尻滅裂しないつもりの道具考

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 最近ユッチの自己主張が激しい。長男が忙しくてあんまりいつもいつもかまってやるということができないので、不満が溜まっている模様。この娘は、基本的に、長男以外からは癒やしは得られないし、同腹の姉妹であるナッチとも折り合いが悪く、チコとも決定的に相性が悪いためポツリと一匹で寝ている彼女を見ると孤独の影を感じてしまう。長男の猫というよりは、彼が彼女のものなんだろうなと思う。

 αNEX-6を購入して もうすぐ3年が経とうとしている。本気はノートラブルで、思いの外、よく働いてくれている。ただ、いかんせん、手ブレ低減機構入りの広角標準ズームが衝撃に弱く、フィールドで振り回していて2本、通算3回ほど壊れたので、修理するのを諦めた。NEXのモデルシリーズ名は消滅して後継機のα6100は、上級機であるα7II/SII系の5軸手ブレ低減機構がボディ内に内蔵されるという噂が流れている。前進のMINOLTAαはボディ内手ブレ低減機構をやっていたが、SONYにその部門ごと吸収され、ミラー内蔵一眼レフ以外は、レンズ側で対処という路線でしばらくやっていた。これは、動画撮影に比重をおいていた結果なのか、しばらくボディ側での手ブレ防止制御を行うモデルについては開発時間を必要としたようで、フルサイズでできたのであれば、APSはすぐだろうと思ったが、さあどうだろう。
 最近、私のチャリンコ師匠が、iPhoneしか使ってないところを必要な物をきちんと写真に撮ってみたい、何がいい?みたいな話になって、結局ミラーレスと標準レンズの画角になる30mmの開放f値1.8の単焦点レンズを購入されることになった。
 f1.8はズーム全盛の今時だとマックス明るいレンズだが、50mm/f1.8って考えると、本当にこれはかつての入門レンズの仕様。標準レンズは、望遠レンズにも広角レンズにもならないが、腕があれば、望遠的な表現も広角的な表現も可能で、誰が行ったか失念したが、「この世の半分を切り撮れる」
レンズでもある。これで撮っていくことで、かつてはみんな写真を学んでいったし、私もなんか撮れる気が全然しなくなると、CONTAX 167MTにPlanar 1.7/50 T*だけを嵌めて撮っているうちにカメラを手にした頃の幸せな世界を思い出したりする効果を実感したりしていた。
 で、普通によく撮れてコンパクトなミラーレスに対してはちょっとだけでかいけど、そのゴツさはさあ撮るぞっていう楽しいメンタルを作れるし、構造的にも丈夫で安心なレンズだと思う。
 ちなみに、チャリンコ師匠は、それでも安い中古パーツを集めてチャリンコ改造したがるような、それでいて本当にチャリンコについてなんにも知らなかった私には、本当にありがたい方でありました。ロードの定石や本来幸せになるべき世界みたいなところは経験されていながら、でも、どのレイヤーに有っても遊べる、楽しいことが重要ってちゃんと分かっておられる方で、「プロジェクト・ランウェイ〜ティム・ガンに学べ」同様、やっぱり良いメンターは、本人がその人なりに自分で考えて学んでいくのを助けられる人なんだなと思いましたぞ。




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 自分自身、慣れ親しんだミラーファインダーから離れて、ミラーレスの使用頻度が上がったのは、やはりフランジバックの短さから、マニュアルフォーカスレンズで使えないものがないというその自由度が大きい。逆にまともな純正品AFレンズはほとんど持たない。使っているEマウントAFレンズはこれ一本。後はAFでも、MINOLTAフィルム一眼時代から使っているαAマウントレンズだ。さらにヘリコイド繰り出し機構付きのマウントアダプターが、本家のLeicaボディでもできなかった技さえ仕込めるようになってしまった。
 水前寺菜、パンダマ、金時草いろいろ呼び方派があるが、スイゼンジナが正式和名。学名Gynura bicolorはキク科で、野菜扱いできる植物だが、原産国である熱帯アジアだと多分、木化していくだろうと思う。極東だとキク科は草本だが、キク科で大木になるのは珍しくない。
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 以上4枚は、古のMountainElmer 9cmによるもので(月の画像は一部トリミング)、このレンズは本家Leicaレンジファインダーカメラだと、ターレットファインダーなどで画角を合わせても、思った通りのフレーミングで、更にきっちりフォーカスして撮影するのは、近〜中距離の被写体だとかなり難しい代物だが、ミラーレスで使うことで古のレンズの発色や描写など、ポテンシャルに驚く。
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 コンデジみたいに何も考えずにレンズを被写体に向けて切り撮る分には、テクノロジーが詰まったカメラだと、写るべきものが後で見てもちゃんと写っていて、感動したり、発見したり、後、当たり前に見えてきてつまんなかったり。
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 疾走する訓練中の救助犬。開放F値にして、薄い像面で眼にフォーカスを合わせようとか思えばと、やっぱりよく出来た光学ファインダーとMFで置きピンしてとか考えるが、追尾型AFでは、一番手前に来る輪郭部分をちゃんと抽出している。

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 「ちょっとチコを撮ってくる」って外に出かけて行って末っ子が撮った連作。チコはすぐに末っ子の傍らに来てしまうので、ちょっと苦労した模様だが、チコの表情が穏やかで、私に向けるリクエストが綯い交ぜになっている表情とは違って、同腹に向けられるような表情。少年が振り回すにも、持て余すことがないほどの小型軽量というのは、ミラー式一眼がどんなに小さくなっても抜けないミラーレスが持つ性能だと思う。


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 K2 Enemyシクロクロスフレームベースの生活車だが、なんとか完成にこぎつけた。ただ、サドルだけは問題が生じた。適当なものがなかったので、末っ子が尻を痛めて交換、放置してあったMeridaのエントリモデルMTB用サドルを適当に使っていたが、2周間ほど乗ったところで、尻のほっぺたが破壊されそうな痛みを覚えて、慌てた。自分の尻?の適応能力?には自信があったが、これは過信であった。自転車を降りても太股の付け根から坐骨、さらに陰嚢(!)に達する領域にまで鈍い痛みが消えなくなり、一瞬、内蔵、泌尿器系のトラブルかと青くなった経緯は先に述べたとおり。
 やっぱり尻子玉大事、タイトルはTYPOじゃないよ、絶対。自転車は体に密接な日々の利用ツールなので、なにか体に間違ったことをやると、順調に体が破壊されていく可能性は高い。中国武術だと、その練功を続けていると間違いなく壊れる、みたいなのをわざとを教えたりする門外への嫌がらせがあるので、日々の研鑽のトラップの影響は認識していたのだがやっぱりチャリンコなめていたかも。最近だと、自転車通勤で横紋筋融解症になって深刻な事態に陥った方の話がネットで話題になっていたが、チャリンコに乗るという行為も甘く見ると本当に危ない。

 サドルは中古だがfi'zi:kならば言うことはない。残念ながら、アマゾンでカラーリングと重量で選んだシートポストにチルト調整能が殆ど無くあまりまともでは無い作りだったため、せっかくのサドルの位置調整に苦労した。ドリンクホルダーとポンプをインストールしたサドルステーや前後のフェンダーも実は、これ用に購入したものではなく、リアキャリアと干渉したりして悩んだが、なんとか力技で装着にこぎつけた。ローギヤが大きすぎたスプロケット10Sについても、リアディレーラーのキャパを上げるかどうしようかと迷ったが、結局、現在のTIAGRAのT28までのキャパに合わせたものに交換した。小型ベルは音が小さすぎて、おしゃれな真鍮色のロード用ベルをコラムに追加。まだ、いじるべき細いところはあるけれど、パーツのアップグレードは別にして、取り敢えず、このバイクについては完成ということでいいかも。

 ともあれ、フロントディレーラーとクランク周りの自由度がなくて、最も苦労することになったGTのフルサスを作りあげたら、今の手勢で作ろうと思ったのはこれでおしまいになるかも。GT Timberline2002年モデルは、まあ年式も有って値段最小だが、フルサスMTBでありながら、クロスバイク並みの軽量さでGT社の誇るiDive2.0が装備されているので、これは、部品取りなどで頓挫する以前よりもいい状態のところまで持っていくつもり。実際坂で立ちこぎした感じは、iDriveの効果を実感できる。
 最後、中古のクランクが届くのを待ってるが、パーツの入手は、たがを外せば、私レベルが弄るようなものなら、いくらでも余っている鉱脈みたいなものを見つけてしまった。ただ、そういうところからの購入も塵が積もればなんとかで、出費が気がつくと大変なことになるので、なるべく我慢している。
 もう一方のフルサスMongooseProのフレームは難物で、これは本当に研究用で終わった感じ。適当にパーツを合わせて帳尻をつけ、屋久島の友人宅に置きチャリしてしまおうかと思っている。私のバイクいじりも「造るべきバイク」という言い訳がなくなってきた。以前、ワイフ用に購入して庭で腐っていた折りたたみミニベロは、リアブレーキステーやBBも固着、修復できるベースには成り得ないことが、いまさらながら分かった。

 もう少しまともな軽快車をベースに、「羊の皮を被った猫」みたいな軽くて取り回しがよくて運動性の高いチャリでも作ってみたいなっていうのが次のテーマ。バイクはママチャリに始まりママチャリに終わるってのは今、考えた。実際高齢化すると、クロスバイクぐらいでも手を焼いてしまって、人間最後は軽量で足つき性の良いバイクが一番ということなので、多分間違ってないと思う。モーターアシスト式は今以上に進化するが、高齢者の感覚や反応速度に有ったマイルドなものは、また違うチューニングが要るのだなと、自分の父の状況を見ていて思った。

 交通インフラ最小の辺境の地方都市だと、子供を乗せて駐車場の不便な商店街を抜けてお買い物、みたいな使い方以前に、お母さんたちは軽自動車を持っているので、あえてママチャリに業界内でも異論が出た子供を乗せる装備をつけてみたいなリスクは必要ないという話を聞いた。生活のためのチャリ選びは子供を乗っける必要がなくなってからでも遅くないということのよう。寧ろ、なんとなくあれ楽しそうだから、みたいな動機で子供乗っける装備付きのママチャリの購入を考える人も少なくないと聞く。地形も影響していて、こちらでは、ただでさえ重いママチャリに新たに子供用の乗車パーツを付けて子供を乗っけた状態だと、西に行くにも東に行くにもアスリート並みの登坂能力がいるエリアが多いから、まあ、降りて押しがけが多くなる。坂が多い環境は、子供乗っけてママチャリ移動は、車が使えない状況以外では、現実的ではないと思う。実際に車が日常の足として使えていて、無理しなくてもいい方の場合、立ち転けレベルでの事故の悲惨さなどを知ると、皆、手を出さなくなる。業界の販売促進とは真逆だが、誠実な自転車屋さんはそう判断して伝えたりするようだ。

 子どもたちを乗っけて走る必要が無いワイフ用に、乗りやすいチャリンコをと考えている。実際子どもたちの送り迎えのついでに買い物というのが無駄がないので、今、彼女の生活の中に自転車が入ってくることは、あまりなさそうだが、マーケットの買い物を簡単に載せて、乗り易いのがあれば、また意味は違ってくる状況にはある。彼女は高校から社会人になるまで、自転車はかなり乗り込んでいた人だが、今の私が乗るようなクロスバイク系やロードやミニベロは自身が乗るチャリとは考えていないようだ。で、やはりシティサイクルのフォーマットは外せないのだが、違和感なく乗ってみる気になってそのまま乗れちゃったりする羊の皮を被った猫みたいな高性能バイクはどんなもんだろうかと考えていたら、これがなかなか楽しくなってしまったということだ。
 多分そのニッチェのものは、あまり存在しないし結構高価になる。友人の奥さんも内装型変速器付のベルトドライブのチャリンコを大切にされていた。友人のビンテージBianchiが軒からはみ出して野ざらしでも、ベルトドライブは一等地に駐輪されていて、彼がブツブツ言っていたのを、悪友と二人笑ったものだった。ああ、チャリンコってなんでも楽しいなぁって思える今の私の状態は、やっぱり病気なんだろう。中古、CPの良いパーツで組み立てて遊んで乗るところで終わっているので、ハイエンドの世界は、ほとんど分からないが、隙あれば上述の中古シクロにDi2とかやりかねないなと自分で思っている。ディスクブレーキは油圧にしないと極限のコントロールでのディスクの良さは実感できないのだけれど、そこまでの状態に自分がなることはないので、このままだと思う。クロスバイクと違って、メンテナンス含め中古で安価なバリエーションがないから、私向きではないし。

 シティサイクルの話に戻せば、軽量、内装変速器で5〜7sぐらい? ベルトドライブかシャフトドライブのメンテナンス・フリーも走っている時のフィーリングが楽しそうだが、ちょっとだけ自分の理想とは違っている上に、結構な値段がする。自分で安く作れないかなと思ったりする向きには、ベルト/シャフトドライブについては、パーツ調整も含め、ちょっと無理だ。ちなみにベルトドライブのチャリンコについてのまとめはここ。まとめサイトは、おざなりのものが多いが、簡潔な表記で、良く情報がフォローされていて、参考になった。
 最近のベルトドライブのパワーアシストのタイプ、前輪にアシストモーターが着いて、内装5段で自力で速度を出せる所がかなり気に入っている。プリウス並みに回生充電ブレーキも持っている。でもパワーアシスト車は自治体の助成があっても、それなりに自転車としては高額な買い物になる。

 ちなみに、シャフトドライブでパワーアシストとか無いのかと思うと、ヤマハのPASシリーズも当初はシャフトドライブを検討していた っていう話だが、どうも無いようだ。シャフトドライブ、パワーアシストで検索すると、中国のベンチャー系の品がヒットするが、これはパワーアシスト付自転車ではなく、モペッドである。
 Wikipediaを見ると「中国ではアシスト自転車に関する規定がない代わりに、最高時速20km以下などの条件を満たせば、アシスト方式ではない電動自転車でも自転車扱いを受けることができる。」とある。さらに、ちょっとWikipediaからの引用が長いのをお許し頂きたいが、「最高時速が20km以下であること、定格出力が250w以下のモーターを搭載していること、自転車として30分間に7km以上自走できることといった規定が公道を走る電動自転車に設けられた。ただし、重要な部分以外は全てを適合させなくても構わない。その後、都市部でのオートバイ規制が広がった事で規制を免れる事ができる電動自転車の需要が増え、2006年にはオートバイを、2007年には自転車も越えた。」みたいな状況なので、ぜんぜん違う世界が広がっているし、その世界の商品である。Wikipediaには、続きがある。「国内に流通する台数が1,000万台を超えると、流通量から環境負荷が懸念されるようになったことから、2011年、中国政府はリチウムイオン二次電池への転換を促すため、電動自転車の車重を40kg以下に制限して、重量のかさむ鉛蓄電池を実質的に禁止する方針を打ち出した。当時、中国には約2,000社もの電動自転車メーカーが存在したが、鉛蓄電池の入手難や設計仕様の変更に対応できず、約30%が廃業に追い込まれた。」って。それでも1,000社以上って、内的需要でそんな状況になるのは、GPSロガーと似たような世界だ。
 漕がないと走れない、人間のパワーと状況に見合った分だけパワーアシストするという機構は、特許の塊だし、結構手間がかかる。日本では、電動モーターで自走できる「自転車」は、自転車ではなく、当然電動バイクカテゴリーで、原動機付自転車では必須の運転免許やヘルメットの着用および自賠責保険への加入が必要になる。本体もヘッドライト、スピードメーター、ウインカー、ブレーキランプ等安全装備やナンバープレート取得他、原チャリと全く同じ装備が必要となる。法的におおらかというか、現状では、実質何でもありの大陸でしか無理だなと思う。

 規制がゆるいか何でもありの場合、この先、自転車が駆逐される世界となるかどうかはわからないが、少なくとも、自転車の基本パーツにおけるクオリティコントロールや、人が漕いでそれを動力として伝えるという制約の中での研ぎ澄まされた進化のようなものは生まれなくなるだろう。一方で、派生したものが、席捲、適応放散して新たな世界を創りだすという可能性もないわけではないが、どうもニーズがあるからそこにダイレクトに投資して使えるものを組み合わせて使って儲かって万歳以上の流れが作れないと、単にこれまでのものをいろいろなものを食い潰すだけで世界は交代していくだろうなと思う。

 ミラーとペンタプリズムを持つ一眼レフから、ミラーレスが台頭し始めた現在、前者の高精度なメカニカル機構を作れなくても、最悪画素側での電気的ソフト的制御によるシャッター機構でメカニカルなものを排除できれば、色々なメーカーが参入できるが、少なくともコンベンショナルなミラー一眼が可能としてきた、高速AFやシャッターフィーリングなどを後退させないようにするという縛りが存在しないメーカーが作るものが、カメラとして席巻するという状況には、現状進みそうには見えない。なんとなく自転車の世界に似ているような気がする。楽して移動するだけだったら、モペッド規制緩和で、みんなそれに乗るだろう。ただそうなると、それより別のレイヤーの電動であれ内燃機関であれ、まともなスピードやサスを持つバイクのレイヤーと競合していくことになって、それは、チャリンコに単にモーターをつけた製品では明らかに分が悪いように見える。ただ、問題はコストと市場で売れてしまう数の問題と、道具性にこだわる人間のニーズの価値が変容していくということは、それぞれ全く別の話だということかもしれない。
 クイックリターンミラーを持つ一眼レフや高性能非電動自転車がオーパーツ化する世界というのは、簡単には来てほしくないと個人的には思っている。前者については、企業も売りたいものを作るだろうし、NikonやCanonはアドヴァンテイジがなくなる世界に駒を進めたいとは思っていないだろう。特に後者については競技バイクの世界があるかぎり、絶対に来ないと思っているのだが、どうだろう。

 それでもこれまで中心となる企業体が構築した世界が揺らぐような技術が出てきたりすることはある。ここのリフォーカス機構搭載のカメラなどミラーレスモデルとしてかなりのものが登場してきていて、私はかなり動静が気になっていたが、今のところこのインベンションはメジャーな動きにはならずに終わっている印象。日本の主要カメラメーカーが追従しないかぎり、影響は見えない感じ。情報が後でいろいろ取り出せるのはいいのだが、今でも、コンデジは多くの場合パンフォーカスみたいに撮られていて、しかも被写界深度が深いわけで、後で一枚一枚フォーカス距離を調整するなんて状況には、そもそもあまり遭遇しないのではと思う。不安ならパシパシ枚数撮っててそれでおしまい、みたいな使い方がデフォルトなので、逆に繊細なフォーカス像面を気にするような、開放f値使いじゃないと、その意味と価値がわかるところに立てないのではないかと思っている。そうでなくてもハイエンドのコンデジの性能はものすごいから、AFなど基本性能が高く無いと、そちらとの競合で画素子サイズがでかい程度では差別化できない。コンデジで撮ったほうが便利で十分よく撮れるのにわざわざそれより本体もレンズも大きいカメラなんて売れるはずがない。

Commented by oratie at 2015-11-17 02:37
はははは、褒め殺し。
いやぁ、カメラ楽しいですよ。
もっと早く教わればよかったです。
Commented by complex_cat at 2015-11-17 07:48
師匠、まあ、照れちゃってw 
正直な気持ちですよ。本当に感謝しております。
チャリ楽しい形でいられるのは師匠のおかげ。
Commented by oratie at 2015-11-17 11:29
おっさん二人でお互いに褒めあって僕達キモいですね。

ところで、単焦点の望遠ぽいのはあるんですか?
Eマウントで。倍率が固定だと使いづらいんですかね。
Commented by complex_cat at 2015-11-17 13:02
きもいきもいW
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by complex_cat | 2015-11-14 23:45 | My Tool | Trackback | Comments(4)

Necology(=猫+Ecology) and Nature Photo Essay, Camera classic, Martial arts & etc. 本サイトはhttp://complexcat.exblog.jp/です。画像はクリックすると大きくなります


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