海ゆかば・・・猫

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 湾内にあるドック港ににミサゴが集団で集まっているのを眼にして、久しぶりに行ってみる。比較的高齢者ばかりの釣り人たちと猫たちがまったりやっていた。









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 鯵の刺身にしか旦那さんは興味が無いようで、猫たちの前に気前良くポンと捨てた。ワイフとここに来るようになって分かったが、どうやらケアをする人達が居て、結構クオリティの高いカリカリをもらっている模様。これを咥えて走る猫が中々現れなかった。

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 魚? 生であんまり食べたこと無い?みたいな反応?。いや、結構フグとかゲテモノが撒き散らされているから、寧ろリスクを知って警戒しているのかもしれない。

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 脇にたくさん控えていたが、見聞に来たのはこの二匹だけだった。

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 こいつ動くぞ、状態。それでチェックおしまい。

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 と思ったら、人には全く慣れていない個体が、二頭を追い散らかして魚にアプローチ。

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 見事にお魚くわえたどら猫状態で走り去っていった。

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 数本の竿が垂れる中をアオサギが通過していった。だいぶして再治しない彼らが洋上に出かけて行って魚咥えて戻ってくるわけで、それなりに魚影が濃い。ここに鰯の群れが押し寄せた時には、自動車販売のさかなやさんまでやってきて釣っていたのを見たことがある。

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 ひなたぼっこの個体。10頭まで数える。

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 釣り人に混じって、子どもたちがやってきてその甲高い声を聞くと、全員さっさと逃だす。縫いぐるみみたいに抱っこしようと追いかけ回すか、石投げるかふぐ投げるか以外のアプローチをほとんど教えてもらってないし、思いつきもしないのが普通の子どもなので、自動的にそうなる。
 猫ウォッチに来ていた大学生っぽいカップルは、ゆっくりアプローチして何匹かと仲良くなっていた。ほら、ああやってやるといいよと言おうと思ったら、既に、全員、飽きて桟橋の方に、走って行っていた。
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 シェルターが機能しているのと、割と雑木林からも隔絶している。餌はないが、奇特な人からキャットフードが廻って来る上に、カエルなどを食べて内部寄生虫にやられるみたいなリスクがないからか、全員、予想していたのに反して、割りと太っていて毛艶がよい。

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 この娘が一番警戒距離が短かった。今時だと、いろいろな人間が居て、餌が確保できてる以上は、警戒心が高い方がトラブルに巻き込まれるリスクが少ないだろうから、無理に人馴れさせて懐かせない方がいいかなと思ったり、思いは複雑。

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 望遠レンズを持ってきていなかったのでミサゴがケシ粒のようだが、この日はカツオドリよりもずっと密度が高く、狩場として良い状況なのが分かる。苦戦している釣り客を尻目に、海から形の良い鯖などを引っこ抜いていった。

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by complex_cat | 2015-12-31 13:53 | Year of the Cat | Trackback | Comments(0)

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