちであるところの二人の美人姉妹が店の階下のスペースでお店を始める準備をしているというので、覗いてみたら、上の娘さんが電鋸を手にガンガンやっていた。自分たちで作ってるのかい! 私がその爽やかそうな真剣な横顔をじっと見ていると、「・・・猫さん?!」「ああ。」「すごい久しぶり!」ほんと20年ぶりぐらいかもしれない。
 奥さんの方の話では、「最初は旦那と一緒に手伝おうと思ったけど、なんか気に入らなくて、もう勝手にさせてる。夏休みの工作みたいなものよ。」って笑っていた。お姉さんの方は、どこに行っても板場でチーフをやっていたようだし、妹さんは、いきなり日食を見にトルコに出かけて行ったりする、英国でもしばらく仕事をしていた。どんな店ができるのかちょっと楽しみだ。
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 お店の猫。トコちゃん。チコ似のハチワレ白斑クロ生地に茶が入った三毛猫。かなり複雑な文様をしている。今年、寿命でバタバタっと猫達がいなくなって、今は2匹のうちの一匹。私が拾ってここに猫になった子も、多分19歳になっていたと思うが、一去年辺り顔を久しぶりに見たのが最後になった。
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 アサイさんに挨拶。上の娘さんが、9匹連れて、ここに戻ってきたということで、まあ、実際はかなりいるはずだが、どこにいるかはわからない。
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 飛行機の時間に、ちょっと見て土産物など適当に買うのにいいかなと二人を霧島神宮まで案内。観光地なので、置いてあるものは、まあ、ご想像の範囲。
 ずっと雨にフラレてきたので、小雨程度だと、もう十分天気だなという感じ。普段フィールドワークでも、小雨だと雨具着るの面倒だし、山中だと小雨程度でさっと仕事する場合は、傘なんか差さないので、「c_Cさん、傘さ差さないですか? 濡れますよ。」と傘もささずに活動しているのに言われて気がついたりするが、まあ、私の周りもそんな感じ。

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ごぼごぼと引き水。ここらへん一体は、水や温泉では困らない。神宮周りのオタクでは、最低限の工事費で各家庭に温泉が引いてある。泉質は硫黄分が割と多めで、女性や子供が毎日入るにはちょっときつく、わざわざ低標高にある、日向山当たりに温泉に入りに行ったりするということらしい。神宮一体で、昔から住んでいる人たちは、水に関しては困ったことがないという地域。
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 ここの旧社格は官幣大社。御祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎ)、いわゆるニニギである。子どもたちが生まれる前、こっちに農家を借りていた時には、ワイフと週末はこちらで囲炉裏炊きながら過ごし、月曜の早朝、バイクでぶっ飛んで降りるみたいなことをしていたが、忙しくなったことも合って引き払ってからは足が遠のいている。
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 温泉の中心部はこんな感じ。ニャランじゃなくて、ジャランか何かで、満足度No.1のホテルなどもこの辺りの並びにある(らしい)。私としては、同じ霧島でも、こっち方面は普段通過するだけという感じではあって久しぶりに二人を連れて寄ってみた、てな感じ。なんとなく、生活が慌ただしくなったなと感じてから、久しく、ずいぶん時間が立ってしまった。今でも友人の店に行くと、やっぱり時間の流れ方が変わる。
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 アサイさんは、ぜってー「シロクマ」食って帰ると明言されていて、それにyu-kubo先生もお付き合いされた空港での一コマ。私は、やめておいたのだが、食っても良かったかなと思うほど、ここのメニューのものはライトなものであった。たぶん今は、有名な食べ物になった分、どこもそうなのかもしれない。「食え!死ね!」みたいな暴力的なミルクがけのかき氷に暴力的に果物が突き刺さっているのが、私のイメージ。

おふたりともお疲れ様でした。ともかく、天気は悪く、ずっと水浸しだった印象。








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by complex_cat | 2015-08-30 17:12 | My Shot Life | Trackback | Comments(0)

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