ムラビヨフカ暮景
2005年 04月 14日
海外へ出ると,となんとなく,規格化された人工構造物が見渡す限り存在しない世界に出会うとともに,夕日の画が多くなりますね。前回に続いて,ロシアの辺境,ムラビヨフカ村での夕日です。ゲストハウスの二階から,この風景を見ながら,そばにいた韓国の研究者と,初めて言葉を交わしました。家で待っている家族にも見せてやりたいなと,私と同じことを考えているのが分かって,思わず笑い合ってしまいました。で,彼は,F4sのペンタ部を外して,ウエストレベルにすると,しっかり三脚を立てて撮影。私は,ロシアに持ってきた唯一のカメラ,バカチョン・ティアラのシャッターを無造作に押しました。うん,その後彼とは,縁合って数年に1回,なぜか会うことになり,真面目な性格そのものやなぁと思いました。
流石に毎晩,ミーティングの後で,ロシア流に,夜更けまで唄い騒ぐスタイルの中で,同世代であったこともあって,サイモンとガーファンクルとジョンデンバーについて,ほとんどギターコピーをやっていて,妙な共通点に驚いたものでした。

FUJIFILM CARDIA MINI TIARA, SUPER-EBC FUJINON 28mm/F3.5
このカメラは,II型まで,使いました。自分史としてはZeissを使い出す前夜で,大きさが適当だったのと,鮮やかでコントラストの高い描写が当時は良いのかなぁと思っていて使っておりました。今見ても,面白いことに初期のFujiのデジカメF601あたりのような描写をします。内部は集積度の高い優れた設計と思われ,それぞれ1回,奄美大島の奥地の沢に落としましたが,一晩,扇風機を当てたら復活しました。まぁ淡水で綺麗な水だと,復活する確率は高いのですが,ゾンビカメラの異名を持つようになりました。いろいろあってもタフな?カメラというのは,何となく好きです。しかも私の大好きな周辺光量落ちも,今,こうやってみるとなかなかです。

