お見舞いには おみやげ持って
2005年 04月 13日

私がベッドに転がっているので,チコがお見舞いの品を持ってきてくれました。私の顔を見て,ボトっと落とすと,スタスタ行ってしまいました。
かなり,下ごしらえに時間をかけたのか,動きませんでしたが,私が掴むと,尻尾から血が流れて床を汚しましたが元気です。ワイフが泣き顔になりましたが,もちろん,なんて夫思いの愛猫なんだろうと感動しての嬉し泣きだと思います。
有り難う。こんな素敵なものを。この円らな瞳,クールな鱗,美しい生き物だね。朝私の胸の上に乗ってずっと出ない声で鳴いていたのは,このことだったのかな。でも,お腹に卵も持っていそうだし,幸いにしてまだ元気そうだから逃がそうね。あぁ,私が好きにすればいいって言っているのだよね。
猫とお暮らしの方の中には,この「おみやげ」を受け入れられない方も多いと思います。しかし,それは,逆説的ですが,結果的にはありがたい感覚かも知れません。猫の存在は,周辺の小動物には,かなりの脅威になり得ます。好き勝手やらしていただいている癖になんですが,特に貴重な野生生物が多く生息するような自然環境が豊かな場所では,室内飼いがベターだと思います。特徴的な生物の集団(ギルドと呼びます)の解析をやれば明らかなのですが,我が家は都市公園型の環境といわゆる里地環境の中間に位置するものと思われます。だから,大目に見てね,地球の神様っ!てなわけです。
カナヘビは,人間の幼児でも割合簡単に捕れますが(私も,長男もちょうど4歳ぐらいでバシバシ捕まえて籠に入れていた),こんな立派なニホントカゲは,猫でもちょっとは苦労するはずです。 今度はもう少し大きいヘビが見たいなっていったら,本当に持ってきそうです。猫たちのお陰で,うちの子供達は,自分たちでは簡単に掴めないものも間近に見て触れます。適度な自然環境の中では,ありがたい教育係です・・というのは単なる猫馬鹿のつぶやきです。
尻尾以外は無傷だったので,何故かチコが狩りをしない区画に逃がしました。ベッドの横の窓から,外に出しただけですが。ワイフが子供と出かけておりまして,それもあってちょっと書きすぎました。安静にしていろといわれても,ずっと眠ってられるわけではなし。子供みたいなことを言っております。 チコ,声が出ないのが気になりますが,とりあえずいつものペースのようで,元気です。最近,みかんさんのブログで教えて頂いた方法で,キャベツをネコ缶に混ぜましたが,よけて食べません。ワイフの話だと,吐瀉物に草も入っていたそうで,適当に食べているようです。自分で何とかしているから,余計なことはするなと言われたような気にもなりました。とりあえず,一眠りして,主治医のT先生に電話してみるか。
「具合わるいみたいだから、コレ食べて元気つけてね、おとうさん」
うわーん
下から排泄するならバターかマーガリンを食べさせるという方法も(…食べないと思いますけど)あるようです。ペトロモルトなどよりは、身体への負担は少ないようですが。
でも、早い段階でお医者さんに診てもらうほうがいいかもです。
…おとーさんみたいにこじらせる前に!
ゴキ氏が出たりなんかすると、あれを狩られたらたまらない 獲られる前に捕らねば!と猫よりも早く人間がゴキ退治するようになります。かーを押しのけゴキを仕留めた瞬間、(…つくづく猫バカ…)と思いました。実はゴキ退治、しかも薬剤不使用 は初めての体験でした。翌日「泡で退治」するタイプのスプレー買いましたけど。
ペトロモルトは香ばしい匂いがつけてあるので、猫 食べます。
でも、石油化学製品です。特別にウンが増えるとかそういうことはありませんでしたから、効いているのかどうかは判然としませんでした。

