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Mac Book Air キーボード修理

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MacBook Air 2010モデルのキーの表面が劣化する程度なら良いのだが、幾つかのキーがまったく反応しなくなったり、ボードキャップが外れたり、パンタグラフみたいな微細なメカが破損したり、キーを押しても戻らなくなったりで、まったく使い物にならなくなったので、1年ほどはApple純正のBluetoothキーボードを上に乗っけて使ったりしていた。それ以外は至って調子の良いマシンなので、Snow LepardマシンなのだがIllustratorが動いてくれていてOpenBUGSもCrossOverで走るし、MaxENTもRavenも問題なく動く。Photoshop ElementsやOfficeも購入した分があるので、もったいないのだ。Rやバージョン制約があるがQGISも、長く仕事に使ってきた結果なので、仕事においては不具合が少ない。どこでも解析支援用サブマシンとして、まだまだ、問題なく動くので潰れるまで使いたいのだ。6年前のWindowsマシンって使う気に成らないが、MBAのそれだと、今、使っても違和感はない。二台持ちしても、大した負担に成らない。





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 これが純正キーボードを載せて使っているところ。パッと見、違和感がない。キーボードトップ位置もほぼ同じ。マシンを動かしたり、折りたたんだりしなければ、あまり問題なく使えるのだが、持ち運びの際に専用ケースに一緒に押し込めんだ時にはかなり膨らむし、うっかりキーボードが押されたままだと、気がついたら電池がなくなっていたりするし、使用も可搬もやはり面倒。他のキーボードに比べれば圧倒的にかさばらない故、費用をかけてキーボードを修理するよりはましかなと、ワゴンセールで見つけた知人に1,000円で譲ってもらえたこともあって、その手を選択したのだが、やっぱり面倒。
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 で、最初は、難分解マシンで有名なMac Book Airを解体してキーボードが取り出せないかとやってみたのが最初の画なのだが、どうやってもロジックボードの外し方が分からず、ありこちWeb情報も探しまわったが諦めた。一部、融解させて固定しているかもしれない。因みに、お陰で専用工具を購入するきっかけとなったわけで、結果バッテリー交換もSSD交換も、それに比べれば屁のように簡単だということがわかった。MacBookAirは二台持ちなので、その時が来たらまたやるかも。この2010年モデルは、もはやApple careなどで金をかけて補修をするようなマシンではないと考えて、自己責任修理交換モードに入っている。6年前のマシンで、現役と考えればCPは悪くない。
 後、6年分の冷却ファンから吸い込んだ人毛、猫毛、頭垢、埃等、ゴミの量は相当なものが有った。開けることが出来て、ある意味良かったとそこでも思った。そんなのも有料でもサービスに出せば掃除してもらえるから良いと考えるだろうか。いやいや、「あれ」を人に見せるってかなり抵抗があると粗忽者の私でも感じるくらい。というわけで、1枚めの画は、掃除も一通りやってからの画である。

 で、どうやって修理するか悩んだわけだが、いつもの力技で行くことにした。どちらにしてもこのマシンには嵌まらないのだが、同年製US版モデル用であるキーボードパーツが安く手に入ったので、これをほじくって調子の悪いキーのモジュールに当てることにしたのだ。キーボード基盤の上には、スプリングの役目を果たすシリコン製のポッチみたいなパーツとパンタグラフみたいなパーツが乗り、その上からキーキャップがはめ込んである。キーボードの基盤自体は、壊れていないのは幸いだった。
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 このフニャッと押しつぶされるシリコンパーツが重要で、通常これの代わりになるものがないので、多分キーボードモジュールまるごと交換になるかなと思った。劣化するとキーキャップを浮かすことができなくなる。USキーボードモジュールからカッターナイフで外して切り出した。これは、劣化した方のパーツ。
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 交換終了。よくよく見ると、かなキー表示のないアルファベットのみのキーキャップが混ざっているのが分かるだろうか。【E】のキーは紛失してしまった。下に並べたものは劣化したものの例。文字が消えるなんてものじゃなくて、ポリマーがすり減ったり溶けたり変な感じになっている。交換したキーはアルファベットのみでスッキリしている。私の場合、どうせ日本語入力はローマ字でしか入力しない。いっその事、USキーボードトップに全部変えようかなと思ったが、キーを外すときにまたトラブルを抱え込みそうなので、調子に乗らず、交換は最小限にした。
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 キーボードは完全に復活し、タッチもいたって快調となった。これで、1年ぶりに別のキーボードと一緒に持ち歩く必要がなくなったし、作業をしながら、キーボードが滑り落ちたり、キーボードを乗っけて使っているのを忘れて、うっかりモニターを畳んで、挟み込んだりするトラブルとはおさらばできた。
 
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 途中で邪魔しに来たユッチ。アタシは今日はご飯を一回も貰っていないという顔をするのが得意で、よく騙される。
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 途中で邪魔しに来たチコ。しつこくパウチものを出すも、本日は、カリカリの日でそれしか受け付けず。検診で主治医の病院から貰ってきた試供品がどれもお気に入り。これを製品の袋買いすると、すぐに飽きて食べなくなってしまう。ワイフと2人で話したが、どうも肉が久しぶりに食べたいんじゃないかなと思っている。

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by complex_cat | 2016-10-10 22:49 | My Tool | Trackback | Comments(0)

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