チコの検診日は落ち着かない。とりあえず、彼に腹ごしらえさせて、私も適当につめ込む。最近この手(チーズ、ポーチドエッグ、バジルペースト&胡椒で味付けで4分で完成)の適当オープンサンドか、中身がこれと同じのホットサンドで朝食を済ませる。
彼の状況を見て、一ヶ月以上、通院しなかった。主治医の先生もチコの様子を見て「お、思った以上に調子いいですね。今日は血液検査は良いでしょう。」となった。
抗生剤その他3本とその他レーザー治療。それでも、体重は200g減少。丁度5kg。特に下半身、後肢周りの筋肉がまた落ちてきた。年齢だからしょうがない部分もある。チコにハードな手術を二回もしてくださった奥さん先生をチコは好きなので、友人の家に遊びに行くのに近い感覚で居てくれないかなと思ったりしている。まあ、甘いのだけれど、きつい治療はないのでそれほど大きなストレスにはなってないと思いたい。
何故か、通院の後は、長男の部屋に行く。畳の一部は、彼が幼いとき爪とぎしたまま。
調子が良くなったというか、今回それほどまで不安要素はなかったので、ここ一ヶ月はこんな感じで出かけていくのを見守っている。テリトリーは極少。いまのところ、たまにレンポウが通り過ぎて行く程度。リスクのかかる個体も現れないから良しとしている。
朝、出かけて行って一旦昼前に帰ってくる。今から温度が上がるから、そのホウガ良いと思うのだが、一日外から戻らない日も多い。直射日光に晒されないコンクリートの上とかで涼んでいる。 ブラッシングは好き。デモ、じっとしていない。
ナッチ(奥)&ユッチ(手前)シスターズがチコを見ている。珍しく同じテーブルの上に乗っていた。片時もそばを離れない仲良し姉妹が、袂を分かつというのも、野外の野生個体だったら、母親から娘二匹がテリトリー分与されて、後は、まったく出会わずに避けるように一生を終えるみたいなのを考えれば、そんなに不思議なことでもないのかもしれない。部屋飼いで高い遭遇頻度を彼女たちがコントロールできなければ、もう少しなんとか折り合いを付けていけるのだろうけど。
餌資源や配偶資源の問題では、ここまでお互い距離を置く関係になったわけでは無いだろうから、心理のある哺乳類故の面白さ。今はそれなりになんとかやっているが、お互い目も合わせない。