
チャリで港に向かう途中の朝の火山島。愛車のK2シクロクロスには、最近フロントフェンダーに
Giant製ARC FENDERを着けた。スタイリッシュで軽くて、機能性も良い。振動が局所にかかるので、取り付けは丁寧に行う必要がある。増し締めしたつもりだったが10kmほど走った地点で基部と先端からそれぞれ1回ずつ脱落した。

片持ちで、格好いい。内側は水切りに最適化した複雑な溝が切ってある。強度はきちんとつければ問題ないようだが、不安なら、ネジ止め用の接着剤(外せなくなるわけではない、振動で緩むのを防ぐ)を塗っておく方法もある。
ついでにバーエンドのミラーが写っているが、私にとっては必須のアイテム。チャリンコアスリートとは違って高速ダウンヒルのさなかに自動車に肉薄されたり加速してぶち抜かれたりするのが日常の足としての使い方では常である。後ろをついてくる末っ子の状況をギャップの酷い坂を走っている時にちら見したり、これがなければ、凄く不安になる。
私は中古のSuzuki Acroos、KawasakiのZZ-R(初代、二代目)を乗り継いで、長くそっちの方のバイクにお世話になっていた故、チャリ、バイクとも首を動かしての後方チェックは基本であり、且つミラーも使って二重に後方、周辺をチェックできる手順が有って当たり前だと思っている。ともに二輪なので自転車だとミラー着けても後ろ見難いとか、なぜか、全然違う理屈が発生するから「ロード乗りの人」の世界はとてもユニークだ。スタンドどころか防犯登録シールを含め、何も足さないカタログ通り、自転車競技スタイルのままで走る必要のある人達がおられるのも確かで、公道を走る場合であっても、こういう安全装備の扱いはどうも難しい世界のようだ。個人の勝手なので最終的にはそれでいいと思うが、理屈をテキスト化すればするほど、自分で首を絞めるんじゃないかなと思ったりして見ている。いつもお世話になるマイスターも、後方は二通りのチェックができた方がいいに決まっていると言っておられて少し安心した。私の場合は悩むことは全く無い、今のテクノロジーで作られたものにただ恩恵を受けたいなと思っているだけのユーザーだし、使い方はただの実用車だから。