![再冒愚ブルース〜破損ー修復記 #2_b0060239_19403221.jpeg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201608/21/39/b0060239_19403221.jpeg)
入院3日目。病院食はこんな所。レストラン、食堂を持たない病院のそれとしては、美味しく完食できるのでそれで十分とする。
病魔と闘うわけではないので、手術前、手術後の痛みとリハビリの苦痛に耐えるぐらいなのだが、それでも既に大分、メンタルが落ち易くすぐに眠くなる。一方で、深夜に目が醒める。Mac Book Airごと持ち込んだ解析スクリプトの開発や、その準備に手がつかないでいる。お江戸の某協会にお江戸まで来て指導してくれと言われている解析手順の準備もできていない。
怪我への保険関係や健康保険給付関連は、メールで家に飛ばして、長男に打ち出してもらったり、ワイフに任せたり。何れにせよ、あまり頭が回らなくなっていくような気だるさを感じる。
同室の高齢者の方は、長期入院の高齢者、ジェントルで気の良い人で助かった。
私自身、TVはニュース、BS映画や海外ドラマ以外はあまり見ない人間なので各病室から漏れ響く、野球やバラエティ番組の入り混じった音は、いつもよりはストレスにはなるが、高齢者が多い為、視聴時間は皆さん控えめで、すぐに静かになる。
焦りもあって、少し前向きに、入院生活を考えないと、保たないかも知れないなと思い始める。若い頃と違って、立場や状況の違いもあって、骨休めでもしなよとは自分に言ってやれない。
で、陳式太極拳二路を見直している。特定の段、式なら超慢練で、震脚しなければ、殆ど誰にも気がつかれず畳一畳未満スペースでやる方法はある。上半身を着けられるのは当分先だと思うが、手術後、なんとか肩甲骨周りを早く取り戻さないと。
しょっちゅうフィールドに入ってる身としては、屋久島の画、iPhoneに入ってたなみたいに思うことは、普段はないのだけれど、それも健康時故と思う。
私の不在で、歳をとったチコは、とんでもない時間であっても頑張って起きてくれる次男と寝るようになってるとのこと。ここのところ朝は、と言っても4時前だったりするのだけど、次男を頼りにするようで、補修も部長としての部活もある彼がちょっと大変なのである。
相手の佇まいや呼吸音などの変化を敏感に捉えるネコには、寝たふりは効かないが、起きているのに寝たふりをするのが後めたい者にのみ、特にプレッシャーになる。こういうのチコを見ていて私も学ばせてもらって、息子たちが幼児時代、深夜の急な発熱には、暗闇で呼吸の僅かなピッチの上昇に反応して、ハッと目が覚めたりしていた。ネコか武芸者みたいやードヤって思ったこともあった。それで飛び起きて熱測って氷で冷やしたりしたが、まあまともな医療を親が子供に受けさせられる環境にあっては、それができたからといって、そうは大きな意味を持たないだろう隠し芸。
で、今は自分の発熱には気がつかず、わからない状態。
手術前炎症止め、増やされた。