毛球症
2005年 04月 15日

主治医のT先生からは,ラキサトーンを人差し指ほど最低一週間飲ませないと結果が出ないので,とにかく頑張って食べさせろというお達しがありました。この薬の主成分は流動パラフェン,白色ワセリンの高級脂肪酸やベプトン鉄,不飽和脂肪酸を含んでいます。今時,楽天でも購入可能なのには驚きました。

チコが私を避けるようになるなどと云うことはないと思いたいのですが,まぁその時はしょうがないです。こういう非常事態では,いいおっさんがあまりナイーブなことをばかり考えているわけにはいきません。刺身で機嫌を直して貰おう。猫は,絶対に嫌なことをされたら覚えていると言います。忘れないかも知れませんが,結構,太っ腹の生き物です。

長毛種でもない彼が,生まれて3年目に既にこのようなトラブルに陥るというのが,なんだかとても不思議です。野生動物ならば,ここで下手すれば胃腸障害でオダブツです。案の定,便利な固形試料などがあるペットのフェレットやアナウサギでは,非常に一般的な症例になっています。野生動物の平均寿命は,栄養状態とか背負い込む病気の多さなどから,短いのは分かりますが,毛球症で,オダブツになるなんてあまりに情けないというか,適応的に失敗しているようにしか見えません。やはり,自然下では自分で取った獲物を食べたりしていれば骨や羽毛などの着いたものが消化管を通り抜けたり,大量の繊維分を食べたりして,猫の原初的な生活では毛球症などは本来は陥りにくい病気という風に考えられますが,どうなんだろう。
ウチは,多様な雑草を庭に生え放題にしており,それを彼らも利用していますが,万全ではないということが分かります。というか,この環境だからこれだけ保ったのかも知れません。いずれにせよ,胃腸障害などを引き起こしたりすると危ないので,薬を飲ませて週末お医者さんと云うことになりました。
がんばれ、チコ君!
声が出ないのが気の毒。
チコ君の日常の動作からは信じがたいものがありますが、がんばってお薬飲ませてください。

下から時々出ているようですが・・・。
かなり乱暴なテですが、チコ君ミルク好きだから、いつものネコ用のじゃなく、人間用ミルクをあげてみるとか。下からでないかなぁ…。
チコは,低温殺菌牛乳に酵素やミネラルを入れて調整した牛乳をずっと飲んできまして,猫用飲んだこと無いのですよ。そういえば,最近は,ミルク飲まなくなりましたね。その方が良いかと思って無理に飲ませてないのです。
チコちゃんならまだ体力もあるし、食欲もあるから、ダメージを最小限に食い止められるかと。
そっか…あまり好まなくなったんだったら効果期待できませんね…。
なんとなく不安になって、昨日かーにペトロモルトを食べさせました。
月に1度ぐらいなら、許容範囲内かなぁと。
ともあれ,底なしの食欲,復活です。