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ママチャリの値段でママチャリを組む

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 まだやることが多い。とりあえずハンドル交換しただけだが、ハンドルポストが長すぎか。研磨して落とすか、ステムが少し前に飛び出すが、以前のものに替える必要がある。ブレーキ、シフトワイヤーも寸詰まりで、これもやり直さなければならない。って最初に書いておく。
 大姉のためにGIOSの26インチスタッガードフレームクロスバイクをベースにママチャリを造ることにした。ポイントは、再三、以前のエントリで書いてきている(「姉様仕様」)。

結果的に
①シティサイクルのみずっと乗ってきた小柄な女性用として、スタッガードフレームクロスバイクをベース車に。
 
②26インチの軽い機体に細目のスリックタイヤ、変速装置を合わせて本当に軽快車。
 
③車載が頻繁なので、小径車のフォールディングバイクをやめて、前輪クイックリリースで対応。

 シティサイクルと一線を画する現在のアルミフレーム。軽くて、積み下ろしは女性一人でもなんとかできる。ご近所で、一度、息子さんのチャリンコを雨の日に回収に行ったらしいが、シティサイクルは軽くても16kg以上、ヘタすると20kg超えるのが普通にある。クルマの中で片手で持ち上がらないので、引きずるしか無くて、その重さで乗せ降ろしすれば車の中がいろいろ傷つく。二度とやりたくないと仰っていた。今回、現代のアルミフレームクロスバイクベースで考えたのはそのため。自転車のルーフやバックドアに取り付けるキットは多いけど、20kgの鉄の塊みたいなシティサイクルを乗っけたいと思う人は少ないと思う。





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①フレーム ............................................................................................................1.5万円
 スタッガードフレームクロスバイクは、モデルも台数も限られるので、中古フレームは入手が結構困難。で、分かっている人は結構手を出すので、高額モデルはないが、需要は確実にあるので、盛ってくる人は多い。今回のミッションのハードルは、ここが一番ネック。GIOSのLIEBEはとても珍しい26インチスタッガードフレームクロスバイクが存在。チャリ好きな人に見せると、「あれ?20インチじゃないんだ」って必ず言う。重いノーブランドのホイールとシートポスト、前後ブレーキ&シフター、リアディレーラとオリジナルフォーク、ライザーバーハンドルとリストアベースだが一応全部あった。これで、生活車作るだ。メーカーも持ってもらったり、試乗してもらったら、シティサイクルではなくて、スタッガードフレームのクロスバイクを選択して買ってくれる人も多いと思うがどうだろう。
 チャリンコジャーナリズムはシティサイクルとは本来無縁だから、高額ロードに比べれば岩のように重いローコストのクロスバイクがシティサイクルの半分程度の重さという圧倒的なアドヴァンテイジを喧伝する人も少ないのではと思う。たまにスーパーママチャリの記事もあるけど、レースが合ったから耳目が向いたという部分もある。で、クロスバイクだと、街乗りに振ったものであっても、ハンドルやサドル、ライディングポジションがシティサイクルユーザーから見れば自分が乗るべきものではないと思える「異物」だから、購入候補には引っかからないのだ。
 ただ、よく出来たシティサイクルに必須となる絶対性能部分がある。

・フレームの頑強さ
 どんな乗り方載せ方をしても、間違っても破断しない、これもうだめだわって思うまで乗っても、フレームだけは壊れない、オプションで、子供乗せても、あるタイミングで壊れるかもとか考えないで子育て終わるのが、正しいシティサイクルの性能。

・鍵、ライトの保安、安全装備が標準。
 実際の防犯性能レベルは別にして、ワイヤーロックもフレームインストール型のロックの簡便さに勝てない。ハンドルまで連動してロックされるものもあるから、ますます勝てない。高額ロードの盗まれまくりの状況を見ていて、引く人も居るだろう。対盗難性能は、森のなかに樹が隠れるみたいな目立たないことと合わせて、すっと性能が上。値段、違うだろうという考え方もわかるが、まあ、盗まれるときには、ボロチャリでも盗まれる。
 ライトもハブ内発電だと、電池のマネージメントからフリー。ロングライドの人で、ランドナーでも内装発電入れている人、めったに居ないだろう。LEDライトの性能が上がったこともある。シティサイクルの装備は独自進化で、今どきの競技用連動のバイク設計とは全く異なる存在。軽量化、クイックリリース等、車載、輪行性能とはトレードオフ。

・低圧でパッチ処理でパンク修理に対応の経済性。
 バルブの話は前に書いたが、自転車屋さんで、空気入れ借りたり、パンクなおしたりしてもらうのに、英式はハードルが低い。いまどき自転車屋さんに空気入れ借りるなら、仏式でも関係ないけど、大抵の家に転がっている空気入れは英式。パンクもチューブ交換がほぼ前提になる。ホイールや本任の体重に問題がなければ、空気圧マネージメント関連、パンクトラブルも仏式の方が英式より少ないと思うけど。

②シフター&ブレーキシステム....................................................................... 0.1万円
 変速は今回のユーザーを思うと内装が望ましいが、今回は外装。ベース機体が7速ボスフリーだったので、変速装置を流用でスプロケットの外装7速。ローギアをもう少し大きくしたかったが、そこら中、わざとベタ座りで走り回ってなんとかなるかなという感じ。コストと時間かけるなら、内装4段か7段ハブを使って(内装5段はGiantのスタッガードフレームクロスバイクがニッチェそのままで存在するが、より高速巡航側に振っているので坂道ちょっとつらい)ホイール手組することも考えた。リアのパンク時がめんどくさいなどいろいろネガもあるが、今回はパス。
 シフターはハンドル手元のグリップシフター。GIANT ESCAPEなども廉価商品で8s&3sを採用したものも見たことがある。節度感がムニュッとしているけど、そこは安くてもシマノクオリティで問題ない。
 ブレーキは、Tektroのオリジナルのまま。ブレーキ・パッドはストックが合ったので、それを使用。Vブレーキは好きじゃないけど、調整は良い感じになった。

③前後ホイール&チューブ、タイヤ ............................................................................................... 0.8万円(ストックが多いので大凡)
 タイヤチューブは、完全やり直し。26インチの1.25のもの。フロントホイールはMeridaのエントリーMTBのものでプラグは英式。リアホイールは旧いGIANTのMTBについていたもので、今は見ない7s甩だったが、腐ってもスプロケット対応で仏式バルブ

④ハンドル、ステム...............................................................0.1万円
 ハンドルはオリジナルはライザーバーハンドルだったが、よりママチャリ様にしたくてノースロードハンドルを中古で探してきた。まあ、画像で確認いただけると思うけど、「どう見てもママチャリです。本当にありがとうございました。」感が凄い。

⑤サドル .......... 0.05万円
 ここまで行くと、サドルも中途なのは良くない。スプリングが効いてるママチャリのものを中古で入手。こういうのは、複数の自転車屋さんのマスターと知り合いになっておくと良かったりする。なんか熱に浮かされたようなにいろいろしゃべくりまくって、面白い奴だって思ってもらえたら、勝ったも同然。

⑥ペダル ............................................................................................... 0.12万円
 オリジナルはよく見る金属板構造のもの。まあ、漕ぐ場合、ペダルにはつま先を当てるべきなのだが、べったり足をおいても安心感があって、薄い靴底でも痛くないものを探して、MTB用の物を安価で購入。

⑥安全増備 ............................................................................................... 0.4万円
 ママチャリにとって、購入時からロックとライトは水と空気のごとく。内装型発電機で、電池切れ無しみたいなのも普通。今回のように前輪クイックリリース機能を活かそうとすると、そうも行かない。いちいち結線をブラグにしておいて外したり嵌めたりすることも考えたが、暫定案で、単三電池2個でかなり明るいAKSLENのこのモデルを嵌めてある。集光や光漏れ低減のためのレンズカット技術などはCatEyeより上だと思う。エネループ&充電器で廻すのが面倒と感じるのは、ママチャリ使用を標準とされる人には普通だと思う。その割に、整備、保守が悪いのか無灯火の学生ママチャリはものすごく多い。夜間のチャリ移動で、最も怖いのが無灯火の自転車。

AKSLEN(アクスレン) AKSLEN GT04(HL-190) 自転車用ライト

AKSLEN(アクスレン)

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この製品は、使用レポートなどもちょくちょく見るが、ちょっと興味が湧いた。後付のハブ横につけるダイナモ。フロント外すことがあんまりない、フォールディングバイクなどには良いかもしれない。
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 香箱組んだチコ卿の監督のもと、改造の途中経過で撮影しているので、現在の状態は一番下の画。

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 ハンドルとサドル替える前、ちょっとグラベルで磨崖仏のある岩壁のある所にまで上がった。やはり細身のスリックはちょっと不安があるのでここまで。
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 水の張った田んぼをバイク担いで横断したら、抜けられたが、足回りが悪かったのでやめた。ママチャリと違って12kg程度の車重だと、シクロクロス的に担いで歩いたりもできる。体力付けたい人はシティサイクルで。
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 ここに、こんなのがあるって知らなかった。周辺の磨崖仏より分かりやすい。そばには何のパネル説明もないのが、むしろいいかも。

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 チャリンコ組み終わって、チコ卿にチェックしてもらおうと見せていたら、彼が着いて来いというので着いて行ったら、いつものご近所のお宅だった。

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 「ターゲットが潜伏している可能性があるので、ここを探索する。開門!開門!」いや、居ないし、無理だから。

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 ちこ卿は、散水した水でワイルドに喉を潤し、しぶしぶ戻るのであった。
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 で、ちょっと離れた場所に、既に仕留められたターゲットが安置?してあった。ああ、それで、ちょっとプロの本業を思い出して、その気になっていたのか。

 ちなみに、死体になってしまうと同定は迷う。頭の小ささ・耳介、目のバランス(クマネズミ☓、アカネズミ☓)、足の大きさと作り(クマネズミ☓、ヒメネズミ☓、アカネズミ☓)、尻尾の形状(アカネズミ☓、ヒメネズミ☓ 一瞬ドブネズミの幼獣にも見えた)体毛の色(アカネズミ☓、ヒメネズミ)生息場所(ヒメネズミ☓)で、体臭(ヒメネズミ☓)。
 消去法で大きさから野生のハツカネズミと見たが、改めて画像を見直すとそっちで材料いじってきた種ではないので、自信がなくなる。以前、ある研究者から同定済みの野生種がいろいろ送られてきたが、半分ぐらいは同定ミスだったことが有った。ヒメネズミの尿の匂いは独特だが、自分でも、ヒメの亜成獣だと思って捕獲許可のもと、持ち帰ったら立派なアカネズミに育ったことがあるし、クマネズミの幼獣だと思って持ち帰ったら立派なアカネズミに育ったことがある。案外、死体になってしまうと分野の研究材料にしている研究者でもよく混乱する。普段、昆虫などと違って、外部形態の絵合わせではなく、生きて動いているロコモーション、たちずまい等、総合的な情報で同定しているのを自覚する。死体からはその情報が消える。

 畑から住宅地に遠征してきた個体ならそうだろうか。ドブネズミ、クマネズミ等の移動空間である側溝が気になるけど。チコに聞いてもわからないが、この側溝の周辺、ウロウロしていることが多いから、考えると迷う。
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 彼にとっては、捕獲するまでが仕事。後は興味を失う。美食家の彼は間違って食べるようなことは考えない。動物園餌用で、冷凍ハツカネズミ、お宅の猫ちゃんにいかがですかって営業されたことが有ったけど、焼いて味付けしても微妙。
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 監督業とculling業で腹減った。生かつお御代わり。

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 『世界で唯一の猫の監督の元で組み立てられた、片手で持ち上げられるスタッガードフレームクロスバイク改めママチャリ。』ん、長い。
 バスケット付きのバイクってすごく便利なと改めて感じたし、ママチャリのライディングポジションも何か懐かしく新鮮であった。ひとたび鞭を入れると、それなりには走るが、あくまでポタリング向き。軽い車体は決定的にどんなシーンでも楽で、クランクギヤも内側のギヤが一つあれば、登る気にならない坂は、多分なくなる。軽いから振り回して武器にも使えるが、ゾンビの上に乗っけて重しに使うには軽すぎる。
 


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by complex_cat | 2016-05-20 22:51 | My Shot Life | Trackback | Comments(0)

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