TT希釈
2016年 03月 26日
要するに、ロードのドロップハンドルには慣れていない、あるいは街乗りでそこまで決めて乗りたくないけれど、そのうち、慣れてきたら、あるいは気分が変わったらドロップハンドルに替えれば、そのまんまTTロードになるという多様な車種をたくさん売って商売できているメーカーであるGiantだけが出せるようなバイクだ。
思いっきり生活車に振っているので、更にストレートバーハンドルをライザーバーハンドルに替え、シートポストをパイプカッターで詰めて極限まで底床にセットしてこの機体としては逆の高低差をつけた。ママチャリポジションというまでにはいかないが。
ベースの完成車が10.6kgとあるが、クランクもチェーンもない状態で7.8kgなので、もうちょっと軽くならないか。ブレーキもテクトロだったらしいのだが、Tiagraに変えた。
チコ監督のチェックもOKなようだ。
体調があまり良くないので、時間をかけられないと思ったが、ここまでは幾つか壁にぶち当たりつつも、直ぐにできた。慣れなのかもしれない。
問題はこの後の、直付の必要なフロントディレーラー探しと(空力のための異型断面フレームだからシートチューブに普通のディレーラーが着けられない。自転車はシートチューブにかなり空気抵抗がかかるため、取っ払った構造のものも出たほど。今はUCIの認可が降りないので消えた)前オーナーがホローテックに代えているBBに対応させてどのクランクを合わせるかという部分。日本向けモデルはフロント2sで、海外向けは3sの模様。どちらもクランクセットはTRUVATIVで、当然、オクタリンクよりもギザギザの多い(10セレーション)ISISみたいだ。あ、これ、TRUVATIV製だとGXP BBというShimanoのホローテックIIと類似構造を持ったタイプか。
本日は、スマフォの電波が悪いのでフェムトセル着けてもらった日となった。なかなかGPSのマクロ同期が来ないため、30分以上、担当の人が我が家で待機することになった。で、その間、担当の人にこれを見せたりしてこっちも間をもたせていたが、最後は、チコが接客してくれた。猫嫌いの人でなくて良かった。
サイズによりますが、ジオメトリー確認したら、最大で2°ぐらいの差があります。
ローエンドでもTTカテゴリというだけはあるようです。
ダウンヒルバーつければ、一応超廉価版のトライアスロン用とか作れますね。
キャリパーブレーキが初めて乗る人にはちょっとビビットかなと思います。
私は自分も含めてロード経験の浅いものにはディスクブレーキが使いやすいと思っています。