奄美野生生物見聞記4
2005年 04月 22日

こいつは沖縄県では,指定天然記念物に指定されていますが,鹿児島県ではRDB絶滅危惧II類の指定種。こうやって,ヌボーっと立っているところをノネコなどに教われまくっております。マングースは昼行性なのですが,こっちも脅威になっているようです。道路沿いの落ち葉が集積するところなどでは彼らは餌を漁りやすいのだと思いますが,いかにも無防備で,自称エコツアーの夜走りまくる四駆なども心配の種です。今のところ,それなりの数を見ることが出来るのですが,沖縄のヤンバルクイナ同様,保護に関して良い材料は少ないです。
初めて,宇検村に宿を取りました。この村は,位置的に他の地域に通り抜ける通過車両が少ないので,ダンプやトラックが目立つ島の中では,比較的静かです。特に夜は,リュウキュウコノハズクやスミイロオヒキコウモリと目される,可聴域ぎりぎりで音を出す大型のコウモリの声だけが響いておりました。
朝,港の岸壁から下を覗いたら,スズメダイ科とかベラの仲間だかなんだかやたら沢山居て,そこら中にテリトリーを張っておりました。すいません。魚は素人以下なので,後で名前調べます。
画像を拡大して、やっと見つけました。
じつはちょっと前に鳥羽水族館に行きましたが、見つからない生き物けっこういました。鳴き声が猫そっくりのネコガエルも見つけることができませんでしたよ。
ネコガエルですって? あぁ,トリビアで鳥羽水族館のものが有名になったのですね。見ていないので,今,初めて知りました。
この島のカエルは,鳴き声も多彩で,はっきり言って鳥類並みに多様で美しい声の持ち主ばかりです。
知らなかった。
しかしながら,ここでお話ししたのは,一般の超音波を使う小翼種のコウモリなのですが,その周波数帯は,ぎりぎり人間の可聴域にかかるほど低いものなのです。
本土にもヤマコウモリというのが居ますが,スミイロオヒキと同じくらいの大きさです。で,いわゆる感度帯域において耳の良い人には,ぎりぎり聞こえるのです。自分でも聞こえるとは思わなかったのですが,測定器で18〜20khz,確かに聞こえました。嬉しかったです。 kyoko_fiddlerなら,絶対バッチリだと思います。
というのは、ヴァイオリン弾きによくある、ヴァイオリン難聴なんですよ。
楽音は聴こえるし、音程もわかるのですが、人の声を聴き取るのが苦手なんですね…。聴こえるんですけど、ナニ言っているのか判らないことがあるんですたまに。聴き取り辛い声質の方がいて、そういう方のお話は本当に聴き取るのがタイヘンで、お話するとヒアリングで神経すり減らします。 声の音量はあまり関係ないんですよ。
そうなんですか。私は,ドリトル先生のカナリア・オペラに登場する歌姫ピピネラの可聴限界を超えたアリアを魔神パガニーニが聴きに来ていて,彼だけに聞こえていたという話の部分が大好きだったので,バイオリン弾きの方の聴覚ってきっと超能力者だぁなんて思いこみがあったのですが・・・職業とされるといろいろあるのですね。フィールドワーカーって,痔主が多かったりするのとよく似てます。私はそんなに真面目に長時間観察などやってませんから大丈夫ですけど。

